とぜんぐさ(不定期雑記)

a@002  「ETC」が増えてきましたね

  ちょくちょく近畿自動車道を利用するのだが、料金所での「ETC」ゲートの数が最近とみに増えてきたように思う。
  「ETC」、すなわち自動料金収受システムのことだけれど、関東の方が先行していたから、そちらの方ならもっと多いのかもしれない。しかし、確かに関西でも近頃、急にゲートが増えてきた。以前までは大きな料金所でも右端と左端にひとつづつといった状態だったが、最近は真ん中あたりにもで〜んと陣取っている。一般と共用しているゲートも多いけれど、専用ゲート単体も確実に増えているのである。
  専用ゲートはいつも空いている。行列に並びながら横目で眺めていると、時たまスイ〜っと車がやって来てそのままブウ〜ンと行ってしまう。「君たちも早く取り付けなさい。楽になるよ〜お。」と、そのゲートがあざ笑っているかのようだ。なんだか悔しいぞ。

  「ETC」は国策だから、普及させるためにはある程度の強制的な面も必要なんだけれど、料金所の渋滞が、あれができたおかげでかえって増大しているのはいかがなものか。ま、過渡期というのはいつもそんなもんなんだろうけど…
  割引率もハイウェイカード並になったようだし、そりゃあできるならわたしも取り付けたいですよ。今度、車を買い換えたら取り付けようとは思っているんだけど…  何年先になるかなあ。ひょっとして一般ゲートがひとつポツンと左端に追いやられているような時代まで、今のまんまのような気もしないではないなあ。それはそれで寂しい。きっとそうなったらアレだろうね。券を取ったりお金を払ったりして一旦停車するわけだし、それに対して圧倒的多数の本線側では減速だけでしょ。これは合流するのが難しいぞ、きっと。冷や汗モンになるんじゃないかな。
  ううむ、それまでには取り付けよう「ETC」。

  近畿自動車道も阪神高速も定額料金(一部の区間だけってトコもあるけど)なので、回数券があるのだ。これをチケット屋さんで買うと、近畿自動車道の500円区間が415円で買える。わたしはいつもこれを利用しているんだけど、「ETC」になったらこういう割引もなくなっちゃうんだろうなあ。なんか悲しいな。
(H14.10.28 記) 





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