1999.4.17 Sat. その2 | ||
国道165号を南下、榛原町を経由して166号、通称和歌山街道へ。これまでは内陸部を横断していたので、今回は南に下って長島町あたりから海岸沿いを走ることにする。
368号から42号へ。時々青空が見えるが、それでも気持ちよい天気ではない。国道42号は交通量も少なくて、みんなびゅんびゅん飛ばす。平均時速80キロといったところか。なかなか快適な国道だ。 紀勢町から国道をはずれてショートカットする。しかしこれがまた厳しい道路だ。つづら折りの峠をかなりの距離を走らなければならない。追随する二人のリッターバイクではさぞきつかろう。 長い峠道をやっと抜け、南島町の国道260号へ出る。海岸沿いとはいってもほとんど内陸を走る国道だ。たまに海岸のすぐ際を走ることもあるが、すぐ山の中に入ってしまう。それに曇り空だから決して景色は良くないのだ。どうもこのルートの選択ははずれのようだ。 南勢町から阿児町へ、いよいよ御座岬が近づいてきた。けれどまだ2時半、このまま御座まで突っ込んでも到着が早すぎる。そこで今回は大王崎へ寄り道することにした。 大王崎の灯台へつながる道の入り口に乾物のおみやげ物屋が目立つ。本来はその入り口あたりから歩かなくてはならないのだろうが、まぁ行けるところまでバイクで行ってしまえと、お店の庇がまるでアーケード状になっている通路をバイクで走る。しかし最初は広かったその通路も、坂道を上り出すと次第に狭くなってきて、歩いている観光客に立ち止まってよけてもらわないと通れないくらいの道幅になってしまった。 土産物屋の主人が胡散臭そうな目で睨み付けている。 なんとかドン付きの灯台の入り口に着いたが、冷や汗ものだった。U氏はさすがに走るのを止めて、途中でバイクを止めて歩いて登ってきたが、F氏と二人はとにかく登り切ってしまったので、U氏も引き返してバイクで登ってきた。 入場料300円を払って灯台のてっぺんまで登る。御座のあたりから太平洋を望めるが、なにしろ曇っているから景色は良くないわい。
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