関東と関西のスポーツ新聞を比べてみた。

 

 はい!という事で3月上旬、実家に帰っておりました時にふと思い付いたこの内容。これができるには当日中に
関西-関東間を移動できる事が条件になります。普段なら青春18きっぷとか夜行バスとかなんですが、今回は
朝、新幹線で移動したので同日のスポーツ紙を買う事ができました。で、どの新聞を参考にするかなんですけど、
大スポと東スポという選択肢も考えましたが品性が問われかねない、と思って(僕もそれ系のは好きじゃない)
3月6日付日刊スポーツで比べてみました。

なお、一つは朝10時過ぎ立川駅で買ってきた「本社」のもの(第7版、ページ数32)

もう一つは夕方4時ごろ、新大阪駅で買ってきた「大阪本社」のものです(第13版、ページ数28)。御参考までに。

 

一、一面(トップ)記事

【東京本社】 中田救った (サッカーイタリアリーグセリエA:ローマ-トリノ)

【大阪本社】 タラスコ初V弾 (野球オープン戦:阪神-オリックス)


 最初に言っておきますけど、この頃朝の番組でスポーツ紙の一面を取り上げる、というのがありますけど、
ほとんどは(東京)本社の一面です。ということは他の地域の一面は全然違う、という事です。特に関西(苦笑)。

 この事を6日の一面でも端的に表わしていますね。別にこの日に限らず関西ではこの時期でさえ阪神戦。
まあ阪神ファンにはたまらないんでしょうけど、スポーツ紙って野球新聞じゃないですよねぇ。他のスポーツは
どこへ行ったんでしょう?そこら辺はまた追々。

 それにしても東京一面ではセリエAを取り上げています。でもセリエAって日本時間では確か夜遅くに行われる
はずでは・・・と思って調べると「夜11時開始」とありました。つまり試合終了は午前1時前、そこから作っている
わけです。もちろんあらかじめフレームとかは作られてるんでしょうけど。でも速報性で東京の方が上を行っている
のは事実でした。ちなみに裏一面は「7戦連続先発 」とこちらも速報性に重視を置いている記事でした。
 さすがに関西ではこの記事はゼロ。この部分は仕方ないかな?という気はします・・・。その代わりに持ってきた
のが、「佐々木デビュー」でした。評細解説付きで。野茂とかなら分かりますけど、これにはちょっと意外でした。

 

二、二・三面記事

【東京本社】 二面:タラスコ返礼1号など 三面:長嶋さん予言「チャンプになる」 高橋逆転弾 

【大阪本社】 二面:藤川球児封など   三面:大ハズれハンセル


 さすがに日本は野球大好き。ということでさすがにここら辺は野球記事オンリーでした。
 それにしても大阪は2面でも3面でも阪神ネタがほとんど。2面の下の方に少し阪神以外のネタが掲載されてましたが。
東京でも2面に阪神ネタがきていますが、野村監督の話題ならともかく1選手となるとこれは珍しい方。それほど
大事だったんでしょうか?まあそんな事を言っていると「長嶋さん予言」も(ファン以外には)どーでもいい事かも(^^;)。
 あと、両紙とも4,5面までプロ野球でした。まあスポーツ紙を読む世代がオヤジ連中ですからね。

 

三、サッカー記事

【東京本社】トップ(中田)、最終面(城)、第7面(広告は3分の一あったけど)

【大阪本社】第6面だけ(しかも6面は広告が下3分の一以上あるし他のスポーツも混合・・・)


 多分、関西・関東で最も差が出ているであろう部分はココ。

 

 

 

四、競馬記事(東京では16,17面、大阪では15,17面)

【東京本社】一気皐月賞候補ゼノン圧勝 田原嬉し初重賞

【大阪本社】フサイチゼノン皐月賞主役だ

 この部分はほとんど一緒でした。といっても見出しぐらい。中身は結構違いました。
 しかしこれは仕方ないと思います。

 

五、文化・芸能記事

【東京本社】

【大阪本社】

 さ

 

 

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