私の挑戦記(プロ野球オープン編)

壱、まさかホントに行くとは・・・

 第5戦のモンキーズカップでは京都交通局の200円バスをけちっていた僕が今回は新幹線代をけちりました。
それでも交通費だけで往復17000円くらい(泣)。ま、2つとも行きたくなったから仕方がない。

 実はここからも行ける、えんだうさんのHP(ここ)にこの大会の告知がありました。それが答えその他全てプロ野球
のみという大会。僕としてもスポーツは好きだし特に小さい頃からテレビその他でやっていた野球って生活の一部
だったときもあったくらい(中学3年のときBWのファンクラブにはいって野球を見まくった)。それがクイズになってどれ
位できるかは期待薄だけど、ま、どんな物かはすごく期待したんです。
 で、えんだうさんの掲示板に『できれば行きたい』と書いたところ、『それならぜひ!』ってことになっちゃった。
正直言って嬉しかったです。僕個人にそこまで言って頂ける方ははじめてだったもので・・・。
 そんでもって「たまに、動く」においてプロ野球オープンの宣伝のつもりではじめた、「私的プロ野球オープン対策」に
ここに来るから結構反応が。これは行ける!とおもって続けたところ、春日誠治さんが掲示板で更に対策問題をやって
くれまして。ここにいたって金欠を押して参加する事になりました。

 

弐、行ってみました

 っつうことで上京。りれみとさん(HPはここ)のお宅に2日間もお世話になって10日の朝9時過ぎに出発。
(りれみとさん、ありがとうございます。おかげさまで久しぶりにいい食事にありつけました。貧乏学生にはありがたい・・・)
目的地最寄り駅・JR武蔵野線北朝霞駅に着いたのが10時40分。駅を出るとスタッフらしい人が地図のような紙を広げて
まっていた。とりあえず挨拶だけは済ませて詳しく場所を聞く。でも時間ぎりぎりだったためすぐに出発。初めての場所で
自信なんて全く無し。ましてや財布の中は残り2500円くらいしかないのにお金をおろすのも忘れるし・・・。
 途中、えらい寂しいところを通りつつも着いたのがちょうど11時。なんか人の出入りがしない感じの建物だった。これだ
と参加者は30人ぐらいだろうか?どうやら筆記で落ちてしまう、といったことはなさそう・・・。と思って4Fにあがると、
15人ぐらいが受付に並んでる・・・。しゃれにならん、主催者の方の弱気の声はどこへ・・・。
どうもそれは主催の方にとっても意外だったらしく(僕にとってはそうでもなかったが)、受付に結構手間がかかったようだ。

 なんのかんのいって100円(や、安い・・・)を払って受付終了。で、部屋に入ってから思った事、
アンケートで「好きな球団はどこ?」っていう項目があったのはどういうことなんだろう?
まさか、敗者復活で使うの?中には
「高橋ユニオンズ」なんて書かれる方もいたもんで。(中にはJCOなんて方も・・・)
更に中を見回してまたびっくり。すでに30人ぐらいが中で待機している。でもその中にお話ができそうな方は残念ながら
いない。これまでのオープン大会で見た事のある方は何人かいらっしゃるんだけど・・・。ま、これは最初っから覚悟の上。
 しばらくして神野さんたちも到着。今日はホントにこのお方が頼り。なんたってクイズは強いわ、知り合いの方は
多いわ、そのおかげでネット上でしか知らない方も誰が誰か分かろうもの。一人でぽつんと座るよりはずっと楽しいし。
それと皆さんすごいなぁ、と思ったんのが、「プロ野球年鑑」を持ってきた人が複数いらしたこと。それで出てくる、いかにも
マイナーな人達を指してそれだけで話が1〜2分は続くという事。とんでもない人の間に入ってしまったものだ。

 予定時刻から30分くらい遅れていよいよプレーボール!で当日のプログラムが配られたのが下の通り。
 予選ラウンド:春季キャンプ(全員→8)   ※なおこの8人は第1回戦をシード。2回戦へジャンプアップ。
 第1回戦:狙え!開幕スタメン(残り→15)
  ※↑以外の人の中から15人、ということ・・・
のはず(伏線あり)
 第2回戦:ペナント開幕ダッシュ!(23→12)
※2組に分ける。つまり各組6人ずつが次のラウンドへ。
 準々決勝:混戦の中を抜けろ!(12→6)
 準決勝:いざ、日本シリーズへ!(6→2)
 決勝:決戦!日本シリーズ!!(2→1)

 ね、プロ野球チックでしょう?内容は追々説明します。

 

参、「私的」は生きたのか?ペーパークイズ

 まずは始球式・・・ならぬ、始Q式。ある人に出てきてもらって、その人に1問1答してもらうというもの。ここまで野球に
こだわる素晴らしさ。そして数日前にインターネットで発表があった通り、予選はやっぱりペーパークイズ。
ただし今回のは記述式だけではない。30問は記述式ではあるものの、20問はなんと三択!これがどういう意味を示すの
だろうか・・。それと三択問題は一度塗りつぶしたらもう変えられないルールのようだ。そう言えば注意事項の1つに
「黒または青のボールペンを使用の事」とある。なにか不正対策なのだろうか?それと、やっぱし出てきた、この注意。
「記述式では東洋人の氏名はフルネームで書く事」とあった。今回、僕が最も心配した事。それは、
名字は出てきても名前が出てこないということ。新聞の記事でもほとんど名字しか出てきませんし。
(「私的」でも名前まで調べるのに裏を取るのが苦労しました)

 で、いよいよ、プレーボ〜ル!ここまで来たら慣れたもの。要するに「はじめ!」と同じこと。
始まって、最初の問題。「金やんの400勝目の相手はどのチーム?」全く分からん(^^:)。仕方が無いので彼の前の在籍
チームの「国鉄」を書いておく。2問目・・・、また勘。3問目・・・、また勘。4問目・・・。もういいって(^^:)
いや、普通のオープンと違って「書く事」はできるんだけど、正解を書けるかといえばそうではない・・・。そんなこんなで
20問を過ぎたあたりからやっと確信を持って答えを書く事ができたのだった。
 31問目からは三択。31問目・・・、また勘。32問目・・・、
あ、あれ!?これ自分の「私的」でも出したところじゃないの?
確か中日の日本シリーズの問題って・・・。
や、やった。ビンゴ!!ということでここは(多分)正解。それで飛んで飛んで
40問目。「日本シリーズで3度の引き分けをしたところ」って、これ・・・。
あ、またビンゴ!!今度は春日さんの応用だ。
確か唯一第8戦までもつれたところだよなぁ。ということでこれも(多分)正解。それ以外はフィーリングという名前の勘。
最後の近似値問題は一応計算しましたよ。権藤さんのイニング数を答えさせるんだけど、60勝40敗としてそれを9イニング
のうち0.7倍として答えが630イニング・・・、だ、だめっぽい。ということで(寛平ぽく)
の〜みそ、バァ〜ン!!

 そしてそんなこんなで15分が経ったところで、「しゅ〜りょ〜」手応えが無いまま休憩へ。
そのあいだに色々と名前と顔を一致させていく。なんか「わざわざ関西から来た」という事ですごい人だと思われている。
間もなくそうではなくて「かませ犬」であることがばれるのになぁ・・・。ここでやっと春日さんと初めて出会う。「ハムキャップ」
はちゃんとかぶられてました(笑)。
ということでその場で知り合った方達と近くのコンビニに。昼飯はカップラーメンだけ。今日はりれみとさんからもらった
パンがあるのでそんなにいらない。

 会場に戻るとお互いにさっきのペーパーを確認し会う。どうも僕の成績はいつもの通り下から数える方が早そうだ(泣)。
ちなみにさっきの近似値問題。どうやら権藤博さんはたった2年間で800イニング近く投げていたようだ。ま、いいや。
僕には
近似値が重要になるくらい真ん中の順位になる事はないし

 

四、順位発表、そして。

 答えを司会の人が一つひとつ読み上げ終えたところで順位発表!!「一位、35点!」ということで春日さんの周りの席が
ざわつく。というのも春日さんが自己採点で35点だったから。こっちもすでに歓声を上げる準備をしていたら・・・・、
呼ばれた名前が違った。その方は矢崎英之さん。それを聞いて今度は「群馬の方々」が歓声。いいところ持っていかれた(笑)。
矢崎さんが前で紹介されたところで2位以下の発表。すると春日さんは2位だった。34点。惜しい。だって3位の方は29点だから
この二人だけは飛びぬけた存在になりそうだ。結局8位までに僕の名前は無し。これは予想通り(自爆!)。

 そして「9位以下の発表!!」   ってそれ、まさか全員の点数を発表するの?そ、それは恥ずかしい・・・。でも無常にも
順位は発表されていく。さすがに点数は言ってなかったけど。さらにはここで衝撃発表が!なんと、
このペーパーで予選落ちが出るらしい。そ、それは、(ダチョウ倶楽部風に)聞いてないよぉ〜!!
こまった。さっき神野さんと話したときに全員予選通過を前提として第1回戦の人数を12〜13人と予想したのに・・・。
そんな事を思っているのは全く無視されてどんどん順位が発表されていく。37位○○さん、38位○○さん、39位○○さん・・・
と、僕の名前はない。『やっぱし、昨日に時点で運は使い果たしていたのか?』(注1)そんな事を考えながら第40位の
発表、もちろん僕の名前は無かった。しかしここで異変が。
どうもその方がいないらしい・・・。どうしたんだろう?おいおい、
こっちは気が気ではないのに・・・。するとこんな声が。
「もう帰ったらしいぞ」ということでこれより下の人の順位が
繰り上がることに。すると直後の41位の発表。
「関シローの阪田さん!」
へっ?僕なの?とたんに周りから拍手・握手攻め。わー、なんていい人達だ。な、涙が・・・(さすがにこれはウソ)
42位が発表されたところで「ここまでが予選突破です」と無常の発表が。よくよく考えると2つのプロ野球オープン対策が
結果的に効いた訳でやっぱしこういうものは
勉強してから行くもんだ!と思いました。

 ということでめでたく第1回戦に進出。ルールは2○1×。但しペーパーで9位から23位までの人には2○2×となる。
で、失格となった場合の表現がまたいい。
戦力外通告だって。ツボ突いた表現だ・・・。
 ここは3つの組に分かれる。僕は第1組には呼ばれなかった。ということで様子を見よう。
するとどうだ。やっぱりというか、
名字は出るが名前が出ないが続出。という訳でこのラウンドあたりだと
決して早く決まる事はなさそうだ。しかも11人中5人が勝ち抜ける。慌てる必要はなさそうだ。

 第1組の5人が決まったところで第2組。ここで僕の名前が言われる。順位が41位(繰り上がって40位)ということで1×で
即失格になる。座席は観客に向って一番右。僕にとっては一番左。
 始まってみるとみなさん指が早い。特に2×しなければいい筆記上位のかたは強い。そんなこんなで勝ち抜けされる
方がでたところでこんな問題。「過去、名球会に入れた投手の中で警察に捕まった人は二人・・・」ここで押す事に決めた。
ぽーんと押す直前に更に神風が。「・・・、一人は賭博で捕まった東尾・・・」。やった!ここで確信がついた。「江夏豊!」
やっと1ポイント。ふ〜、これでデラウェアの二の舞はなくなった・・・。だって、この江夏豊、前日のオフ会の飲み会で
「なおちゃんさん」(どういう方かって?ある所に行けば分かります)が「この人、静岡刑務所にいたんだよなぁ」って
話題にされていたのです。ホント、ツキがありまくり(^^:)。
 そのあとは一進一退の展開。4人目に勝ち抜ける方が出てからはスルーになったり、「あ、押し負けた!」と思ったら
押した人が誤答で飛んでしまったり(しかも僕も間違えていた)。と大荒れの展開。残り座席はあと一つ。と、ある問題が
出た。よくは分からなかったけど、戦争前後は現役の選手MVPもとっていてしかも「近鉄」で「監督23年」・・・。
よし、ここで押そう!ポーン!

司会者「さあここで決まったか?阪田さん!」
阪田「・・・・・・・・・・・、西本幸雄!」

 観客からは「あ〜」というため息。ありゃ、違うの?無常にも「ぶー」という音が。問題の続きが言われて
いる間、しばし後悔。たしかに西本さんが監督を23年やっていたとは思えんしなぁ。
ということですごすごと退場。拍手付き。皆様、ありがとう。でも、トホホ・・・である。
 ところで、教室を出たところでスタッフの人らしい方が僕を呼び止める。「誰かいな?」と思ったらその人がえんだうさん
こと遠藤和浩さんだった。いやはやこんなところで挨拶を受けるとは。僕としてはここまで行けて満足だったので
(ここをご覧の関東の皆さん、私はせいぜいその程度です)、「ありがとうございました」と挨拶。向こうも嬉しそうだった。
それだけでもここに来た甲斐があったというもの。とりあえず向こうはこれからも仕事があるという事で僕の方は元の
座席に。帰ってくるとさっき、僕がトンだ問題の答えが「鶴岡一人」であることを知る。なるほど、南海ホークスの長期
政権の人か。それだと納得。確かにあの人なら23年やっていても分かる気がする。南海については野村監督の頃は
ちょっと勉強していたんですがねぇ。
 そのあとになって僕が一番最初に押せそうな問題が続けて出た(「亀山努」など)。しかし後の祭り。でもどうせ
鶴岡監督が答えなら誰かはしっかりと正解させるだろう。みんなリーチの状態だったわけだし。

 この今日のさんきちの状態はどう表わしたらいいのかなぁ。さしずめ、
若手の2軍選手が見出されて1軍キャンプに呼ばれたもののやっぱし駄目だった状態
江夏が大リーグマイナーキャンプに参加。メジャー昇格の希望に燃えながら戦力外通告。
こんな感じでしょうか?ま、しゃーない・・・わけないよ。ペーパーはともかく早押しは多いに反省ですなぁ。

 そのあとで第3組も終る。神野さん始め慶応勢は全滅。こんなところで全滅するのは久しぶりで記憶に無いとの事。
う〜ん、残念。。

 3組おわった後で敗者復活戦。予選順位がその人のくじ番号になりそれを引き当てられた人に1問1答。正解すれば
見事に復活・・・だったんだけど、僕の番号(41番)の隣の人は呼ばれても結局僕の出番はありませんでした。

 

五、プチ記録&観戦記

 この後は簡単に。というよりもほとんど春日誠治さん応援コーナー(爆)。

 2回戦は10問限定多答クイズ&ボードクイズ。全体に多答クイズをだし一番多い解答をした人達に次のボードに
参加できる。そこで正解すればさっきの多答クイズで合った解答者の分だけポイントになる。ここは2組に分けて行われた。
 第1組はボードクイズも結構まとも(らしい。他の方曰く。僕にはさっぱり区別つかん・・・)。皆さんポイントもそれなりに
稼がれる。しかし皆さんも多答クイズには苦労された。問題そのものよりも「他の人と合わせる」のに苦労された。
僕らの方も解答者が「合わせる」方に走る為(そうでもしないとポイントが入らない)、なかなか解答者の解答を笑えない。
いや、デラウェア第4ラウンドのような事にはならない
(こちらを参照)、ということです。失礼しました・・・。
 そして第2組に春日さん登場。でもとたんにボードクイズの傾向が変わった・・・。しかも春日さん、最初の多答クイズが
とれない。かつての「マジカル頭脳パワー」でもそうだったんだけど、やってる方からしたら「必死に合わせようと」して
いるんだけど、それが合わない。それがこのクイズの面白さなんでしょうけど。しかも自信を持って出した答えが異様に
マイナーだったりしたら観衆は爆笑。笑っちゃうと失礼なんだけどつい・・・。
 しかし最後は春日さんも他の人と合わせる事ができるようになって勝ち抜け。ここで最もかわいそうだったのが「多摩
プラーザ」所属の木戸さん。合わせようとしてもなぜか合わない。特に「日本でプロ野球協会ができた時、最初からあった
チームは?」で「阪神(大阪)」と書いたところ、他の人全員が「巨人」と書いたところ。あれはかわいそすぎ。さすが関東。
これが関西地区なら・・・。でも木戸さん、思いっきり笑わせて頂きました。ごめんなさい・・・。
 でも「複数回ノーヒットノーランをした選手」で沢村栄治よりも広島・外木場投手の方が多く解答されるのだから疑心暗鬼
にもなるわなぁ。

 準々決勝は20問限定早押しボードクイズ。ま、基本は他のと同じ。但し後半になればなるほど「押した」時のリスク・
リターンが大きくなるのがポイント。12人中、勝ち抜けは6人。
 このクラスになってくると「高校名」だけでボタンが押せてしまう。「ドラフト入団年」が
出ると完璧、というレベル。で、僕も近くにあった、「プロ野球年鑑」で調べるがなかなか作業がはかどらない。
ということで神野さんに渡す事に。するとすぐ調べられちゃう。やっぱし予備知識は必要なのねぇ(^^:)。
 ここでも春日さんはきっちりとポイントを獲得・・・、だったのだが19問目、この時点ですでに勝ち抜け確実だったのに
早押しボタンを押した!しかも少し自信無げに。ここで間違うと最下位に転落。多分ここで負けちゃう。
でもこの方、ただ者ではなかった!見事に正解。結果的に楽楽トップ勝ち抜け。

 準決勝は40問限定早押しクイズ。前のラウンドのトップに70勝が与えられそれから順に69勝、68勝となり下位3人には
67勝が与えられる。で、1回正解毎に1勝が与えられ、75勝になれば決勝進出(40問までいっても決まらないときも終了)。
で、大切なのはお手付きすると次に誰かがお手つきorスルーになるまで解答権剥奪。これはきついかも。
 さすがにここまでくると(さっきからこの台詞ばっかし^^:)皆さん、さすが。スルーが思ったよりもでない。となると一回
でも誤答をすると後が大変。一番アドバンテージがあったはずの春日さんもそのルールに苦しむ。その間にペーパー
トップの矢崎さんが勝ち抜け。あとはリードする春日さんを駒形さんなど2人が追う展開。しかも問題制限数にも迫ってきた。
そして39問目、二人を振り切って春日さんが二人目の枠を獲得。もう疲れきった表情だったのが印象的でした。

 決勝戦は5問×7戦(セット)プラス1セット限定の早押しクイズ。5問終了時点で正解数の多い方が1セット獲得。
同じ解答数の場合は「ドロー」となり延長戦(6問目)無し。「4セット先取」または「7セット終了時に多く取った方」優勝決定!
もしそれでも同じセット数の場合に限り8セット目あり(これが「プラス1セット」のこと)。それでも決まらないと両選手優勝。
 ここまで勝ち残ったのがペーパートップの矢崎英之さんと2位の春日誠治さん。結果を見れば「やはり」かもしれないが
過程を見てきた僕たちからしたらそればっかりも言えない。それ位(すでに)面白かったかも・・・。(以下、一部敬称略)
 まずは第1セット。矢崎1−春日2(1スルー)の状態から矢崎さんが追いついてこのセットはドロー。
これが効いたのか、矢崎さんは次のセットを取る。しかし第3セットは何とか春日さんが返していった。
そして第4セット。矢崎さんが1ポイント取ったものの、さすがに決勝は問題レベルが高いのかスルーが大目。3つスルーの
あとの第5問目。ここで春日さんが取って今回2度目のドロー。
 これが決定的に効いたのか?次の第5戦(セット)では3-1で春日さんが取る。第6セットに入っても春日さんの勢いはもう
止まらない。2問連取した後、決勝戦通算28問目、
「問題、プロ野球史上唯一、2試合続けて暴力により退場した/選手」(注2)
司会者「春日さん!」
春日さん「デゥーシー!!」
司会者「決まったァ!」

 これで終った。春日さんの優勝。おめでとうございました。長く日ハムのファンだった甲斐があったというものです。
一通り表彰その他があって終了の挨拶。スタッフの方、お疲れ様でした。ちなみに決勝戦のスコアは下を参照。

  矢崎英之さん
(ペーパー35点)
春日誠治さん
(ペーパー34点)
スルーの数
第1戦     2     2   1
第2戦          0   1
第3戦     1        2
第4戦     1     1   3
第5戦     1        1
第6戦     0        0 

                                      3勝1敗で春日さんの勝利
 
 全てが終った後で神野さんや途中から見に来たというきんりゅうさん(神野さんとこのHPによく出る方)などと下に降り
雑談。で、それだけじゃあもったいない。ということで
春日さんを胴上げする事に。
これをもってプロ野球オープンのフィナーレは考えられない。重いも恥ずかしいも何もやることに。僕は写真係で(爆)。
まずは6人で、しばらくしてスタッフも来たのでその人達も合わせて春日さんを胴上げ。1ヶ月後には僕のフィルムの
中に春日さんの写真が収められて・・・いると思います。多分・・・・・。

 スタッフの方を待ち伏せした理由は一緒に飲み会をする為。スタッフの方も快くオッケー。ということで地元の駅近くで
飲み会。でもここで大問題が。なんと、
僕の全財産、2500円しかない・・・・。   あらかじめ用意しておけよ・・・。

 慌てて駅周辺の銀行を探すがなんせ日曜の午後6時過ぎ。ATMはあっても僕のカードは某関西地方銀行の分しかない。
しかもそれでは金が出てこない時間帯だったのだ(泣)。もうだめだ、せっかくの機会が・・・。
 こうなれば最後の手段。郵便局カードの「セゾンカードサービス」を使って金を借りよう、そう考えた。
とりあえず普通に「あるはずの無い」普通口座で金を下ろしてみる・・・・、あっさりお金が出てきた。今日の朝には800円しか
なかったのに・・・。ありがとう、お母さん。

 お金がおろせたところで皆さんと飲み会の会場へ。スタッフ合わせて50人ぐらいのなかでここにいるのは20人。これでも
多い方だそうだ。神野さん以外はまともに話す事自体が初めてだったけど楽しかったです。しかも安くついたし。
ホント、いい時間を過ごせました。皆様ありがとうございました。

 えんだうさん、神。さん始めスタッフの方、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。こういう一つのジャンルに
絞ったオープンもやっていける、というのは示せたんじゃないでしょうか?観客の盛り上がりを見ると。特に終ってから
「次回はいつなんだ?」というのをスタッフの方に聞いているのを見るとそう思いました。
 ただし、一つばかり苦言を。それは解答を聞いて観客が盛り上がったところでそれを切るように次の問題に入った事で
しょうか?いや、基本的には見る側、つまり僕たちが悪かったと思います。しかし、ちょっと気になったところもありました。
というのもせっかく静かになってきて、「さあ問題!」ってところでなかなか始まらない。どうも打ち合わせがうまい事いって
ない様に思いました。それが最初の人数が予想以上に多いときではなくて人数が規定通りだった準決勝あたりでしたから。
ま、そのくらいでしょうか?僕らのマナーに問題があったのは事実ですし。
 でもそんな苦言なんて打ち消せるくらいだったと思います。たしかに「すぐ第二回をやってくれ!」といわれても正直言って
つらいでしょうけど。

 

 あと、特にここで春日さんにお礼を言わなければいけません。春日さんのおかげでぎりぎり予選突破(しかも筆記)できた
わけですし、そして春日さんはとある家で対策を既にやられた中で僕の掲示板にも問題を分けて頂いて本当にありがとう
ございました。ここからではありますが御礼申し上げます。(あれだけ問題をこなしたら結果もついてきますって。)

 

以上、一応いっきに完結。

(注1)前日の千葉オフのクイズ大会で見事に優勝したんですわ。皆様から素晴らしい賞品。特になおちゃんさんからは・・・。
   ちなみに当日荷物が多かった(特に紙袋)理由はこの賞品であふれかえったからです。

(注2)また事実誤認をしてしまいました。問題文を間違ってました!申し訳ありません。
   正しい決勝問題は
   「問題、プロ野球史上唯一、2試合続けて暴力により退場した/選手」です。
   ちなみに「○○年、日本ハムに入団したものの、さっぱり活躍せず、ダメ外国人の典型/」は準決勝に出された
   問題でした。(答えはマッキントッシュ。つまり僕のメモの取り方がいけなかったわけです。

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おまけ。

 

ところで、これまでに出した「私的プロ野球オープン対策」をおまけとして下に載せます。

 

 私的プロ野球オープン対策第1回
今年はこのまま行くとダイエーと中日が日本シリーズに行きそうです。この両チーム、ご存知ではあるでしょうが
「首都圏ではない地域のチーム同士」です。ではこのような「首都圏には関係の無い日本シリーズ」、一番新しいのは
いつの日本シリーズで、対戦相手はどことどこでしょうか?
1984年、阪急-広島戦

私的プロ野球オープン対策第2回
ではその1984年の日本シリーズ、対戦成績はどうだったでしょうか?
広島の4勝3敗(または阪急の3勝4敗)でした。○×○○××○です。
その時の監督は広島が古葉竹識(こばたけし・字に自信が無いです)、阪急は上田利治(うえだとしはる)でした。

私的プロ野球オープン対策第3回
ではずばり!その年の日本シリーズのNVPは誰でしょうか?フルネームで!
正解は長嶋清幸(ながしまきよゆき)選手

私的プロ野球オープン対策第4回
今日めでたくパリーグの優勝を決めたダイエーホークス。九州の球団としては36年ぶり、ダイエーの前身・
南海ホークスから数えると26年ぶりの優勝です。ではその時の監督をそれぞれ答えてください。
第4回の正解は36年ぶりの方が西鉄ライオンズの中西太監督、
             26年ぶりの方が南海ホークスの野村克也監督
  

私的プロ野球オープン対策第5回
1971年(昭和46年)に東映に入団。背番号は45。しかし翌年に南海にトレード。そこで才能を発揮し
1973年には日本シリーズにも出場。以後、1976年に阪神へトレードの後、1981年、「ベンチがあほやから」の
発言を残して退団。以後、バラエティーにも出るかたわら、「プロ野球を10倍楽しむ方法」という本がベストセラー。
1992年には参議院比例代表区にスポーツ平和党から出馬し当選。
現在はプロ野球の解説者のほか、民主党参議院議員として活躍するこの人は誰?第5回の答えは江本孟紀(えもと・たけのり)

私的プロ野球オープン対策第6回
日本の球界で最も多く登板したピッチャーは誰でしょう?第6回の答えは米田哲也

私的プロ野球オープン対策第7回
これまでさまざまな「アベックホームラン」がありましたが、1968年の巨人・王&長嶋と1985年の阪神・バース&掛布、
より多くアベックホームランを記録しているのはどっちでしょうか?
若者にとっても中年にとっても懐かしい問題、どっちが多いのでしょうか?答えは「バース&掛布」の方が多い

私的プロ野球オープン対策第8回!
今日は中日ドラゴンズが11年ぶりのリーグ優勝を果たしました。では過去中日が1度日本一になったのはいつでしょうか?
正解は45年前、つまり昭和29年だけでした。

私的プロ野球オープン対策第9回!
『ずばり、開幕投手を最も勤めた投手は誰でしょうか?』ちなみに2人いますよ。
第9回の答えは金田正一と鈴木啓司でした。

私的プロ野球オープン対策第10回!
ずばり!連続試合安打記録を持つ選手は誰?
答は1979年、広島の高橋慶彦(33試合連続)。パリーグ記録は長池徳士の32試合。