緊急月間企画
戦え!狂牛病と!


このページは今テロと並んで我々市民を恐怖のズンドコに突き落とす「狂牛病」との
1ヶ月間にもおよぶ長き抗争を綴った真実の記録である
要は狂牛病に立ち向かうため牛肉を食って食って食いまくる
それで狂牛病をあざ笑う。そんだけ

狂牛病(クロイツフェルト・ヤコブ病の一種)牛海綿状脳症 (BSE) とも。詳しくはここから「狂牛病の正しい知識」

戦闘11日目〜危険度最高!ホルモン焼き

今日はわざわざ神戸まで行った

以前から気になっていたウシを攻めるためだ

神戸元町・ホルモン焼きの「岩崎塾」

膝くらいの高さの板のままのテーブルが、ガランとした店先までまで並べられ

いかにも安そうな雰囲気を醸し出している

テーブルの上には「無煙ロースター」の替わりに

カンテキ(七輪)が静かに置かれ、そのひとつずつに炭が真っ赤にイコっている

店内はもうもうとした煙で目が痛くなるほど

確かに満席ではないものの、そこそこ活気のある程度の客入りだった

空いている席を見つけまずは「生中!」

ラッキー! 生中半額デーだ! 360円→180円!! ヨ〜ロレイヒ〜!!

この時点で目的が「食う」から「飲む」へと若干シフトしてしまったことは正直否めない

さあ、ホルモンのオーダーだ!

ちなみに関西圏以外の方は「ホルモン焼き」ってなんだかお分かりだろうか?

決してウシの内分泌液をどうこうするモノではない

いわゆる「モツ焼き」すなわちウシの内臓、臓物の焼肉だ

関西では「捨てる」=「ほうる(放る)」という

明治のころ日本に肉食文化が根ざしたころは内臓は食用ではなく「捨てるもの」だった

すなわち「捨てるもの」=「ほうるもん」→「ホルモン」となったと言われる

「ええと、ミノ(ウシの第一胃)、センマイ(同第二胃)、ハート(同心臓)、マメ(同腎臓)、それから…」

じゃんじゃん運ばれてくるホルモンたち・・・う〜ん実にグロテスク・・・

焼いて食って焼いて食って焼いて食って飲んで食って飲んで食って飲んで!

コリコリした食感がたまらない! 噛めば噛むほどウマイのだ!

しかし残念ながらアゴの疲れが早い

同時に満腹感も徐々にではあるがメーターを上げている

・・・う〜ん、もう満足! おなかイッパイ!

さあ、もういいかな、と何気なしにメニューをもう一度のぞく

あ〜、見逃した!

ウシのなかでも狂牛病の巣と目されている「脳みそ」が、

メニューの隅にぽつんと・・・しかも「刺身」

どうする、食うか?

連れの彼女に一応お伺いを立ててみる

彼女は俺につき合わされ、中一日の焼肉強行軍の割にはよく健闘してくれた

やはり彼女の意見を尊重しよう・・・残念ながら答えは「NO」だった

よし・・・リベンジだ! もう一度もう一度来るからな!

待ってろ! 「脳みそ」!

                            本日の戦果
                       ホルモンてんこ盛り! アゴがつかれた〜



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