
とぜんぐさ(不定期雑記)
一週間ほど前のことだけれど、某ホームセンターにて「ナガバノモウセンゴケ」なる食虫植物を発見。衝動買いをしてしまった。葉っぱがベトベトしてて、そこで虫を捕まえて「食べる」という凶悪な植物である。
「食虫植物」というものをはじめて知ったのはいつの頃だったろうか。
小学生の頃、たぶん教科書だったと思うのだがそれで知ったのが最初ではなかったかと思うのだが、もしかしたら「みなしごハッチ」だったかもしれない。
いずれにしろ、その「凶悪」なイメージと共に、なにやら得体の知れない「ショクチュウショクブツ」という言葉の響きから、妙な憧れをいだいてしまったのだ。変な子供だろうか?
ところでどうやって育てればいいのだ?
なんとも無責任なことなんだけれど、「コケ」なんか育てたことがない。とりあえず、ホームセンタで一緒に購入した、少し大きめの鉢に土を入れ、受け皿を敷いて水をやる。
さて、それから?
コツは?
冬だけど大丈夫なのか?
日陰の方がいいんだよね、やっぱり?
などなど、ネットで調べることにした。
しかし便利な時代だ。ちょっと検索すればすぐに情報は集まる。これって実は凄いことではないのか。冷戦の賜物だとかなんとか聞いたことがあるけど、それはさておき、子供の頃の夢物語が目の前にあるってことに、改めて感じ入ってしまった。
脱線。
「albinopriの植物館(http://members4.cool.ne.jp/~albinopri/index.html)」というサイトにお世話になって調べさせていただく。
曰く、
「用土はミズゴケ!」
…って土入れちゃったよお! ミズゴケなんて見たことないよお!
う〜ん、いきなりかあ。でも元々は地面の上に生えてるんだろう、コケとはいえ。なら、ま、いっか。大丈夫だろう(根拠はないけど)。
曰く、
「常に腰水!」
…ってナニ? 水を張った皿に鉢を置くんだって? この皿は浅いけど… 腰とまではいかないけど、ま、足下ビチャビチャ程度でも結果的にはおんなじことだろう。要は湿気の問題なんでしょう。なんとかなるか。
曰く、
「触らない!」
げっ、植え替えの時にさんざん触っちまったよお。
…触らなかったことにしておこう(ボソッ
曰く、
「光はたっぷり!」
ほお! コケなんだから日陰がいいものとばっかり… これは意外。
なんでも食虫植物というものは、周りに背の高い植物のない開けた湿地などに生えているそうで、基本的に光がガンガン当たることを好むのだそうな。例外もあるそうだけど。
なら、窓際に置いておくことにしよう。
などなど情報が一杯。おかげさまでド素人でもなんとかなりそうな気がしてくるから大したモンだ。
で、まだ枯れずに頑張っています。なんとか元気に育ってほしいものだ。
(H14.12.21 記)
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