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いままで、PC電源用リモコンとして、Asrock「Z68M-ITX/HT」付属の「Smart Remote」を
「Z77E-ITX」でも使っていたのですが、Ryzenが出たので「AB350 Gaming-ITX/ac」で
組もうと調べてみると、CIRピンヘッダが無くなっているじゃないですか！
その代わりか、光物のピンヘッダが増えてる・・・。光物に興味がない私には痛手です。

仕方なく、S5状態から、電源を入れられる商品はないのかな？と調べてみると
SilverStone「SST-ES01-PCIE」と「SST-ES02-USB」が該当するのですが、
税・送料込で3千円強、さすがに高すぎる。

これは作った方が無難だということで、類似パーツを探して組み立てることにしました。
PCボタンのON/OFFは、一回押すたびに常時通電/開放のラッチ（切り替え）ではないので、
押している間だけ反応するモーメンタリーである必要があります。

っで、今回買ったのが、aitendoさんで扱っているモーメンタリーが可能な受信機と送信機です。
供給電源として、常に電流が流れているPC電源の+5Vsbラインを使う（M/B上のUSBに電源供給）ので、受信機は5V駆動の「RX315-K1L4-5V 」 
送信機は、「S-RC2260AR4-2CH625」  or 「S-RC2260AR4-4CH475」 が該当します。

他、部材として必要なものは、+5V供給ができる所までの電線（PC電源から直 or M/B上のUSBピンヘッダ）と、M/B上のPOWER SWピンヘッダまでの電線及び、終端のハウジング類になります。
カシメが面倒なら、市販の「ジャンパーワイヤ（メス-オス）」を買って加工するのが簡単だと思います。
M/B上のUSBピンヘッダから電源供給するのなら、USB2.0（2.54mmピッチ）とUSB3.0（2.0mmピッチ）では、ピッチが違うので、コネクタ（ハウジング）サイズは気を付けましょう。


■市販品を使っての工作説明
「受信機(S-RC2260AR4-4CH475)」をモーメンタリーモードにするために、M・com間を半田でショット（赤線箇所）

「ジャンパーワイヤ（メス-オス）」のオス側を切断・被覆を剥いた物を４本用意。

ケーブルの色は、VCCは赤・GNDは黒等で色分けておいた方が良いでしょう。
(この写真はアマゾンの紹介商品ではなく、自前品です)
ジャンパーワイヤを受信機のシルク印刷された2,3にそれぞれ半田付け。
（1は常に通電で信号がある時に切断なので、今回は2,3なります。）
ジャンパーワイヤを受信機のVCC,GNDにそれぞれ半田付け。

半田付けは、＋のシルク印刷がある側、VCC・GNDのシルク印刷がある側、突起側（学習ボタンがある方）のいずれか3カ所から可能なので、自身が付けやすい所から。
私は、基板固定穴（直径2.5mm）の2カ所を通して、VCC・GNDのシルク印刷がある側に半田付けしました。

３．は逆刺しでも問題ありませんが、
４．は逆刺しして通電した場合、最悪壊れるのでケーブルの色は、VCCは赤・GNDは黒等でしっかり色分けておいた方が良いでしょう。
４．で半田付けした赤・黒電線を、M/BのUSBピンヘッダのVCCに赤、GNDに黒を接続
（M/Bの説明書でピン配置要確認）

※VCC:この図では、USB_PWRやVbusが該当します。各社で呼び名が若干違うと思います。
受信機の学習ボタンを押して、LEDを点灯させる。
点灯しない場合は、M/BのBIOS・UEFI設定で、常時USB電源供給がEnabledでない、接続が逆、ハンダ不良、故障が考えられます。
M/Bによっては、常時USB電源供給の設定ができない物もあるので、その際は、PC電源の+5Vsb（特殊な電源でない限り紫色の線）とGND(黒)から、直で受信機に電源供給してください。
リモコンの登録させたいボタンを押し、受信機のLEDが点滅後、消灯すれば登録が完了です。

（登録したリモコンボタンの解除：LEDが点滅するまで学習ボタンを押し続ける。約5秒）
「OWL-CBFN002」のオス側に３．の電線2本及び、PCケースから伸びるPOWER SW2本を接続。
メス側をM/BのPOWER SWピンヘッダに接続。青・緑の線は使いません。

メス側の山２つを削れば、恐らくM/BのPOWER SWピンヘッダにはめることは可能と思います。



これで、リモコンでPCを起動できるはずです。

ご近所で、同じ送信機（リモコン）を使っている場合、デフォルトでは誤認する可能性があるので、送信機を分解してパターンを任意カ所でショートすれば、独自のチャンネルを設定することも可能です。
まぁ、ニッチ商品なので、デフォルトで使っても問題ないと思いますが。



裸だとPCケース内で導体に触れる可能性があるので、薄いプラ板を折ってケースを作り被せて、出来上がり。
※OWL-CBFN002は使ってません。





ジャンパーワイヤ（メス-オス）（20cm）40本：中国直送（china post）なので、手元に届くまでに10日～3週間必要です。
この商品ではないですが、私もたまにAmazon japanに出店している現地小売店のchina post品を買ってます。なにせ激安ですから。
このレビューを書いている現在、この商品の場合、PAIMILLER店にて送料込で89円。凄すぎです。(商品だけなら他店で最安70円ですが送料要)
慣れたら、Aliexpressを使うのもアリだと思いますが、十分お気を付けください。


china post：RD等英字から始まる数字との組み合わせ追跡番号なら、日本国内移動分も追跡可能ですが、
数字だけの11ケタ追跡番号は、中国国内移動分しか追跡できません。日本行きの船便・空便に乗ったあとは、追跡不可能です。
また、現地発送の通知から追跡番号が追跡サイトで確認出来るまでに、経験上最低2日は必要かと思います。
私が使っているの中国国内移動分の追跡サイトは、中国郵政 か オールインワン 荷物追跡 | 17TRACK
日本国内も追跡可能は追跡番号なら、日本郵政サイトで中国国内移動分も追跡可能です。

追跡は、大体下記の感じで推移します。
例１．
电子信息已收到
中国邮政集团公司浙江省义乌市邮购配送公司, 已收寄
中国邮政集团公司浙江省义乌市邮购配送公司, 已封发
中国邮政集团公司浙江省义乌市邮购配送公司, 离开，下一站【义乌 】
计划交航,计划航班号○○

例２．
深圳市国际大宗邮件处理中心, 已收寄
深圳市国际大宗邮件处理中心, 已封发
深圳市国际大宗邮件处理中心, 离开，下一站【深圳中心】
计划交航,计划航班号○○
(○○航空便に積込予定。数字だけの追跡番号はこれ以降、追跡不可。4～10日程度で投函されると思います。私の場合、積込予定表示後に14日後投函が最長です。
なお、お届け予定日から4日位過ぎても届かない場合は、出品者に連絡して対応してもらいましょう。私も過去に1回未着が発生して、再送してもらったことがあります。また、対応が不誠実な場合、アマゾンがメッセージセンターでのやり取りを確認出来るので「マーケットプレイス保証を申請」で返金対応してくれるはずです。)

主な訳：电子信息已收到(中国郵政へ番号登録※集荷・投函未確認段階)、　已收寄(集荷)、　已封发(出荷)、　○,离开,下一站【△】(○から△へ)、　到达(到着)

あと、Amazonで、china post品を買う場合は、クレジット決済ではなく、Amazonギフト券・ポイントで買った方が良いかもしれません。楽天は、出店小売店にクレジット情報を渡さず、楽天自身で一元管理（Joshin楽天店等一部例外あり）していますが、Amazonの場合、クレジット情報を出店小売店にも渡していると思うので、変な店に当たると厄介です。



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