さて、2日目に今回の旅行のメインイベント、オルゴール作りに挑戦しました。ガラスが有名な長浜で、なぜオルゴール?って感じですが、以前にサンドブラストでコップ作り体験をしたことがあったので、オルゴールにしよう、ということになったのです。場所は、「BIWAKO長浜オルゴール堂」さん。2階建て(かな?)のひろーーーーーい店内にこれでもかって程たくさんのオルゴールがありました。陶器のものや和チックな漆塗りのもの、ガラス製のもの、壁掛けタイプのもの、穴の空いた紙を差し込んで自分でまわすと音が出るもの(確か自分で作曲も出来るはず!)、、。ディズニーキャラクターの人形を自分で選んで、好きな曲のオルゴールの土台にくっつける、といったのもありました。
中でも私たちの目をひいたのは、クラシカルなドラムロールと、オルゴールの歯(というのかな?)が普通の何倍も長くって、だから、和音がきれいなもの。これは、本当にいい音色でした。クラシックな曲が、本当に美しい。すっかりくぎづけなのですが、めっちゃめちゃ高価でした。最低でも十数万〜でしたねぇ。でも、値段だけのことはある音色でした。
さて、オルゴール作り、といってもさすが、長浜。オルゴールのメカの組み立て(組み込む)のほか、箱のふた部分のガラスにサンドブラストで絵がかけるというものでした。その手順を順を追ってお話したいと思います。
1 曲を決める
10〜20曲ぐらいあったでしょうか、曲目リストからまずは曲を決めました。クラッシックな物から、ディズニー、そして、最近の流行の曲まで、いろいろなラインナップでした。視聴もさせてくれるそうなので、これはどんな曲ですか?と積極的に店員さんに聞いたほうがいいと思います。
私は絶対定番の「パッヘルベルのカノン」!!と思っていたら、残念ながら売り切れでした。「人気なんですよー」と店員さん。さて、何にしよう?旦那さんにディズニーの「星に願いを」を取られてしまったし。さんざん悩んでキンキキッズの「フラワー」にしました。
2 オルゴールのメカを箱につける
次は、本体になる木箱にオルゴールのメカをくっつける作業です。作業自体はネジでとめるだけで、簡単なものです。その作業の前に、店員さんがオルゴールの仕組みを分かりやすく簡単に教えてくれました。(これが結構「なるほどー、へーそうなんだー」と興味深かったです。)
・・・さて、「簡単」とは言いましたが、ぶきっちょみやこは、ネジをまっすぐにとめることが出来ず、旦那さんと店員さんに手伝ってもらってやっと、といった状態。情けないっす。立体物はどうも苦手なみやこです。いやはや、普通はちゃんとできるようなので、これから体験しようと思う皆さんでも大丈夫ですよー。うまくいかなくても、ちゃんと店員さんがフォローしてくださるから。
箱に組み込んだら、ちゃんとふたを開けたら音が出るかの確認。
うん、うん、ちゃんとなる―――、自分でくっつけたのが鳴るとなんだかうれしい♪気持ちでした。3 箱のふた、ガラスの部分をサンドブラストでデザインする
サンドブラストとは、ガラスにシールを貼って、その上から細かい砂を吹き付け、すりガラスで模様を描く、というものです。
3-1 図案を決めて、マジックで下書きし、カッターで切り抜く
ふたのガラスの部分にはすでに黄色いシールが貼ってあり、そこにマジックで模様を描いて、カッターで切り抜きをします。ガラスの板の大きさは・・・・くらい。模様・絵が苦手な人でも大丈夫。たくさんの下絵がありますから、うつせばいいですから。
さて、私たちはどうしようかなぁと考え、自分たちでデザインしました。絵を描くことが分かっていたのに、なぁんにも考えていなかった私。全然思い浮かばなくって、なんだかいつもの旦那さんと私の似顔絵になってしまいました。曲が「フラワー」なので、花をバックにしてみました。うーん、もっと考えておけばよかったなぁ。
で、旦那さんはというと、これはかわいい!もうすぐ産まれてくるベビーにぴったり!絵は私が描いたのを旦那さんがうつしました。曲が「星に願いを」なので星を描いてみました。babyへ生まれる前からパパからのプレゼントですね
こんなに愛されてうらやましい限りです。
で、マジックで絵を描いたら、カッターで模様を切り抜く作業です。この黄色いシールがなかなかに分厚くって、最初はうまく出来ませんでしたが、そのうち力加減がわかってきて、何とかうまくいくようになりました。
あ、できあがったら、注意したいこと。切り抜いたガラス部分にシールのねばねばが残っているとうまく模様が出ないので、よく拭いたほうがいいと思います。下の写真、左の私のほうを見ると黒いマジックの下書きがまだ残っています。ところが、旦那さんの方(右)は、星以外はきれいに切られていますよねぇ。う――ん、性格の違いだわ。
3-2 砂の吹き付け、シールをはがす
切抜きが終わったら、店員さんに砂を吹き付けてもらいます。体験スペースの端に砂を吹き付ける機械があって、店員さんがそれを使って仕上げます。その後シールをはがします。
砂の吹き付けが終わると、今まで透明だった部分が白くなっています。うまく模様が出るかな〜とわくわくしながらシールをはがすのです。このはがす作業が楽しい!なんてったって、切抜きの作業は取っても細かいから、めちゃ集中してるでしょ。でも、シールはがしは、なんとも大胆に、なぁんにも考えず、びろーーーんと取れるんですから!はがしながら、「わー―い!」って感じ♪
二人とも、きれいに模様が出て、よかった♪さあ、出来上がりはもうすぐ!
4 ガラスを箱にくっつけてできあがり!
オルゴールのふた部分の裏から、ガラスをあてがって、支え板を両面テープで固定したら出来あがりです。
じゃーん!なかなかかわいいでしょ?
自分で作ったオルゴールはかわいいっ!よくがんばりました。ぱちぱちぱち(自分で拍手)店員さんにカメラを渡して、二人でオルゴールを持って、はいチーズ。その写真の顔、満面の笑みです。。。(恥ずかしくてHPには載せられません)普通は1時間半くらいで出来るそうですが、ガラスのデザインに異常に凝った私たちは、3時間くらいかかりました。。。(いつも体験すると、この位かかってしまう私たちです)でも、終わった後の充実感といったら、これは格別ですね。で、その充実感とともに襲ってくるのは、お腹が「グ―――」、空腹感でありました、、、、、。
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