信州ツーリング 3                     1995.7.21〜7.24 

1995年7月23日 

7:00起床、相変わらずどんよりとした空模様である。出発までの間に護岸にテントを広げて乾かす。朝食は今回も持参のコーヒーとパン。コーヒーはあらかじめミルで2人分を挽いておき、アルミフォイルに包んでおく。キャンプでもドリッパーで飲むコーヒーは最高である。
テントも乾き急いで撤収にかかる。出発までの間にJK2IXZと430で交信する。昨日新穂高ロープウェーに登ってきたところだという。これから我々が向かうことになるので、様子を聞いておく。
9:30新穂高ロープウェー駅に着く。早い時間帯にもかかわらず観光客は多い。しかしこれに乗っていたらかなり時間を食うことになるので、残念ながら駅前で温泉卵を食して辞退する。コレステロールを気にする私は1個、上江洲は2個も食べた(@-@)。

新穂高ロープウェイ前


これから平湯温泉へ引き返し158号を飛騨高山へ向かう。高山市内には11:00に到着。どうも梅雨明けのようだ、おてんとさんが高い。かつて信州の交通の要衝で幕府が信州を治める重要な位置を占めていたという飛騨高山。歴史の遺産が多い。またそれに比例して観光客も多い。我々も例に漏れず高山陣屋を見学する。

高山の美人

高山陣屋

誰を撮っとんじゃ!


さて、高山まで来たのだから少し足を伸ばして歴史的建造物群の飛騨白川郷へ寄ろう。158号清見村から北上しようとしたが、県道が通行止めとのこと。白川村へ行くには荘川村から156号を北上するしかない。これだとこれから帰路に向かおうとするのに逆方向に行くことになる。白川郷はまた今度にしようとお互い合点して、ハンドルを西に向け蛭ヶ野高原に向かう。

蛭ヶ野高原はかれこれ20年ほど前に夏期のゼミで合宿したなつかしい避暑地である。当時の記憶はほとんどないが、なだらかな高原で気温も低く夏場の格好の行楽地である。トイレ休憩を済ませ、156号を一路南下する。

16:10郡上八幡のコンビニで今夜の食料を買い出しする。
ガイドブックで今夜の宿を物色し、宅毛キャンプ場に予約を入れる。
17:35宅毛キャンプ場着。民宿に毛の生えたような旅館の横にキャンプ場がある。風呂は旅館で入るが、一応露天風呂になっている。

テントは我々以外にサイクルツーリングの学生?が一人。馬力が人力だけあって、7時には寝ていた。我らは例によって今回最後のテント泊で大宴会をする。

走行距離 219km