表　23.1　298.15 K における，標準モル生成ギブス自由エネルギー，標準モル生成エンタルピー，標準モルエントロピー，定圧モル熱容量．(これは，ごく一部．)

物質名	状態	Δ　Gf0	Δ　Hf0	S0	Cp	備考
		kJ / mol	kJ / mol	J / mol K	J / mol K
H2	g	0.0	0.0	130.7	28.8
O2	g	0.0	0.0	205.2	29.4
H2O	g	-228.6	-241.8	188.8	33.6
H2O	l	-237.1	-285.8	70.0	75.3
C	graphite	0.0	0.0	5.7	66.7
C	diamond	2.9	1.9	2.4	6.1
CH4	g	-50.5	-74.6	-186.3	35.7
CH3OH	g	-162.3	-201.0	239.9	44.1
CO2	g	-394.4	-393.5	213.8	37.1

注意　1

標準モル生成ギブス自由エネルギーと標準モル生成エンタルピーは， 温度にかかわらず，各元素の安定な状態を0と定義している．標準モルエントロピーは，絶対値である．

注意　2

標準モル生成ギブス自由エネルギーは，再定義されているので，標準モル生成エンタルピーと標準モルエントロピーから，ギブス関数の式を使って計算しても，一致しない．