3日目


海地獄・血の池地獄
朝っぱらから、出発前までに少しでも観光しなくちゃ、という元気いっぱいな両親に負けて宿の近くの海地獄と血の池地獄を見に行きました(しかし、うちの親は何であんなに見る気マンマンなのか?^^;)
昔は無料かちょっとお金払うぐらいであちこち見られた記憶があるのですが、今は全部別料金。高いなぁ(汗)。
海地獄はコバルトブルーで見た目はとても涼しげ・・・でもないか。すごい蒸気だし(笑)。泉質は含食塩酸性泉。温度は100度近くあるらしいのでものすごい熱です。園内では温泉熱を利用してオオオニバスを栽培しています。
血の池地獄は文字通り血の色、というか酸化鉄の色? 有馬温泉の色もこんな感じですね。泉質は酸性緑礬泉・・・酸性緑礬泉って何だ?(^^;) HP等で説明読んでると酸味と臭気が強いとか何とか(臭気って、硫黄臭のことなんだろうか???)。

ここで出発時間が迫ってきたのであわてて宿に戻りました。


国東半島・富貴寺(国宝)
養老2年(718年)に建立された平安時代の建築物。国東半島は、神仏習合の信仰形態をもつ宇佐八幡(宇佐神宮)の影響で、古くから仏教文化が栄えていた土地だそうです。大堂が国宝に指定されていますが、過去に寺としてではなく牛舎?(か倉庫)のような使い方をされた時期があったらしく、建物内部の壁画がかなり剥げたりしています。国東半島はこの寺を開いた仁聞の関連の寺が多く、寺院を総称して「六郷山」「六郷満山」と呼ばれるようです。ガイドさんがお寺の数を説明してくれましたが、多かった〜!(←覚えていない)


豊後高田・昭和の町
昭和のレトロな雰囲気を残した町です。昭和ロマン蔵には昭和のもの(レコードとか駄菓子・おもちゃ等いろいろ)を展示してあり、両親は「きゃー、懐かしい!」「うわー」と声を上げて喜んでいました。物販コーナーでは母が「あーちゃん(孫)に買っていくわ」と駄菓子を買っていましたが、それ見て喜ぶのってたぶん親(弟たち)の方だよ・・・(^^;)。
ツアーメンバーにはコロッケ無料券が配布されていたので、もちろんしっかりお店に寄っていただきました。無料というスパイスを差し引いても美味しいぞ(いや、本当に美味しかったです。個人で来てたら買っちゃうなぁ)。
雰囲気の良さそうなカフェとかあるのでゆっくりしたかったのですが、ツアーで時間制限があるので慌しく切り上げました。


湯布院
旧町名は湯布院町(2005年に狭間町、庄内町と合併して由布市になった)なのですが、町内にある駅と温泉の名前は由布院。「湯布院」とは由布院町と湯平村が合併して湯布院町が出来たことに由来するそうです。今日は前日に九重の吊橋に行ったので時間に余裕があり、ここでは2時間以上自由時間がありました。
しかし週末なのでものすごい人、人、人! 外国の方もかなりいらっしゃってるようです。

まずは別府の亀の井ホテルの創業者、油屋熊八が建てた亀の井別荘を見ながら大分川べりを金鱗湖方面へ。この亀の井別荘、和風の旅館ですごく風情があります。一度泊まってみたいなぁ(でも高そう)。亀の井別荘には泊まれませんが、敷地内にあるお店・鍵屋には気軽に入れます。ここはカフェが併設された物販店です。ガイドさんが「ここの名物おはぎを是非どうぞ!」と勧めてくれていたのでそれをゲットしました(私は食べませんでしたが、親が食べて美味しい!と言ってました)。

鍵屋のすぐ横が金鱗湖です。この湖は湖底から温泉が湧いているので、ここのカエルは冬眠しないそうです。本当かな?

金鱗湖を見た後は町の中心の方へ戻りお昼ご飯。この日の昼食は各自自由なのでおそばを食べました。本当は湯布院ならでは、みたいなのを食べたかったのですが、あまりにも人が多くてとりあえず入れそうな店に入っちゃえ!てな感じでした。でもこのお店がかなり美味しくて「当たり!」でした(笑)。

食事の後はもう少し北にある通りへ(ここがメインの通りかな。すごい人〜!)。この通りにはメディア等で紹介されている「ぷりんどら」の花麹菊家があります。「ぷりんどら」はその名の通りどら焼きにプリンが挟まれているお菓子です。花麹菊家の人気菓子だそうですが、私はここで「ぷりんどら」ではなく豆乳バターサンドを購入。超有名な某バターサンドの豆乳版みたいなお菓子ですが、バターよりもあっさりしてて美味しかったです。また機会があればぜひ買いたいものです。
この通りは土産物店やらギャラリーやらいっぱいです。いずれ湯布院泊まりでゆっくりお店を見たいです。

湯布院は女性に人気の温泉町ですが、この町は景観を守るため宿を建築する際には建物の規制があるそうです。皆が協力してこの町の景観を守っていらっしゃるんですね。

(写真は金鱗湖と大分川。とてもきれいです)


湯布院を出た後は福岡へ。土産物センターに寄ってから空港に到着。空港でも「ひよこ」(銘菓だ〜〜!!!)や明太子等々を買い込み、食べ物満載で帰路につきました。


←1日目に戻る

旅行トップに戻る