化学の復習　1

1. 食品中に存在する主な元素

   ---

   周期律表

   H

   He

   Li

   Be

   B

   C

   N

   O

   F

   Ne

   Na

   Mg

   Al

   Si

   P

   S

   Cl

   Ar

   K

   Ca

   Sc

   Ti

   V

   Cr

   Mn

   Fe

   Co

   Ni

   Cu

   Zn

   Ga

   Ge

   As

   Se

   Br

   Kr

   Rb

   Sr

   Y

   Zr

   Nb

   Mo

   Tc

   Ru

   Rh

   Pd

   Ag

   Cd

   In

   Sn

   Sb

   Te

   I

   Xe

   Cs

   Ba

   *

   Lu

   Hf

   Ta

   W

   Re

   Os

   Ir

   Pt

   Au

   Hg

   Tl

   Pb

   Bi

   Po

   At

   Rn

   Fr

   Ra

   #

   Lr

   *　　　　　ランタノイド
   #　　　　　アクチノイド

   ---

2. 周期律表からわかる元素の特徴

   　原子核を構成する陽子の数で分類する．陽子の数は，1からはじまり，92までが自然に存在する． 陽子の数が原子番号である．周期律表で原子番号の順番に，左上から右に他にならんでいる．

   　縦方向の並びは，化学的な性質がにている

   軌道でみると

   1s　　　　　　
   2s　　2p
   3s　　3p
   4s　　3d　　4p
   5s　　4d　　5p
   
3. 原子量

   炭素　¹²C を12と定義したときの，　　相対的な質量の比．　自然界に存在する炭素には，¹³C が約1.1 % 存在するので，炭素の原子量は，12.01 である．

4. アボガトロ数

   炭素　¹²C を12g 集めたときに，その中に存在する炭素原子の数．　N_a = 6.02214 x 10²³ mol^-1

5. 物質量　モル

   同一の物質をアボガドロ数個集めて，1つの単位量とし，1 mol とする．　12個を1ダースと呼ぶのと同じ．　
   単位は　mol である．　mol は，SI 単位の基本単位の1つである．

6. 分子量　式量

   化学式に表現されるとおり原子量を足しあわせた量．単位はないが，10^-3kg mol^-1 に相当する．(単位をつけた分子量は，モル質量と呼ばれるみたい)
   生化学の分野では，高分子物質の分子量の単位として，D (ダルトン)がつかわれるが，　分子量と全く同じ数値である．

7. 濃度にかかわる量

   種類	単位
   モル濃度	mol L-1	溶液　1 L に含まれる溶質の物質量
   重量パーセント(質量濃度)	wt %	溶液 1 kg に含まれる溶質の質量
   体積パーセント	vol %	溶液 1 L に含まれる溶質の純粋の時の体積
   密度	kg L-1	単位体積あたりの質量

8. 化学式

   組成式　構成する元素の組成がわかる式．　物質は特定できない．元素は，通常アルファベット順．酢酸では，　C₂H₄O₂
   示性式　構造が推定できる式で組成もわかる．　酢酸は，　CH₃COOH
   構造式　構造を示す式(わたしは示性式と構造式がごちゃごちゃになってる)

9. 食品を構成する主要元素の特徴

   　水素

   　炭素

   　窒素

   　酸素