![]() この巨石はナマズ岩と呼ばれ、なんでも阪神淡路大震災の時に上から転げ落ちてここで止まったそうな。表面に白いペンキで落書きのようなものが見えるが、そうではなくて弥生人が石に刻んだ文字を白くなぞって分かりやすくしているという。 こんな山中にも弥生時代に人間が生活していたとは驚きだ。 |
![]() ゴロゴロ岳。ここから一度芦有道路に出る。今回のコースはこのように一般道路を横切ることが多い。これもちと興ざめの感ありだな、と皆同感。 |
![]() やっとのことで奥池に到着。やや!池の表面が所々凍っている。どんなに寒いとこなんじゃ、ここは。さもありなん、標高600mなんだからな。さすがにめったやたらに寒い。この辺り奥池町というところは、芦有道路が開通して開けた町だそうで、まぁ言ってみれば避暑地みたいな贅沢な場所柄なんだ。どうりで豪邸ばかりが建ち並んでいる。 ここからバスが出ているということで、とりあえず帰りのバスの発車時刻を確認する。なにしろ午後3時に次の目的地の(いや本日のメインである)国道2号線沿いのアサヒビール工場に着かねばならないので、もう歩いて引き返す訳にはいかないのだ。 この大役をツーさんにお願いして、残りは定番の大宴会の準備に取り掛かる。 |
![]() とにかく寒いのでラーメンの汁が有り難い。おそらく気温は2,3度だろう。さっきまで下着を濡らしていた汗が蒸発して体温を奪っていき、やや寒気がする。風邪をひかなきゃいいんだがなぁ。 持参したビールでまずは乾杯。二つのバーナーを持参してきたので、一つはワンカップの熱燗用、一つはラーメンを作る。 それにしてもバーナーの炎の勢いがない。外気温が低いとガスが気化しにくいのだろう。次第に炎が小さくなって、しまいにはすっかり消えてしまった。ボンベにはまだ燃料が残っているのだが。 |
![]() ボンベの回りは気化熱を奪う際にできる霜で白くなっている。そういえばバーナーの炎を利用してボンベ本体を暖める器具が売ってあることを思い出した。ボンベそのものが冷えているとガスが気化しにくくなるのだ。 |
![]() 宴のあとは決まってこのシーン。悪いとは思うが、近くにトイレがないのでゴメン。 気温が低いから湯たんぽ代わりに溜めておきたいのだけど、満タンではどうしょうもない。 |