北海道ツーリング 1997.7.18-7.26 | ||||||
7.22(Tue)
5:25起床。糠平で買ったロールパンで朝食を穫る。周辺に遮るものがないので風が強い。夕べ開陽温泉で洗濯した下着がこの風のおかげでほとんど乾いた。チャリダーのプータロー君は夕べ焼酎をかなり飲ませたので、今日は連泊するとのこと。君らはいいよな〜。 7:30開陽台を出発。北19号道路の一直線の道路で記念撮影。うねった道が地平線まで続いている。
道道975号を右折し標津に向かう。標津町立病院でトイレ休憩。身軽になったところで3度目の野付半島を目指す。天気は快晴、今日も暑くなってきた。9:12野付半島トドワラの入り口に到着。ここからは徒歩になるが、過去2回訪れているのでこの先はキャンセルする。ここで明石から来たというセローマンとしばしお話しする。彼は私と同じフェリーで小樽に上陸し、その後一目散に稚内まで走ったという。そこでキャンプするつもりがキャンプ場が満杯だったため、仕方なく網走まで夜間走行をし、網走駅で同じ境遇のライダーにキャンプ場を教えてもらい短い睡眠をとったという。その日は700km走ったそうだ。彼の無謀を笑えない、その後私は450kmを走ったのだから。彼に羅臼の町営キャンプ場がいいと教えられ、今夜の宿はそこに決めた。
野付をUターンし、国道335号を羅臼に向かって北上する。11:00知昭のまるみ食堂でトド肉定食1,800円を食べる。とにかくスタミナを付けなくては。トド肉は初めてであるが、牛レバーのような味がする。肉質は少し固い。 12:00羅臼町立林間キャンプ場着。時間が時間だけにキャンパーは少ない。サイトをざっと見渡して、ギャル二人連れのライダーの下にテントを張ることに決めた。別にギャル目当てではなく、そこから木々の間を縫って国後島が良く見えるからである。テントを作ってから、溜まっている洗濯を片づけると13:10。さて、これから知床半島の先の露天風呂巡りでもしょうか。道道87号を北上、セセキ温泉の先の相泊温泉を見つける。海岸際にベニヤで覆ってあり、階段を下りると男女それぞれ別れている。が、体裁だけで見ようと思えば訳はない。かなり熱いお湯がコンクリの浴槽の隅から湧いてくる。火照った体を海から吹き込んでくる風に当てると心地よい。
14:30相泊温泉を上がり、その下のセセキ温泉に入る。ここも海岸縁にあるが、先ほどと違うのは岩で囲んであるだけで上の道路から丸見えなのである。そんなことはまるでお構いなし、確かにワイルドな露天である。
15:15セセキ温泉を上がり、元来た道を引き返し途上の光苔の洞窟を見る。確かにぼんやりと緑色に光っている苔を確認した。あの発光は蛍のような成分だろうか? さて、今日も風呂に入って体を清めて、一杯飲んで寝るとしよう。既に二つの露天風呂に入っているが、やはりきれいな風呂につかりたい。しかし町内にはホテルの露天しかないようだ。そこで評判の「熊の湯」に足を伸ばすことにした。ここも無料の露天風呂、来てみるとやはり評判だけあって大勢の人である。お湯はかなり熱め。人気の少ない時に来れば感動ものの風呂であろう。 帰りにコンビニで夕食を仕入れて17:15キャンプ場に戻る。戻ってみると、いや〜結構キャンパーが増えている。
19:40英会話を聞いて寝る。 本日の走行距離 198km |