中国語学習日記 第37回〜第49回

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1月27日(木)
●37回目

 ・〜第3課 終了テストの作文の発表
 ・第4課「買票」−切符を買う
   単語の説明
   会話1「在航空公司買機票」

前回に宿題として出されていた作文ですが、家で出来なかったので(^^;)会社の昼休みにやっていました。去年、台湾で瓢箪笛を買ったことを書いたのですが、フルス(瓢箪笛のこと。中国語では「葫芦絲」と書きます)の「ス」の漢字が分かりません。しかも5文〜10文書くところが3文しか出来てないし(汗)。
教室に行くと老師が「始まるまでやってていいよ」と言って下さったので(時間前におしゃべりや質問などをしているのです)、辞書片手に必死になってしましたがやっぱり「フルス」の「ス」の字が分かりません。老師はフルスを知らないっておっしゃるし・・・。
で、その後、老師にチェックしてもらって出来上がった作文がこれです。
「我去年9月去了台北。我在台北的楽器店買了一個葫芦楽器(←これ本当は葫芦絲と書きたかったんですけどね・・・)。我的両個朋友都買了二胡基礎教程書。葫芦楽器的價銭是5千台幣。我覚得有点儿貴。但是店員説“我給イ尓便宜了很多了”,所以我就買了。」(←内容はフィクションです。笑)
これ、最初は「葫芦楽器的價銭是5千台幣」の「是」が抜けていたり、「我覚得有点儿貴」の「覚得」を「想」にしていました。「是」はもちろんこれが無いと文章として成り立ちません。「想」は考えて思うことに使い、「覚得」は直感的に思うことに使うのだそうです。だから値段を聞いて「高い!」とか「安い!」とか思う時はこちらを使います。あと「安くする」というのがどう表現するのか分からなかったのですが、「便宜」は動詞にもなる形容詞なのでこういう文章になるとのこと。なるほど。

この作文をそれぞれ読み上げて他の2人が訳すというのをやったのですが、これが非常に難しいですね。初心者なんで発音も声調もまだまだだし、何よりも変な個所で文章を切ってしまう!(もちろん私もそう^^;)。ただでさえ分からんのに、余計分からなくなってしまいます。発音&声調はもちろん正確にするように心掛ける必要がありますが、文章をどこまで読んで切るかというのも非常に大事だなぁと実感しました。

そうそう、作文発表時に少し驚いたことがありました。クラスメートが「阪急百貨店に行って買い物をした」という作文を読んだのですが、私は最初「阪急百貨店」の聞き取れませんでした。他の単語もそうですが、なかなか聞き取りできないので、老師が分かりやすいようにと単語をホワイトボードに書いてくれました。その書かれた「阪急百貨店」という字を目にした途端に、中国語の発音が口からスルッと出てきたのです。考えて言った訳ではありません。自分でもかなりびっくりしました。
ある雑誌の読者コーナーに「詰め込むだけ詰め込んでたら(暗記してたら)ある日突然、文章がスルッと出てきた」というような「ブレイクスルーの瞬間」みたいな話が載っていたのですが、この日の「阪急百貨店」もそれの超ミニミニ版だったんでしょうか?(そうだったら嬉しいんだけどな・・・)

この日はこの後、第4課の単語説明を受けてから、本文の音読&日本語訳(テキストに訳が載っていますが、これを見ずにチャレンジ)。ここで時間切れなので終了となりましたが、次週はいよいよ第4課「買票」が本格的にスタートです。

ところで、私の習っている中国語教室が各校合同で作文コンテスト行うことになりました。
老師「帰りに受付に名前言っていってね!」
生徒(ちょっと待てっ、拒否権はないのか〜っ?!)
・・・という訳で初級にエントリーです。テーマは「自己紹介」「趣味」「友達について」です。ここはやっぱりここはひとつ「趣味」ですかね〜?(笑)


2月3日(木)
●38回目

 ・第4課「買票」−切符を買う
   会話1「在航空公司買機票」

この日はフルスを見たことがないという老師のためにフルスを持参。見せると「へーー!私、本当に初めて見ました。NO●Aの講師にも聞いたんですけど皆知らなくって。『瓢箪の楽器って琵琶じゃないのか』って言われるし」。瓢箪じゃサイズ的に合いませんがな(^^;)。曲は吹けるのか?と聞かれたので「吹けない」と答えると、「じゃあ、早く練習して皆の前で演奏して下さい」。・・・中国語とフルス吹けるようになるのとどっちが早いだろう?どっちもどっちって気がするんだけど^^;;;

前回、宿題として「2人で切符を買う会話を考えてくる」というのが出されていたのですが、老師は「じゃ、皆で順番にshou(=売)票員と客人になって自由にやってみましょう」。あれ、じゃあ考えてきた文は?実際に受け答えしてみると、考えてるようには絶対進まないんだけど。でも、実践が1番いいの確かなんだけど、宿題・・・。
だいたい課文にそっての会話練習になるのですが(というか、あまりに違うことを言われても理解できない)、やっぱりちょーーっとひねってみたいのが人間です(というか関西人の性か?)。
「エコノミーは売り切れです」「じゃあファーストクラスは?」「ファーストクラスも全部売り切れです」「ビジネスクラスは?」「ビジネスクラスはあります」とか「15日は売り切れ。16日も切符は売り切れです」などなど。私が係員の役をやったとき、最後が「請提前1個小時到機場弁理登機手続」だったのですが、これ3時間だの5時間だのにすれば良かったな〜!「手続きには時間がかかるんです!」とか言って(笑)
支払い方法に関して尋ねる文で「請用信用ka(←カードのこと)付款,可以ロ馬?」というのがあったのですが、待てよ、日本じゃ普通向こうから「お支払いは何でなさいますか?」とか尋ねてくるなぁ。中国語だと「イ尓(本当はnin)用什ノム付款?」になるのかな?
「この場合は『イ尓用zenノム付款?』ですね。」でも日本語で「どのように」って言うとクレジットカードの支払回数みたいなんだけど。「でも中国じゃ普通こうは聞きませんねえ。たいてい払う方が『これで支払いたいんですけど良いですか?』って聞くのよ」えっ、そうなんですか?日本はお客様上位でこういうこと尋ねるのはたいてい向こうなんだけど、やっぱりずいぶん違うんですね。老師いわく「売ったら後は愛想ないしね(笑)」・・・(^^;)
ちなみにこの課の例文「売る」=「shou」となっているのですが、これは文語的で実際には「売」を使いなさいとの指示がありました。でも「売」も「買」も声調が違うだけで発音そのものは同じ「mai」なのねえ。気をつけないと。

第4課の会話2は「列車の切符を買う」です。「〜は要りますか?それとも〜ですか?」とか「〜、あるいは〜ですか?」などという文は出てきます(「或者」の発音って難しいですね)。またこれを音読してから日本語に訳したのですが、単語の予習はしてても、一続きの文をちゃんとしたまともな日本語に訳すのは一苦労です。いつまでも直訳ばかりという訳にはいきませんし。
実はこの第4課は語法の説明が少ないようです。前の課の半分ぐらいしかありません。じゃあ簡単かって?もちろんそんな訳ないです(笑)


2月10日(木)
●39回目

 ・第4課「買票」−切符を買う
   語法の説明

まずは前回の宿題の答え合わせから。前回出された宿題は「あなたが今までしてきた旅行の中から1つ選んで、詳しい内容を作文にしなさい」というものでした(これって、この前テストでやった問題とほぼ一緒やん^^;)。「いつ、どこへ、だれと、どのようにしていったか?感想、もっとも印象に残ったものは何か?」を具体的に記述せよという条件付きのものです。うーーん。テストに使った台湾ネタはもうアカンなあ。
で、去年岐阜県に行った事を書いたのですが、ここで引っ掛かったのが「形容詞述語文」。英語の場合は形容詞述語文でもBe動詞が必要ですが、中国語の場合は要りません。なのにうっかり「是」を入れてしまってチェックが入りました。どうもなかなか慣れないな〜。

語法の説明は「還是(haishi)」と「或者」、「除了〜以外」、「前置詞『用』」の使い方。「還是」は疑問文で「或者」は平叙文なのね。ここ要チェックですな。ただ「還是」には「やはり、どちらかの」の意味の副詞としての用法もあるので注意ですね。でも、まあ疑問文は2つ並べて尋ねる訳だから判別つきそうな気がしますが。
ところで、最近気になってるのが「単語の種類」というヤツ。名詞はもちろんモノの名前ですが、それ以外の「副詞」とか「助詞」という種類が重要なんだなぁと。「中国語は語形変化がないかわりに語順というメソッドがある」と習う前に聞いていたのですが、その語順を自分で正しく組み立てて、自分の言いたいことを相手に伝えるためには「種類」をきっちり覚えなくてはいけないな〜と実感しています。今までちょっとあやふやな部分があったので(をいをい)、ここでしっかり覚え直さないとこれから先困りそうな気がします(てか、今すでに困ってるかも^^;)。

ところで「還是」の説明としてテキストに載っている例文にこんなのがありました。「是イ尓不要他了還是他不要イ尓了?」(意味は「あなたが彼を振ったの?それとも彼があなたを振ったの?」です)
「振られたって『不要』になっちゃうんですか?!」
老師「これはまだいい方ですよ。よく『shuai』とか使いますねえ」
と老師が書かれた字を見ると日本には無い字でした。んん、待てよ、これってひょっとして・・・「まさかこの字「捨てる」って意味なんですか?!」
「当たり〜!そうなの。よくこれ使って聞いてるわね。あとは「誰が誰に振られたって?」ってズバリ聞いたりするし」
「あなたの給料はいくらですか?」ってズバズバ尋ねられるのはよく聞きますが、これもそうなのか〜!うーーむ、ビックリ!


2月17日(木)
●40回目

 ・第4課「買票」−切符を買う
 ・第5課「坐車」ー乗り物に乗る

この日は仕事がなかなか終わらず(はっきり言って『狂騒曲』状態でしたわん^^;)、遅刻して教室へ行きました。まだ宿題の答え合わせの最中だったので、ちょっとホッとしました。
前回出た宿題は中国語を日本語に訳すものと、その逆で日本語を中国語に訳すものの2種類です。日本語に訳すのはちゃんと出来ていたのですが、中国語に訳すのは「還(hai)」や「鐘(zhong)」、「了」があっちこっちで抜けていたりして、細かい間違いが非常に多いです。完璧な答が書けるようになる日は来るんだろうか???
ここで引っ掛かったのが「私は●●へ出張する」という文。出張は「出差」ですので単に「私は出張する(した)」だったら「我出差(了)」ですが、これに地名が入ってくるとややこしい。「私は●●へ出張する」になると「我去●●出差了」という風に目的地名が「出差」の前に入ってくるんだそうです(「出差」の後には絶対付かないそうです)。「出差」は動詞、名詞両方に使える言葉のようですが、「差」の意味を調べると「遣わす」という意味の他に「派遣されてする仕事」という意味もあるので、「結婚」などと同じような目的語を含んだ動詞ってことなんでしょうか。
この宿題で面白かったのが「“食在広州”嘛!我們広東人,天上飛的,除了飛機什ノム都吃;地上pao(←走るの意)的,除了坦克什ノム都吃!(「食は広州にあり」じゃないか!私達広東人は空を飛ぶものは飛行機以外すべて食べるし、地上を走るものは戦車以外すべて食べるよ!)」という文章。
「あれ?これ『テーブル以外の4つ足は全部食べる』って聞いたんですけど」
老師「テーブル以外だと椅子は食べなきゃいけないじゃない!(笑)」

この後は次の第5課の単語の発音と説明をちょろちょろっと。どうやら動物園に行ってパンダを見よう!みたいな会話だけど、これまた長い。本文も1回老師の後について読みましたが舌もつれまくり。口の周りの筋肉がツリそうです(^^;)
宿題は新出単語の暗記。次回までにアタマに入るか?!


2月24日(木)
●41回目

 ・第5課「坐車」−乗り物に乗る

かなり仕事が忙しかったのですが、何とかトンずらしてレッスンに行きました(が、そのおかげでレッスン日の前後はエラい目にあいましたが^^;)

この日は月末締め切りの作文のチェックからでした。本当は先週チェックしてもらって今週提出、というのが理想だったんだけど出来上がらなかったんだなあ。
「よく書けてますよ。でも「多」の前に「很」が抜けてますね。ほらこっちも」あうう、こういうミス多いな〜。変化の「了」もよく抜けてるけど(汗)。「あとちょっとおかしいところがあるので、それを直したら出せるでしょう」・・・おかしいところだらけじゃないんだろーか?!(^^;)。まあ何はともあれ、月末の締め切りには間に合いそうです。

第5課は乗り物に乗って動物園にパンダを見に行くという筋書きの会話です。で、この会話の中に「自転車に乗っていきますか?それともバスに乗っていきますか?」という疑問文があるのですが、これだけ読むとなんともありません。でも例文を読み進めていくと「動物園まで渋滞していなければ、だいたい30分前後かかります」という文が出てきます。
「バスで30分もかかるようなところに自転車で行くんですか?」
「これぐらい普通ですよ〜!」
「・・・^^;」
そういや、北京に住んでる人が、友人に「デパートならすぐ近くよ」と言われて歩いたら30分以上かかったという話があったなぁ。
「そんなの当たり前の話です。日本人は歩きませんねえ!」
は〜〜、そうですか(^^;)
また、中国では電車の切符は乗ってから買うんだそうです(当然自動改札はありません)。車掌さんは「上車后請往里走,没票的乗客,請買票!(乗車されたら中へお詰め下さい。切符のないお客様は切符をお買い求め下さい!)」と言いながら、車内で人混みを掻き分け掻き分け移動していくそうです。でも北京は3年後にオリンピックを開催するのだから、これからかなり変わっていきそうな気がしますが。
この会話文でちょっと引っ掛かったのが「前の駅」「次の駅」の表現。これって「前の月」「次の月」なんかで使う「上」「下」を使うんですね。時間の表現に「上」「下」を使うのにはずいぶん慣れてきましたが、駅もこの表現だったとは。ちょっと驚きました。
あと、へ〜!と思ったのが「準備」の発音。ローマ字で書くと「zhunbei」ですが、これも「結婚」と同じく「un」の発音が「u-a-n」と「u-e-n」の間ぐらいの感じに聞こえます。出来るまで発音を繰り返しやらされるのですが、体で覚えないとピンイン表記を見て適当に発音しちゃいそうです。気を付けなくては。


3月4日(木)
●42回目

 ・第5課「坐車」−乗り物に乗る
   文法の説明「方向補語」、「持続の表現『着』」

仕事の大山が去ったと思ったら今度は小山が来て、またまた残業状態。この日は朝からものすごくダルくて。アリ○ミン飲んでも効きません。フラフラしながらレッスンに行ったら、なんと他の2人は休みで個人レッスン状態。ひ〜〜〜!(汗)
まず、レッスン開始前に前回老師に渡していた作文の原稿が帰ってきました(訂正はFAXで受けて締め切り当日に提出。ふーーっ)。おお、あちこちに朱が入っていて赤い赤いぞ(爆)
「この接続詞はここにはふさわしくありませんね。・・・(注意事項てんこ盛り)・・・これは何?」と老師が指差した箇所には前後の文に関係ない単語が。
えーと?・・・自分でもなんでここにこんなモン書いてるか分からないんですが(←残業した後に無理矢理書いてたからなあ、この作文^^;)
「まだまだ日本語的な書き方が多いですね。まあ、これはだんだん慣れていくから大丈夫ですよ」
う〜ん、これでも無いアタマをかなり酷使して文章作ったんですけどね。先は長いなあ。

さてレッスンですが、今日は第5課で使われている文法の詳しい説明です。
まずは方向補語。これは「去(行く)」「来(来る)」「上(上がる)」などの、動詞の後ろに付いて方向を示す言葉です。日本語でも同じように「持って来る」とか「持って行く」とか言いますし、中国語も同じなんだなあ。
ただ、「動詞+方向補語」が目的語を取る場合は、目的語は方向補語の前に来るので注意が必要です。最初は「何で動詞と方向補語の間に目的語が入るねん???」と思っていたのですが、これってよく考えてみたら「動作の順番に続ける」というのと同じことなんですね。「拿来(持って来る)」という動作をしようと思ったらまず先に手で持たなきゃこの一連の動きは出来ませんものね。
老師が言うには、この「補語」にはこ結果補語とこの方向補語と可能補語があるのですが、結果補語と方向補語をきっちり頭に入れておくと残りの可能補語がすんなり覚えられるんだそうです。ところが私、この前習ったばかりの結果補語の覚え方が悪いんだよね(^^;)。さすがに「到」あたりはよく例文に出てくるので覚えてますが、他のがかなりあやふや。いかーん!これは覚えなおさなくては!このままじゃつまづいたままだー!(--;)

「持続の表現『着』」は「今〜し続けている」という表現ですが、ここで中国語と日本語って違うな〜!と思ったのが「買って食べる」、「作って食べる」の表現。日本語だと「買う」「作る」という動作はすでに終了しているように感じられるのですが中国語だと「買着吃」「做着吃」になります。「なんで食べるのに「買い続けてる」「作り続けている」なの?!」と思ったのですが、これは「買った状態が持続している」「作った状態が持続している」ということなんだそうです。つまりこの場合は動作ではなくて状態の持続になるんですね。
でもこれって慣れてくると瞬間的に判断して喋れるようになるのかな?ちょっと、というかかなり無理な気がするんですが(^^;)


3月11日(木)
●43回目

 ・第5課「坐車」−乗り物に乗る
   文法の説明「去」と「到〜去」、「从〜到〜」

今回もクラスメート達は仕事が忙しく、1人は欠席、1人は来られたら来るという状況。ということはまた私1人???。ああ、誰か来てよう〜〜!(結局、1人が終了30分前に登場。忙しいのによく来たなあ。お疲れ様。)

まずは前回出された宿題の答え合わせですが・・・今回はなんだか難しかった。空欄に前置詞「了」「着」「過(guo)」に入れなさいというものなのですが、これが「了」でも「過(guo)」でも意味的には通じてしまう箇所があるので「どっちやねん?!」てな状況でした。あと動詞の後に付いた変化の「了」が分かりにくくて困りました(ちゃんと変化の「了」と理解できないと、意味が分から〜ん、な文章なんです。そして文章の内容が全て繋がっているので、ひっかかると後にも影響が出てしまうのでした^^;)

「到〜去」はもともと南方で使われていた表現なのだそうですが、人の行き来が活発化するに従って標準語化したんだそうです。「我去中国」「我到中国去」(どちらも「私は中国へ行きます」の意)、同じ意味だけどどういう風に使い分けるんでしょうか。それとも使い分けるって概念も別にないような感じなのでしょうか?(個人的には「我去中国」の方が言葉が少なくていいやんとも思ったり。笑)。あと「快」などの形容詞を付ける時は「到」の前なのね。ふむふむ。

「从〜到〜」は便利ですね。時間にも場所にも使えますし(^^)。年末に老師から「いつからいつまでお休みですか?」という質問を中国語でされていたので聞いてはいたのですが、授業でやると頭への入り方が違いますね(違うハズ^^;)。
最初は「離」と同じじゃないの?と思ったのですが、「離」は一方の起点のみを表すのに対して、「从〜到〜」は起点から終点(という表現が正しいのかどうか分からないのですが)まで表現できるんですね。
ただ日にちをいう場合、2日間にはほとんど使わなくて、3日以上だと使うそうです(始まりの日と終りの日の間に1日以上挟まっていないと使わないということです)。

今回で文法説明はほぼ終了したので、次回は少し復習したら次の課へ入りそうです。次の課はホテルのチェックイン時や両替所での会話。また単語がどっちゃり!だなあ・・・(^^;)


3月17日(木)
●44回目

 ・第5課「坐車」−乗り物に乗る
   練習問題

3週間ぶりに生徒が全員揃ったので復習しつつ、練習問題の答え合わせ&老師の質問攻撃でございました。
練習問題は、例文があるのでそれに関する質問があるものと、表記の間違いを正すものと2種類でした。今回は気合入れて例文の訳もきっちり書いていったので分かり易かったです(って、毎回しなきゃ意味ないんだけど^^;)
例文は「神戸の王子動物園には金絲猴がいます・・・」というようなものなのですが、それに関する質問に「王子動物園は大阪から遠いですか?」というのがあって、生徒一同「こ、これはどう答えたらいいんだ?!」という感じでした(これは人によって感覚が違いますよね)。
あと、例文に「午後1時半に待ち合わせをしたが、●●が15分遅れてきた」という文章があって、質問には「女也(ta)們(是)幾点見面的?」とあるのですが、この答を日本語の感覚で考えると「1時半の待ち合わせで15分遅れてきたから1時45分だな」と思いますよね。でも中国語だと待ち合わせをした時間を答えるんだそうです。うーーん、ちょっとこの辺り感覚が違いますねえ。

表記の間違いを直すのはそう難しくはない・・・はずだったんですが、「方向補語の目的語がある場合」というのをしっかり間違えてしまいました。「女也(ta)譲我上去楼」という文を正しく直すという問題なのですが、この場合「楼」が目的語になるので間に入るんですねえ(正しくは「女也(ta)譲我上楼去」)。「お酒を1瓶持っていく(拿一瓶酒去)」とかばっかり覚えていたので「楼」が目的語だと気付かなかったのです(・・・おバカですね、我ながら^^;)。

答え合わせの後は老師による即興問題攻撃です。あいかわらずリスニングがダメなので、何回も聞き直してはたどたどしく答えている状態です。いつの日か格好良くスラッと答えられるようになりたいなあ。そのためには「問題を聞いて日本語で考え、それを中国語に直す」じゃなくて「問題を聞いて中国語で答える」が出来るようにならないとイカンですね。でもどうやったら中国語で考えられるんだよーっ?!って疑問が・・・^^;;;


3月24日(木)
●45回目

 ・第6課「在飯店」−ホテルで

この課ではホテルのフロントでの会話の練習です。「御予約されていますか?」とか「両替はどこでできますか?」などなどです。
ここで初めて「把」の構文を習いました。今までのは単純に「私は〜します」とか「私はあなたに〜します」とかいうような文章だったのですが、この構文を使うと「〜を…します」というような、少し複雑な言い方ができるようになります。
が、問題は「把」の構文の場合、述語が単純動詞であってはならないということ。とっさに「把」を使って補語や「得」or「一下」、動詞の重ね形にならなかったらどうしたらいいんじゃ〜???(単純動詞だと文章として完成してなくて、変に聞こえるらしい。こうなるとやはり意味は通じないんだろうか?)

レッスン終了後、作文コンテストの景品をいただきました(結果はナイショ^^;)。
景品は新華字典(全文中国語の辞書。ちっちゃい。携帯用?)。・・・これって全部読めるようになれってことかしらん(汗)


4月7日(木)
●47回目

 ・第6課「在飯店」−ホテルで
   「把」の構文の確認、練習

前回習った「把」の構文の即興練習問題責めです。老師が思いつくまま問題を出してきます。でも知らない単語があるんですけど・・・。
「あら、これまだだった?」
というか、知らない単語の方がはるかに多いんですケド(^^;)

後は次の第7課「談旅行」の新出単語の説明で終了。「把」もよく飲み込めてないのに大丈夫なのかっ?!>ぢぶん


4月14日(木)
●48回目

 ・第7課「談旅行」−旅行について
   
この課では可能補語を習います(とうとう出てきたって感じ^^;)。結果補語、程度補語、方向補語をちゃんと飲み込めていればそんなに難しくはないと老師は言われましたが、どうなることやら。かなり不安・・・。

この課の例文は「もうすぐゴールデンウィークですね。何をする予定なの?」というようなものです。あと半月でゴールデンウィークなのでタイムリーな例文ですね♪
前回の宿題が第7課の新出単語を覚えてくることだったのですが、まだ全部は頭に入ってません。一応やってはいたんですがねえ(←いい訳ばっかり)。
まずは単語を音読してから本文の音読、そしてテキストを見ずに順番に日本語に訳していきます。ここでいつも思うのが「訳をするには、まず日本語がきちんとできなければいけない」ってことです。会社の元後輩が現在、英語の通訳の学校に通っているのですが、その彼女曰く「まずは日本が出来ないと、的確な訳が出来ないんですよ。経験積まなきゃムリです〜!厳しいです!」。そうだよねえ、いつまでも直訳という訳にもいかないし。

この例文でちょっと説明があったのが「多照(一)些照片」(たくさん写真を撮る)という文。
「これはどうして「些」が入ってると思いますか?」
「?」
「「些」がないと非常にキツく聞こえるんですよ」
へえ、そいういうもんなのか。
待てよ、中国語って「この××」っていうときも量詞が必要だし、数とそれに関係したモノにこだわり?があるのかなあ???

ところで、「上有天堂、下有蘇杭」(天上には天国があり、地上には蘇州、杭州がある)というのが例文中にあるのですが
老師「昔はこれ以上に美しい景色はないと言われてたんですが」
が?
「今はそんなことないですね〜。他にきれいな所いっぱいあるし」
ガクッ(^^;)
「蘇州は運河があるので夏は蚊がすごいしね!」
・・・・・・・(--;;;)老師、夢を壊さんといて下さい・・・。


4月21日(木)
●49回目

 ・第7課「談旅行」−旅行について
   可能補語、「要〜了」構文、「多+動詞+(数量)」の説明

今日は1人休みなので、生徒2人でレッスンです。
さて、今回は大問題の可能補語。動詞の後に得や不といっしょに付いて、「〜できる」「〜できない」を表現するものです。が!これがちょっと見たところ、程度補語と区別がつかない。
それに意味は同じなんだけどニュアンスが全く違うらしい。例えば「(全部)食べきれる」を可能補語で言うと「吃得完」で、「能」を使うと「能吃完」で、日本語訳はどちらも同じになります。しかし老師いわく「可能補語は単純な意味しかないけど、「能」は前の文によっていろいろな意味を含んできます」
うにゅ〜???よう分からんなぁ。
「そうですねえ、例えば『このお店、味があんまり美味しくないのよ』って話してたら絶対「能」を使って「能吃完ロ馬?」って聞くけど、逆に出された料理の量が多いだけなら絶対に可能補語を使います。可能補語で尋ねる場合は単純な1つの理由しか含まないけど、「能」はその前の文しだいで意味が変わってくるんですよ」
つまり、「彼女、料理の腕はあまり・・・」みたいなこと言った後だと「能」を使って尋ねて、意味は「(彼女の作った料理はあまり美味しくないけど)全部食べきれる?」になるってコトですか?
「そう。だから文の流れによって尋ねている理由は変わってくるんですよ。で、これはちゃんと使い分けできないと、中国人にはヘンな感じに聞こえますねえ」
使い分けって・・・出来るんかなあ(^^;)
「慣れれば出来ます。回数です!今日は宿題は出しませんから、この可能補語を、ちゃ〜んと復習してきてくださいね!」
・・・(^^;;;)