990721 Wed.  Part2

15時過ぎ、去年休憩した鹿追町のレストラン「大草原の小さな家」に立ち寄る。去年上江洲とここでコーヒーブレークして、さぁ出発という段になって上江洲のバイクのバッテリトラブルで2時間もロスしてしまったところだ。隣に住むこのレストランのオーナーのおじさんにバッテリを直結してもらって無事始動できたが、一時はここの空き地でキャンプを決心したものだった。

15時40分、JR新得駅で休憩。建て替えられたのだろうか、こぎれいな駅舎だ。

16時15分、南富良野町のJR幾寅駅

幌舞駅幌舞駅構内


ここはこの夏に上映された「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった駅だ。今回のツーリングの目的の一つがこのロケ地を見ることであった。映画では幌舞駅という架空の名前の設定で、駅の玄関にはロケで使われた「幌舞駅」の看板がそのまま掲げられている。
駅の中へ入ると駅員が一人事務を執っている。改札はフリーパス。ホームに上がってみる。健さんもヒロスエも大竹しのぶもこのホームに立ったんだ。
隣の公民館のような建物には、映画のポスターやキャストのサインなどが掲示されている。撮影の時は出演者の待機所になっていたという。

ロケセットロケセット2


写真のように、駅前にはロケで使われたセットがそのまま残されている。本来は取り壊されることになっていたが、地元の強い希望でしばらく保存されるそうだ。

土産物店

またここを訪ねてくる観光客を目当てにしたにわか土産物屋も並んでいる。しかしとても売れているようには見えない。そりゃそうだ、店番している兄ちゃんの目つきが悪い。
奥が土産物店


                               
                          


幾寅駅前の商店で今夜と明日の朝の食材を買って、一路今夜の野営地「かなやま湖畔キャンプ場」へ。

かなやま湖キャンプ金山湖は人工の湖で、ラフティングや乗馬などのレジャーで賑わっているそうだ。
17時10分、キャンプ場着。入場料500円也。芝のサイトなのでバイクを横付けできない。荷物をほどいてリヤカーに載せテントサイトへ。
小学校の集団や年輩のおっさん達のグループ、そして家族連れなど、平日にもかかわらずテント数は多い。
17時35分、今日も早い夕食の時間。家では毎日8時頃なので、すこぶる早い夕食である。キャンプは早寝早起きが鉄則。そのためにも早く食べるのだ。
今夜のメニューは、即席茶碗蒸し、プチトマト、メカブ、キュウリ、そして即席のカレーマルシェ。ご飯も熱湯で戻す保存食用のご飯である。
しかしキャンプの夜にご飯を食べるのは初めてではないか。
寝冷えでもしたのか、ちょっと風邪気味を意識する。アリナミンを飲ん                        で寝る、20時10分。

今日の走行距離  324.4km


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