住宅の購入金額を下げるには、相場より安い物件を見つけること。
しかし、安いにはそれなりの理由がある。他の人には不適切な物件でも自分にとって掘り出し物件の時もある。
その物件のメリット・デメリットをよく見極め、自分にとっての掘り出し物件を見つけよう。
新築住宅だが、まだ誰も入居していない、いわゆる新古物件。新築住宅に比べて、結構安くなっていることも多い。残っている理由をチェックし、判断していこう。
一般に言われる「旗ざお地」「三角地」等(変形地)は相場より少し安いケースが多い。変形地部分をガレージ・庭等に利用すれば、結構面白い建物が建てられる。
築年数の古い建物が建っている土地に、新築を建てる時、解体費用がかかるため更地よりも安く価格設定されていることもある。これを、少しリフォームし、住めるように工夫する。これは相当お得。
傾斜地の土地はフラットな土地に比べ有効な土地の面積が少ないため価格も安い。ただ傾斜地を有効に利用する設計を考えると、開放的で個性的な家が建つことが多い。ただし、擁壁工事・地盤補強等の費用が発生することもあるので注意必要。
バス便の物件は、駅近物件より一般的には安い。駐車場の充足率が高い物件が多いのでマイカー通勤も可能。駅近物件より便利かもしれない。特に雨の日はバスなら濡れなくてよい。
墓地の近くは敬遠されがち。また学校の隣接地、電車の線路沿い、幹線道路沿い等は騒音の問題等で安くなっているケースも多い。2重サッシ等の・防音対策をしてあれば買得か。
北向きは南向き・東向きに比べれば、やはり安くなるのが一般的。しかし、天窓等を設け日当たり対策をしている物件も最近は多く見られる。住宅の内覧時に要チェック。
駐車場・エレベーター・ゴミ置き場等の物件も一般的に人の往来等が多く嫌われるため価格が安く設定されている場合が多い。毎日の利便性を優先するならこれも買得。