食材　チーズ編

チーズの成分

タンパク質

チーズに含まれる栄養素の内、特に良質と言われるのが蛋白質です。蛋白質はアミノ酸が繋がって出来ており、特に人間には欠くことのできないものを「必須アミノ酸」と言います。この内8種は人間の体内では合成されず、食物で補わなければならないのですが、チーズにはこの8種が全て含まれています。その上、熟成中に細かく分解されているため、消化吸収が大変良く、吸収率はほぼ100%に達すると言われています。

カルシウム

日本人が摂取しているカルシウム量は一日に必要とされる量に平均27mg不足しているそうです。これを補うのにチーズを利用すれば、スライスチーズやベビータイプ（いわゆる6Pチーズ）では僅か4分の1個で十分です。成長期の未成年者や骨粗鬆症になりやすいと言われる女性は、いつもの食事にチーズ一個を加えたいものです。

脂肪分

蛋白質と並んでチーズに多く含まれている成分が脂肪分です。脂肪分はチーズの味と口当たりの良し悪しを大きく左右するのですが、チーズに含まれる脂肪分は「固形分中脂肪分」で表示されることが多く、一見チーズが脂肪分の固まりのような印象を持ってしまいます。しかし、水分も含めた全重量で見ますと脂肪分の含有量は全体の約２５〜３０％です。フレッシュタイプのように水分含有量の多いチーズではさらに量が減ります。
健康を保つにはバランス良く含まれているチーズを食卓に上手に取り入れて健康保持に大いに役立てたいものです。

こだわりポイント

チーズは、数種類の軟質クリームチーズをブレンドし、使用しております。