緊急月間企画
戦え!狂牛病と!


このページは今テロと並んで我々市民を恐怖のズンドコに突き落とす「狂牛病」との
1ヶ月間にもおよぶ長き抗争を綴った真実の記録である
要は狂牛病に立ち向かうため牛肉を食って食って食いまくる
それで狂牛病をあざ笑う。そんだけ

狂牛病(クロイツフェルト・ヤコブ病の一種)牛海綿状脳症 (BSE) とも。詳しくはここから「狂牛病の正しい知識」

戦闘10日目〜ついに登場!国産黒毛!

昨日は休みだった

久々に自炊にチャレンジ

安くて手軽で日持ちのする・・・あれだ!

かんとう煮き!いわゆるおでん! 君しかいない! I Want You!

そういうわけで焼肉食べ放題で苦しい腹をさすりつつ、

けだるい昼下がりに昼寝もせず、ダイエーへと赴くこととなったのだ

ちくわ、厚揚げ、ゴボ天、じゃこテン、ジャガイモ、大根、こんにゃく、卵、タコ、手羽元・・・

そしてそして今回の主役! 牛すじ様のご登場だ!


(ここからの2行は美川憲一氏の口調でお願いします)
言っときますけどね〜ぇ、串に刺さってすでに湯通しされてるような安物じゃァないわけぇ

国産黒毛なのぉ、黒毛和牛よぉ、ちょっとぉ、わかってるのぉ?



買い物を終え、家に帰り、深手の鍋に水を六分、

昆布のぶあっついところを選んで水のうちから鍋の中に

中火程度でじっくり沸かしながら材料の下ごしらえを

卵をゆでる、ジャガイモの皮をむく、ゴボ天、ちくわ、厚揚げを適度にカット

こんにゃくは指でちぎって、大根は面取りまでして鍋のタギルのを待ちます

さあ、沸いた!

先ず入れるのはなんと言っても「牛すじ様」です

ダシもたっぷり出してくれるでしょう

鍋のそこに沈んでいく牛すじ様・・・ああ、アナタのうまみ、すべて頂戴いたします

続いて残りの材料をすべて入れていきます

ただし、ジャガイモは煮崩れるので、ダシの味が決まってきたころ

そのダシを汲み取り、別の小鍋で炊き始めます

酒、砂糖、しょう油をいれ、調味料とダシのハーモニーが決まるまで

ひたすらコトコトコトコト・・・ここからは決してぐらぐら煮立たせないよう慎重に温めていきます

そう、ちょうど恋を見つけたころのように・・・

そうして一晩じっくり煮詰めて・・・いよいよ今夜だ!かんとう煮で一杯飲ろう!

日本酒の辛口をきりりと冷やしてアツアツのかんとう煮きを鍋から皿へ

おお、おお、なんと柔らかそうな具たちよ・・・

卵の色も薄くしょう油色に染まり、

厚揚げはおいしそうなおつゆをたっぷり含んで「もうどうにでもしてぇ」状態です

ゴボ天、ちくわも大根もジャガイモもなんていい色いい香り・・・

そして、鍋の底からはとろっとろにとろけきった、まるで熟女のように見事に変貌を遂げた

牛すじ様が! ああ、なんと神々しい・・・もう我慢できないっ!

テーブルにつくやいなや牛すじ様に箸をさす・・・

はらりはらりとまるで着物の帯を解いたようにお肉が剥がれ落ちていきます

もうあとは夢中です・・・

・・・ああ〜美味しかった

牛すじ様のなんて見事なマダムへの成長ぶり・・・

往年の名番組「ノックは無用」の”魅惑の変身”など足元にも及びません「フォンテーヌ!」
(以上1行関西限定です、あしからず)

黒毛和牛の見事な牛すじ様が100g148円だったなんて・・・口が裂けてもいえません


                            本日の戦果
                   黒毛和牛の牛すじ様 100g148円以上の価値アリ!



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