2日目


多比良港〜長洲港
島原湾を横断するフェリーに乗りました。所要時間は1時間ほど。このフェリー内ではカモメの餌が売っているので、カモメに餌をやることができます。カモメも餌をくれることが分かっているので、かなり長い時間フェリーに添ってを飛んでいます。すぐ側を飛んでいるので、餌を手に持ったままだとそのまま食べに来そうな勢いです。餌以外にパンとかも食べます(うちの父は自分のパンをあげてご満悦でした。笑)。


水郷の町・柳川
水郷の町として有名なところです。堀は外堀・内堀ともう一つさらに内側の堀(名前を忘れました^^;)の3つからなり一番内側の堀は家々の間にたくさんあります。外堀が水郷船めぐりのコースになっています。
柳川は江戸時代は柳河藩の城下町として栄えた町なのだそうです。船めぐりのコースになっている所は住民の方も庭をきれいにしたり飾り付けたりして(花がとてもきれい)、かなり美しいです。
ところで船めぐりしていると当然橋の下をくぐるのですが、その橋の下側にロープが付いています。これは何をするためのものでしょうか?・・・・・・答は船を進めるためのものです。橋の下は高さがないので船頭さんが棹で底を突いて船を進めることが出来ません。その時にこのロープを持って船を進めるとのこと。
船頭さんはもちろん柳川弁で案内をするのですが、ガイドさん曰く「私らでも分からない時がありますね〜」。でもこの日のガイドさんはかなり分かりやすかったです(柳川弁はウィキペディアでも独立した項目になっています。かなり特徴的なのかな?)

2日目のお昼ご飯は柳川名物・うなぎのせいろ蒸し。やわらかくて美味でした♪


「さげもん」
雛人形の段の周りにものすごい量が吊り下げられているのは、「さげもん」と呼ばれる飾りです(「さげもん」は「さげる(吊り下げる)もの」の意でしょうか)。
この地域では昔から女の子が生まれると、初節句に子どもの無事な成長を願ってひな壇の前に色とりどりの「さげもん」を飾る慣わしがあったそうで、今は観光で見られるようになっています。雛祭りの前後には「柳川雛祭りさげもんめぐり」としてたくさんの「さげもん」が見ることが出来るようです。


阿蘇山
お次は阿蘇山(阿蘇くじゅう国立公園)。熊本県が「火の国」と称される所以の山ですね。世界でも有数のカルデラで、東西約18km・南北約25kmの外輪山があります。阿蘇山は根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳の5つの山の総称なのですが、現在活動している火口があるのは中岳です。現役バリバリの活火山ですが細かく区切られて観測がされており、平穏時には火口まで行けます。昔来た時はものすごい渋滞で火口まで辿り着けなかったので行きたかったのですが、今回の観光コースには火口は入っていませんでした。残念。

ここのJR線は標高170mの瀬田駅から標高277mの立野駅、標高465mの赤水駅と標高差があるためスイッチバックで登っていくそうです。スイッチバックって長野あたりにしかないと思ってたなぁ。

頂上がポコンとへこんだ米塚の横を通り過ぎ、草千里前の休憩所に到着。うわ〜! やっぱ広いな、草千里!
草千里には池が2つあるそうなのですが、渇水期には干上がってしまいなくなるそうです。・・・何か湿ってそうだったけど池はなかったな(^^;)。

もっと時間があったらゆっくり草千里を散策してみたかったのですが、そこがツアーの悲しいところ。あまり時間がありませ〜ん。残念。
このあとはやまなみハイウェイを走る走る走る。泊まりは大分・別府温泉なのでかなり距離がありますなぁ(^^;)


九重“夢”大吊橋
本当は3日目の予定だったのですが、2日目に余裕ができたので別府温泉に向かう途中で寄ることになりました。これで3日目の朝が少しゆっくりできそうです。
吊り橋ということで母親が行く前から「怖かったら私絶対渡らないから!」と叫んでいたのですが、ものすごく大きくてがっちり固定してあるので別段揺れるって感じじゃないな・・・と。正直なところ、これなら奈良・十津川の吊り橋や徳島・祖谷のかずら橋の方がよっぽど怖いと思います。でもかなり高いので高所恐怖症の人だとダメかな?
長さ390m、高さ173m。この時点では日本一の長さの吊り橋でした(もっと長い橋の完成予定があるらしいです)。公式ホームページには「1800人まで乗っても大丈夫」とありますが、1800人って・・・(すし詰めどころではないんじゃないか?^^;)

この日は大分県の別府温泉に宿泊。源泉数、湧出量日本一の温泉だそうです。地獄めぐり等でも有名ですね。


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