中国語学習日記 第37回〜第49回

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2006年1月5日(木)
前回更新してからずいぶん間が空いてしまいました。
あまり更新していないので「やめたのか?」と思われるた方もいるかもしれませんが、まだ一応やってます。一時期、いろいろな事にヤル気が失せ、自分でも「軽鬱?」と思わないこともなかったのですが、習い事はやめずに続けています(でもかな〜り、だらだらモードなので、どこかで「カツーーーッ!」を入れたいものです)。

中国語の勉強は2冊の入門編が終わり、中級の入り口に入りました。テキストのタイトルは「听和説」。文字どおりこのテキストでは会話が中心です。
フリートークも重視されていて、レッスンが始まる前〜始まって20分から30分までは、前回レッスン以降にあったことや思ったことなどを話します。が、これがとっても難しい!言いたいことは山ほどあるのに、それを外国語で組み立てるのは本当に難しく時間がかかります。
ずいぶん中国語の文の構造に慣れてきたとはいえ、とっさにはなかなか言葉が出てきません。これはやはり会話練習あるのみ、だそうです。
自分から中国語で発言するのはまだまだ難しいのですが、それを繰り返していかないと身につきません。
でもシャイな私(大笑)としてはこのあたり、非常にハードルが高いなぁ。

2006年初のレッスンは仕事始めの日でした。いつも教わっているC老師が中国に帰省しているので、この日の担当は代わりのW老師です。
C老師も普段のおしゃべりは速い方なのですが(日本語も速い)、代わりのW老師はもっと速かった(^^;)。気を抜くとほとんどBGMと化してしまいます。
フリートークは新年に何をしたのか?がテーマでしたが、そんなもん初詣と買い物ぐらいしかないぞ(汗)。中国語では初詣やおせちというのに対応する言葉はないので、一言ではなかなか言えず、場合によってはかなり説明的な言葉になるそうです。
W老師は京都の伏見稲荷神社に行かれたそうで、「日本では狐は神様として祭られていますが、中国ではあまり良くないイメージですね。ずる賢いという感じなんですよ」
へーーー。でも日本でも「ずる賢い」系のネタもあったように思うけど(^^;)

新しいテキストに入ってからは「自己紹介」とか「あいさつ」などをやっていました(もちろん入門編とはかなり違い、ビジネスシーンに使えるようなものとか、レベルアップしています。)。
年末にかけて勉強していたのが「職業について」。給料がどーのこーの、ボーナスがどーのこーの、転職がどーのこーの・・・というものでした。
この日はその課の締めということで、中国の仕事事情についてのコラムを読んだりしたのですが、ここでW老師が一言。
「じゃあ、この中国語の説明文(もちろん日本語)を翻訳してみましょう」
・・・はいぃ?
「分からないところは教えますから、ダイジョーブ!」
フツーはそんなことやりませんよぅ(^^;)

ひぃひぃ言いながら皆で訳したのですが(しかも私の当たったところはかなり難しい文だった-_-;;;)、これが意外と面白い・・・かも。
練習問題で日本語を中国語に直すというのはよくありますが、それとはまた違った感じなのです。さらりと上手く書かれた日本語をいかに中国語に訳すか?
難しい日本語の文でも、実は簡単な言いまわしで同じ事を表現できる場合があります。中国語もそれと同じなのだそうです。まずは柱となる文章を作ってから、それにいろいろ付け足していく。これは現在の私たちのレベルの中国語でも充分可能だそうです(もちろん分からない単語は調べなくてはいけませんが)。

自分で作文するのが勉強のやり方としては良いんですが、なかなか出来ません。でもこれならちょっと面白いしできるかも。何しろ作文って、時間のある時しかまず無理ですもん^^;


さあて始まりました2006年の中国語。
ちゃんと更新できるかどうか分かりませんが、去年よりは元気出してやっていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。


1月12日(木)
中国に帰国していた老師が戻ってきて、いよいよ通常のスタートです。
開始前に老師の中国土産のお菓子(山査子とか高梁のもの。やたら甘かったり酸っぱかったり^^;)をいただきました。うう、お腹空いたよう・・・。

フリートークは「新年どのように過しましたか?」でした。へっへん。これ前回の代理の老師の時もやったもんね♪
新たに考えるのは面倒なので(というか、新年にやったことなんて前回言った以外にそんなに無いし)、ほぼ前回のまま答える私。ま〜いいよねえ。クラスメートの返答もほぼ前回と一緒だったし(^^;)

クラスメートが年末にエレクトーンを買ったので、その話をメインにしていたのですが・・・ん?ちょっと待てよ。
ピアノ=鋼琴
エレクトーン=電子琴
なのですね。じゃあ電子ピアノは?
老師「電子ピアノって?」
生音じゃないピアノですよ。でもエレクトーンとも違うし。
「中国にはありませんねえ・・・それに相当する言葉がまだないと思いますよ」
ええ〜〜〜!本当なんですか???じゃ中国では全部生ピアノなの?
あえて言うなら「電子的鋼琴」なのかしらん・・・?
それよりも「クラ●ノーバ」とか商品名で普及しそうな気もするけど^^;

気分も新たにスタートよっ!と思ったのですが、さっそくチョンボ。年末に出された宿題をすっかり忘れておりました。
何でノートの整理をして宿題を忘れるのか?!自分が1番信用出来ない・・・(-_-;;;)

宿題は指定された用語を使って文を作るというものでしたが、これがとっさには出来ません。まず基となる日本語自体が思いつかないんですもん。
あまりに文が出てこない私を見かねて、老師が助け船を出してくれました。
「P小姐はフルスを持ってるけど、しばらく吹いていない。もしかしたら虫が湧いてるかもしれない。はいこんな感じで文を作って♪」
老師っ!そんな文章イヤですぅ〜〜!!!(T_T)

「我有葫芦絲。但是平時不吹葫芦絲,有可能生虫了。」

「虫が湧く」の表現は知らなかったので教えていただきましたが、これまったく文字の通りですねえ。
しかしフルスは本当に最近吹いておりません。身につまされる文章です(汗)

後はまだやっていなかった問題の例文を元に質疑応答。
ここでも日本語だろうが中国語だろうが、言語に関係なく文章を作る能力が必要と思いました。積極的に話しかける前にこの点で躓いているし(いや、それともこれが積極的に話しかけられない根本原因なのか?)。
覚えるのももちろんですが、このあたりも今年の課題かなという気がします。


1月19日(木)
毎回レッスン前〜始まってしばらくはフリートークなのですが、いっつもネタが浮びません。あらかじめ考えていても話がその方向へ進むとは限らないし(^^;)。
ここでたどたどしくても自分の言いたいことを表現できれば、ちょっとは良いんだけどなぁ。

今回はこう言ってみました。
「我想去看中国的導演張工謀做了電影‘千里走単騎’」
「この場合は「導演了」ですよ。前は名詞で後ろは「監督する」です」
あ、な〜る。動詞にもなるんですね?
こういうのが時々(いや、いつもか?)分からないんですよねぇ。

でもクラスメートの趣味はバラバラなので、残念ながら中国映画ネタだと盛り上がりませんでした(^^;)

この日から「趣味について」の課に入ります。
すでに「私は〜が好きです」というのは習い済みですが、ここでは「〜にはまっている」とか「〜をする癖があります」(人に自分の趣味を言うときの言い方)などを習います。
そういや二胡を習い始めたときに「迷はマニアのことだ」とか聞いたことがあったなぁ(そして今や私も立派なマニア?!汗)。

この日は新出単語の解説と、それを使って短文を作る練習でした。
趣味(とする)は「愛好」だけど、あれ?「好」は3声なんじゃ・・・。
「良い悪いの時は3声だけど、趣味の時は4声です。間違えないでね」
へぇ〜〜〜!

趣味についての課なので、野球とか阪神とか単語もあります。おお、なんだか楽しいぞ(^^)
野球の試合における規則は日本語だと「野球(の)ルール」で済みますが、中国語だと「棒球比賽規則」・・・意外と長いですね〜!
中国語って「他の言語だと長くなる言葉でも、かなり短く言える」と思っていたので(実際、テレビなんかでもよくそういう事を言ってるし)、少しびっくりしました。こういうこともあるんですね。

今回は新しい課に入ったばかりなので、新出単語の説明のみでした。次回から「私は〜にはまってます」だのいろいろ具体的なのが出てくるでしょう。ちょっと楽しみ〜〜♪


1月26日(木)
趣味についての課の続きです。
前回の宿題が「新出単語を憶えてくること」だったので、まずはその確認から。日本語で言うのを中国語に直していくのですが、どうも憶えにくいなぁと思っていた単語に案の定引っかかりました。なんとなく憶えやすい単語と憶えにくい単語がありますよね。どうしてかなぁ(^^;)

この日は語法の説明。「〜上了」「什摩〜之類」「不止」「談不上」の使い方です。
「〜上了」は「〜してしまう」という意味です。ここで文を作ってみなさいと言われたのですが、
「毎天我吹上了笛子」
「それでは意味が通りませんよ」
「毎日つい吹いてしまうという意味のつもりなんですが」
「この「〜上了」は初めてそういう状態になった、してしまったという意味があるんですよ。毎日だとちょっと違いますね」
なるほど。ってか、毎日だと「了」じゃないだろうし、そもそもこの日本文はどちらかというと「毎日せずにはおられない」というのが本当の言い方でしょうね。

他の「什摩〜之類」「不止」「談不上」も例文に沿って文をいくつか作りましたが、まだほとんど飲み込めてないので「どうしてこの文になるのか?」という感じです。
これも覚えたら違和感なくなるのでしょうけど、いつまでたっても「?」だったらどうしよう・・・(^^;)