青森千人混浴風呂ツアー その7

三内丸山遺跡失意の中、酸ヶ湯温泉の隣で昼飯を食べ、またバスに乗り次の目的地、三内丸山遺跡へ。
言わずと知れた東北地方でもっとも規模の大きい縄文初期の遺跡資料館です。
江戸時代から発掘作業が行われていた著名な遺跡だそうで、近年県営の野球場にする計画が持ち上がるとマスコミや住民に保存運動が高まり、野球場建設は取りやめになり、現在のような立派な資料館と当時の住居を再現した遺跡公園として保存されるようになったそうです。
青森県人の識見の高さをうかがい知るところです。

掘立柱建物遺跡公園に再現された掘立柱建物。
教科書でしか見たことがありませんが、そういえば奈良の正倉院もこんな造りだったのでは…
それにしても、こんな寒い地方にも古代の日本人が生活をしていたとは、ただ驚くばかりです。

資料館公園内にある資料館。
発掘した縄文土器を復元して陳列してあります。おびただしい数の土器が出現したそうで、しかも保存状態も良かったようで、たくさんの土器、石器などを見ることができます。
たくましい縄文人の生活力をかいま見ました。

青森空港で乗る飛行機16:10青森空港へ。
離陸の18:40まで、これまた2時間あまり時間をつぶさなければなりません。
JCBの無料喫茶店でコーヒーを飲み、土産物店を散策して、畿内で食べる弁当を買っていよいよ青森とお別れです。

伊丹空港上空20:20、無事伊丹空港着陸。

筆者にとって初めて青森の地を訪れたこのたびの青森浅虫温泉、八甲田山登頂、三内丸山遺跡見学ツアー。
駆け足のツアーとはいえ、中身の濃い旅ができました。雪がない季節ならもっと移動できたでしょうが、八甲田の樹氷も見れたし、満足の二日間でした。
幹事さんにお礼の意を表して、今回の旅日記を終わります。

読者の皆さん、手記中に不都合な点がありましたらお知らせ下さい。
いつもご愛読有り難うございます。

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