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第41話  武部農相

最近、狂牛病の問題で、テレビ番組によく出てるけど・・・アホすぎる(^^;;。

狂牛病自体は、魚も詳しくないんで、無責任な発言をしーひんためにあぶくでは書いてへんにゃけど、ま、大臣の方はえーやろ。

10月3日のフジテレビでの回答もひどかったというか、無責任というか、ある意味、正直やったけど(笑)、4日のニュースステーションはひどすぎ。

人の話を聞くという能力に欠けてるんやろうか(−−?)?二言目には、厚生労働省が検査を・・・て、農水省が、一番の責任者やろ。

魚的には、分かってる人もいるやろーけど(笑)、ニュースステーションていうのは嫌いな番組なんやけど(参考にはしてるんでよく見てる)、今日は、久米宏および他のキャスターを応援してしまった(笑)。つーか、みんな、生き生きとして総ツッコミしてたなぁ。

普段は、キャスターの方が、わけわからんこと言ってることが多いように感じるんやけど、4日は珍しく正論やった(爆)。

とりあえず、辞めてくれ、武部、ぶくぶく。。。

2001/10/05

第42話  集団的自衛権

最近、話題の集団的自衛権。これの論争は、一応前からあったんやけど、こんなに大きく取り上げられるんは珍しいんで、タイムリーネタと言うことで魚なりの解説を。

そもそも、自衛権ていうのが何かていうと、簡単に言えば、国家に認められた正当防衛の権利なんやね。正当防衛ていうんは、普段から結構耳にすることもあるて思うんやけど、よーは、誰かから危険な目にあわされそうになったときに、それを防ぐために暴力をふるったりして、相手に被害を与えても構わへんていうことなんやね(法律的には、全然厳密な説明とちゃうけど(笑))。

で、この正当防衛ていうんは、自分が危険な目にあいそうなときだけやなくて、他人が危険な目にあいそうなときにも行使していいねん。例えば、夜道で女の人が暴漢に襲われてるときに、「おのれは何しとるんじゃー」と、その暴漢をボコボコにしたりするなんていう場合も、正当防衛になるねんね。

でまぁ、これを踏まえて説明すると、自衛権ていうのも正当防衛と一緒で、自国が危ないときだけでなく、他国が危ないときにも行使できるようになってる、正確には、行使することが認められてるねんね。で、自国のみを防衛するときを、個別的自衛権、他国を応援して防衛するときを、集団的自衛権の行使ていうねん。

実際に被害を受けてる国と、それと一緒になって防衛する国の2国以上で集団になって防衛するから、集団的自衛権ていうんやろね。で、これは通常は、安全保障条約を結んでいる同盟国同士が、それぞれの同盟国の1国にでも戦争を仕掛けられたら、集団で防戦する、応戦するていう形になってて、有名どころでは、NATOなんていうのがこういった体制をとっているし、2カ国だけの条約やけど、日米安全保障条約もその体制をとってるね。

で、これ自体は、国連憲章にも定められている、ごく当たり前の権利ていうことになっていると。つまり、どの国であれ、集団的自衛権を行使する権利は国際的に認められてるねんね。もちろん、その紛争、戦争の原因によって否定されたりはするけど(最初に攻めたのに攻め返されてきたから、防衛やていうんはむちゃな話やし)、そこらは倫理上のお話で、まぁ、少なくとも集団的自衛権自体は全然おかしな概念ではないねん。

やのに、じゃあ、なんで日本ではこんなに問題になるんかていうと、それは、日本が憲法9条で戦争放棄を定めているから。日本自国だけの個別的自衛権による武力行使も違憲やて言う人もいるぐらいやのに(自衛隊が違憲ていうのはこういうことやしね)、集団的自衛権なんてとんでもないと。

政府の従来の解釈も(社民党や共産党の意見やなくて、日本国政府、つまり内閣の意見でね)、日本が直接攻撃を受けたときにだけ、自衛隊を使った自衛ができるだけで、たとえ日米安保条約が結ばれてるアメリカが攻撃されても、日本は集団的自衛権を行使できない、てなってんねんね。

つまり、日本ていうのは、個別的自衛権だけを認めて、集団的自衛権は放棄していると、従来の政府、内閣は、公言してんねんね。そやのに、今度のNYテロでは、アメリカの戦争というか、報復に自衛隊を送って、手伝おうとしているやないかと。これは、集団的自衛権の行使そのものやろと、野党は批判しているねんね。

で、それに対して、小泉内閣の方は、自衛隊は送るけど、実際に武器を持って戦うわけやない、輸送や医療、難民保護なんかの非暴力の応援をするだけやから(これを後方支援≠トいうてるね)、武力を行使する、集団的自衛権やないて弁明して、法案を通そうとしているねんね。

野党の立場も微妙で、民主党は、元々鳩山党首なんかは集団的自衛権については肯定的やったし(旧社会党系議員が反対してるから、民主党内部でもめてるけど)、自由党の小沢党首は、自衛隊を出すなら、政府解釈をまずは変更すべきやて言ってる。共産、社民はわかりやすく、当然のように反対。公明は、従来なら反対やろうけど、今は与党やから黙認ていう感じかな。

結構長くなったんで、今回はこんなとこで、ぶくぶく。。。

2001/10/12

第43話  安全宣言

狂牛病のお話ね。例の(笑)武部農相と坂口厚相が共同で安全宣言を10月18日に出したねぇ。

念のために書いておくと、安全ていうんは、狂牛病の牛がいーひんから∴タ全なんやなくて、狂牛病の牛がいてもその肉や内臓が市場には出まわらへんから∴タ全ていう意味やしね。

魚は元々、牛肉は気にせずに食べてるんやけど(わけわからん表現や(笑)。魚は、管理人の意味やしね、念のため)、これでとりあえず、仮に狂牛病にかかった牛がいても、市場には出まわらへんはず≠ネんで、ま、さすがにやめてたモツ鍋も食べてみよかな(−−?)?

ただ、一次検査でも陽性があったら、その時点で発表はして欲しいなぁ。ようは、今回の騒動の一番の原因は、消費者の国に対する不信感なんやから。

それをなくすためには、とにかくガラス張りにした情報公開が必要でしょ。風評被害いうんは、狂牛病にかかった牛の肉が出まわるんちゃうかて不安がられてる今の間だけで、少なくとも、システム上、狂牛病にかかった肉が出まわらへんにゃったら、気にする人は少ないて。

消費者は、そんなにバカばっかやないて。基本的には、安全やったら牛肉も食べたいて思ってる人が多いんやから、情報さえ十分に公開してたら、自分で判断できるわな。逆に、少なくとも、その程度には賢いからこそ、情報を公開せずに、こそこそと隠し続けてる国の態度に胡散臭さを感じてるんやん。

官僚がどんだけ賢いのかは知らへんけど、だからといって、見も知らへん消費者を十把一絡げにしてバカやて思うんは、とんでもないおごりやで。

少なくとも、今の農相よりは、賢い人間が多いんやから( ̄m ̄)、ぶくぶく。。。

2001/10/19

第44話  衣替え

この週末に、衣替えをようやく終了(^^)。

ずっとひきっぱなしになってる(笑)、ホットカーペットも、ダニ退治用の温度にしてから、1時間加温。終わってから掃除機かけて、ダニ退治も終了。

石油ファンヒーターも出したし、これで冬支度は万端(^^)。

後は、気温の下がるのを待つだけやねぇ(笑)。ちなみに、京都は、いまだにお天気の日の昼間なら、半袖でもオッケー(^^;;。

ここ2,3日雨が降るらしいんで(ちなみに、今、10月28日21時現在、土砂降り)、この雨が過ぎたら、寒くなるのかも。

以上、お魚の近況報告でやした、ぶくぶく。。。

2001/10/28

第45話  中選挙区制一部復活

少し前から、唐突に(魚にとっては)出てきた、このお話。お魚は、かなり腹を立てていやす凸( ̄□ ̄#。

その前に、中選挙区制ていうのを簡単に説明すると、昔、いうても7,8年前ぐらいまでの衆議院選挙でおこなわれていた選挙区制度のことで、一つの選挙区から大体、3〜5人の当選者を選出するていう制度やったんやね。厳密には、大選挙区制なんやけど、世界的に見て、特殊な形やったんで、日本独自の中選挙区制ていう呼ばれ方をしててん。

ところが、その制度じゃ、二大政党制になりにくい(事実、従来は自民党1党だけが強かった)ていうことで、二大政党制を作りやすい小選挙区制をとろうていうことになってん。ちなみに、二大政党制ていうのは、その名のとおり、2つの大きな政党が、互いに競いあって政権を奪っていくていう制度のことで、政治に競争原理を働かせて、国民に現実的な政権交代の選択肢を与えるていう制度なんやね。

まぁ、別に、二大政党制が一番いい制度かていえば、別にそういうわけでもないんやけど、当時の日本としては、ずっと長い間、自民党政権が続いていたから、現実的な政権交代が可能な二大政党制ていうのが、ええもんやていう考えが多かったんやね。また、自民党としても、当時野党やったから、逆に小選挙区制になれば自民党に有利になるということで、賛成してん。

で、小選挙区制ていうのは、一つの選挙区から一人だけを選ぶんで、大政党に有利になるから、二大政党制を作るのに向いてるんやけど、ただ、小選挙区制だけやと、少数の国民の意見が汲み上げられにくくなるから、比例代表制ていうて、少数政党にも有利な制度も併せて採用するていうことになってんね。これが、現在採用されている、小選挙区比例代表並立制誕生のいきさつやねん。

魚自身は、小選挙区制ていうのは死に票(選挙に負けた人に入る票)が多くなるから(4,5人が立候補した場合、当選した人よりも、落選した人の合計票の方が、多くなる場合も結構ある)、逆に民意を反映しにくいんちゃうかていうことで反対なんやけど(例えば今回の神戸市長選では、当選した空港賛成派の人よりも、落選した空港反対派の人たちの合計の方が多い。ま、論点が空港だけではないから、あくまでも参考程度やけど)、市長選や知事選みたいに一人だけを決める場合はしゃあないし、衆議院選でも、一応、比例代表制で死に票を減らす努力はしてるから、まぁ、納得はできる。

ところが、ここにきて公明党が、都市部で(つまり、公明党が強い地域で)、中選挙区制を復活させいと自民党に圧力をかけてきてん。でないと、連立を辞めて、色んな法案に賛成してやらへんぞと(一応、こういうウワサ≠ネんやけど新聞の記事には、こう出てる)。やので、困った自民党が(この時点で自民党もダメすぎ)、特定の選挙区だけ区割り(選挙区の範囲)をいじった上で、小選挙区制やなくて中選挙区制にしようていう案を出してきてん。

公明党が、なんで中選挙区制の復活をごり押しするかていうたら、当然、小選挙区制では当選できひんけど、中選挙区制では2,3番目で当選できる可能性が大きいからやろね。少なくとも、新しい区割りの必然性のなさから見ると、他に理由が考えられへん。

今の制度をやめて、再び制度自体を中選挙区制に戻そうていうんなら、まぁ、理解できるけど、自分たちに都合のいいとこだけ制度を変えようやなんて、発想がむちゃくちゃすぎ。

選挙制度ていうんは、あくまでも、全ての国民に対して公平でなければあかんし、公平やからこそ、その選挙ていう手段で選ばれた人たちに、たとえ自分の考え方とは違っても、政治を任せることができるんやん。

政権をとってるもんたちの都合がいいために、選挙ていう制度があるんやない。その政権運営が評価されるために選挙ていう制度があるんやん。再び、選挙に当選したかったら、国民に満足される政治をすればいいだけのこと。そんな簡単なことも理解できひんにゃったら、議員なんかすんな。とっとと辞めろ。国民にとって、迷惑や。

公明党は、以前の商品券(正確には地域振興券か)ばらまきで、政策自体がひどい政党やて思ってたけど、今度のことで、それ以前の政党やていうことがよく分かった。一応、自民党にはこの案に否定的な人が多いし、小泉首相自身も反対みたいやけど、こんな妥協案を出す時点で自民党もダメすぎ。

こんな政党、自民党の方から、とっとと連立解消したったらえーやん。民主党は少なくとも、まともな法案には賛成するから(しーひんようになったら、その時点で民主党はジ・エンド)、まともな政治を続ける限りは、そんな問題はない。あくまでも、自民党が、国民を見た政治をするんなら、それでも困らへん。

魚は、小泉内閣を支持してるんやけど、今回の件で自民党が公明党に妥協するようなことがあったら、完全に不支持に変わりやす( ̄m ̄)。

ただ、それやと、民主党も支持できひんから、無党派層にならなしゃあないんかなぁ(−−?)。ま、できれば、小泉首相には、このまま内閣を支持できるようにしてもらいたいものでやす、ぶくぶく。。。

2001/10/30

第46話  ・・・(ノ;)グス

今日、画像サイトでも公開してる疎水公園沿いをジョギングで折り返してスタート地点に戻ってくると、走る前にベンチの上に置いていたはずのジャージの上着や、着替えのシャツを入れておいた袋がない( ̄□ ̄;;。どこを探しても、ない、ない、ないっ(TOT)(TOT)(TOT)・・・やられたノ(_ _)ノバタリ。

くー、迂闊やった。最初は気ぃつけてたんやけど、最近慣れてたから、気軽に置いていてしまった。何より、袋に一緒に入れておいた手袋が痛い(><)。薄手で暖かくて、お気に入りやったのに(ノ;)グス。

何事も、慣れて、油断しだしたときが危ないです、はい。自戒を込めて、反省(..*)ノ|壁|。

つーことで(いつものよーに、どーゆーことやと聞かないよーに(笑))、前向きに生きて、夕方、速攻新しいジャージを買ってきやした( ̄m ̄)。ちょうど店内改装前の安売りやったんで、そこそこのジャージ(定価4千円)が、千円(^^)。ついている・・・わきゃ、ないわな(^^;;。

今度は、手袋買ってこよ・・・sigh。帰りに、汗で濡れた半袖Tシャツ一枚で帰るのが、むっちゃ、寒かった・・・(T_T)、ぶくぶく。。。

2001/11/09

第47話  最近のヒット

最近のお魚のヒット商品は、冷凍たこ焼き。

なんと、たこ焼きが12個入って、たった100円(@O@)。これは、真面目に驚きの価格でやす。

ソースとか、青ノリとかは付いてへんにゃけど、電子レンジで5〜6分ほどあっためるだけで、あつあつのたこ焼きができるのは魅力的( ̄¬ ̄)ジュル。どーせ、ソースと青ノリは家にあるし、その分安い方が魚的には嬉しいねぇ(^^)。

味の方も、別に普通。というか、むしろ美味しい方やと思う、真面目に。タコもちゃんと、一つずつ入ってるし。

そこのメーカーは、たこ焼き以外にも、一人分のチャーハンやピラフをなんかも100円で売ってるんで、重宝してます(^^)。

他の地域にもあるのかどうかはわからへんけど、もしあるなら、チェックしといて損はないかと。

ちなみに、魚の近所では、西友に売っておりやす( ̄m ̄)、ぶくぶく。。。

2001/11/16

第48話  最近のニュース雑感

2頭目の狂牛病・・・魚としては、狂牛病の牛が市場に出ぇへん体制になってるなら、別に新たに見つかっても問題ないと思ってるんやけど、マスコミはそうでもないようで、連日大騒ぎしてるなぁ。農水省が隠してたんならともかく、ちゃんと発表して、出荷も止めて適切な対策とったんやから、今回の場合は安全性を大きく伝えたらえーと思うんやけど。

ま、それもこれも、農水省が1頭目の狂牛病の牛が発見されたときにとった、どうしようもなくひどい対応が原因なんやけど。とりあえず、これで感染経路や原因が特定されたら、えーんやけどねぇ。

外務省問題・・・相変わらず、大臣と官僚の対立が続いて、マスコミの方も田中外相バッシングに傾いてきてるけど、個人的には、相変わらず外務官僚の方がひどいとは思うなぁ。確かに、田中外相は外務大臣としては失格やと思うんやけど、官僚が足を引っ張るだけ引っ張ってるから(外交機密のリークとか)、田中外相がホンマに能力がないのかどうかがようわからへん。

官僚が、しっかりとサポートした上で、やっぱりダメダメな外交姿勢をとってるようやったら、世論の方も更迭しろてなるんやろけど。それを、わざわざ足を引っ張るから、官僚が悪い、大臣は悪くないて世論になるのにねぇ。外務官僚て、無能で、犯罪者なだけやなくて、頭まで悪いのか(−。−)ボソッ。

農水官僚といい、外務官僚といい、なんで、こんなんが行政を動かしてるんだか・・・。こんなん書いたら、大多数の官僚は真面目に働いてる云々ていう人も出てくるんやろうけど、これだけ自浄能力のないのがあからさまにされると、少なくとも、他の人も積極的に∴ォいことはしてないだろうというだけで、所詮は保身に走った自分のことだけしか考えてへん集団としか思えへん。文句があるなら、省内を自ら改革して、国民に胸を張ってどうだと言えるようにしてから言って欲しいなぁ。

タリバン壊滅・・・どうやら、アフガニスタンでは、タリバンが壊滅状態になったみたい。まぁ、北部同盟の方も元々評判が良くなくて、どういう状態がいいのかは、少なくとも部外者の魚にはわからへんにゃけど、アフガニスタンの人々の、娯楽≠トいうのが取り戻されてからの笑顔を見ると、なんであれ、娯楽を禁止される状態ていうのは人間にとって好ましくない、というより、もっときつく、恐ろしい状態であるとまで思うなぁ。

確かに、娯楽とか遊びとかは、生きていくためには必要ない行為かもしれへんけど、じゃあ、それがなければ、何のために生きてんの?て、魚としては思えてしまうねんね。

ま、アメリカの宣伝に乗せられてる思いも多分にあるけど、それでも、アフガニスタンの人の笑顔ていうものが見られるのは、ほっとするね。ただ、その笑顔を取り戻せないまま、お亡くなりになられた方には、心より、哀悼の意を表します( ̄人 ̄)。

p.s.タリバンからの解放の写真で、アフガニスタンの子供がゲームボーイをしているのを見たのは、びっくりした(@O@)。恐るべし、任天堂( ̄^ ̄;;、ぶくぶく。。。

2001/11/24

第49話  高速道路

一週間近く前の話なんで今更やけど、高速道路計画のお話を。

小泉総理と、いわゆる抵抗勢力のお歴々がもめてた高速道路のこれからの建設の話なんやけど、結局は、足して二で割る式の、従来通りの玉虫色の形で決着したように見えるね。

大雑把に言うと、

1.国のお金(今まで年間3千億ほど)は、これから投入しない
2.公団の借金の返済は最大50年間にする(総理の最初の考えは30年間で返済)
3.今まで政治家と官僚だけで決めていた高速道路の整備計画を、総理直属の第三者機関(現在人選は未定)がおこなう

ていうので決着してんね。

なんで、抵抗勢力が1.の条件を飲んだかていうと、2.の条件から、返済期間が50年に延びると、大体10兆円ちょいぐらい、まだ高速道路の建設に、お金を回すことができるからやねんね。で、今まで通りの計画やと、全部の高速道路を造るのに20兆円ほどかかるていう計算になってたから、まさに、足して二で割る金額やと。

やから、これだけ見ると最初に書いたように、なんや、結局は今まで通りの玉虫色の解決かぁ、て思えるんやけど、実際のところはそういうわけでもないんやね。

なんでかていうと、そもそも、高速道路はこれから一切いらへんのかて言うと、そういうわけではないから。あくまでも、採算がとれへんような、さらには、そもそも造る意味があるのかないのか疑問なような高速道路が不要なだけで、十分採算の見込める、または、その地域の経済発展のために必要で、高速道路自体は多少赤字でも、その地域の経済全体から見れば結局は国家として利益になる高速道路は必要なわけやからね。

やので、小泉総理自体は、決してこれからの高速道路にかける費用を0円にしたいて考えてたわけではないんやね。だから、少なくとも数兆円ぐらいの予算での建設計画は折り込み済みというか、むしろ必要やし、それから見ると、結果として出てきた10兆円ちょいていう金額が、そもそも小泉総理が考えていた線に近い金額かもしれへんね。

つまり、一見、足して二で割る式に見えて、実は、小泉総理のほぼ思い通りの数字で落ち着いて、逆に抵抗勢力からすれば、10兆円も減らされた結果になってしまったと。それでいて、パッと見は、双方の顔が立つ、抵抗勢力にも満足な解答に見えると。

まぁ、これは別に例の(笑)、魚独特の小泉寄りな見方やなくて、色んな新聞でも取り上げられてる見方なんやけど、正直、小泉総理は実に上手いこと処理したと思う。

ただ、あくまでも、これは、第1ラウンドで小泉総理が勝ったというだけ。これから一番大切なことは、いかに必要な高速道路だけを建設し、不要な計画は廃止するか、ていうこと。

そのためのカギになるのは、先に3.で挙げた第三者機関の踏ん張り。ここがいかに、抵抗勢力の妨害にひるむことなく、適切な計画を推進していけるかが重要。それには、なんやかんやいって、やっぱり国民の声が一番の応援。

もちろん、色んな考え方の人がいるやろうから、応援するしないは個人の自由なんやけど、魚としては、応援したいし、逆に、いわゆる抵抗勢力に対しては、抗議していきたいねぇ。あ、後、小泉総理には、高速道路の次は、整備新幹線の凍結(これは、はっきりいってこれ以上いらへんやろ)もよろしくお願いしやす( ̄m ̄)、ぶくぶく。。。

2001/11/30

第50話  ネタがないので・・・

ほとんど日記を(笑)。

今日は、あまりにも天気が良かったんで、昼からぷらぷらとお散歩に(^^)。スーパーに入ってるお気に入りのパン屋でエビカツサンドとコロッケサンドを買って、飲み物は昼間からビール( ̄¬ ̄)ジュル。

そのスーパーのすぐ近くの公園で、お日様一杯浴びながらお昼ご飯を食べやした。うーむ、幸せ( ̄▽ ̄)。

金額的には、高々500円程度なんやけど、平日の昼間と気持ちのいい青空がそろうと、むちゃくちゃ贅沢した気分になるから不思議。

調子に乗って、往復2時間ほど歩いたんで(^^;;、散歩にしてはチョイ歩きすぎやけど、えー日でした。

たまには、のほほん、まったりとしたこんなお話も( ̄m ̄)、ぶくぶく。。。

2001/12/12

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