とぜんぐさ(不定期雑記)

a@022  首が…

  生首の話を書いたからと言うわけでもないのだけれど、首が動かなくなってしまった。

  木曜日の朝、目覚めたら首が痛い。おかしいなあ、と思いながらも出勤したけれど、しきりに首をぐるぐる動かして、なんとか円滑に首が動くようにと素人なりのマッサージをおこなったのでした。

  しかし、これがいけなかった。

  金曜日の朝、首がまったく動かない。起きあがれない。びっくりしましたよ。これはなんだ、どうしたんだってね。嫁さんになんとか起こしてもらったのはいいけれど、上下左右、動かそうとすると劇痛がはしって、これがまったく動かない。マズイぞ…  で、熱いシャワーを浴びてみたらどうかと思ってシャワーを浴びたら(服を脱ぐのに大騒ぎだったんだけれど)、こころもち動くようになった(ような気がした)。とにかく出勤の準備をしようと着替えをなんとかしたんだけれど、結局、これはいかん、医者へ行くわ、と、仕事を休んで、近所の接骨院へ。折しも待合いのTVでは「アサハラ」の死刑判決が出るぞ出るぞとやっていましたが、こっちはそれどころではないのだ。う〜ん、普段なら絶対に一生懸命見るんだがなあ…

  で、診察ではなにやら電気をあてられて(「電気、流しますね。丁度いい加減になったら言ってくださいね」とか言いながら先生、手が滑ったのか、いきなりMAX近くにまでダイヤルを回す。「ゲッ」と思う間もなく背中に劇痛が…  「ごめんなさいっ! 大丈夫ですかっ!?」 大丈夫じゃないけど 「大丈夫です」 としか言えないところが気の弱さである)、その後、湿布をしてもらう。なんか気持ちがいい。で、先生、「首を動かしすぎたわけですね。炎症が起こっている状態のところを、無理したので一層ひどい状態になったわけですよ。えっ? シャワーを浴びた? ダメですよ、冷やさなきゃいけないんですよ、こんな時は」 ことごとく裏目に出てたワタシの行動はいったいなんなのか。20年も病院に勤務しているなんて、死んでも口に出来ない。恥ずかしくて…

  ところで原因はなんだったのか? 「寝違え」なんて今までやったことないのに…




  その犯人は、嫁さんだった。
  金曜日の夜、嫁さんがおそるおそる白状するには…

  仰向けに寝ていたワタシのいびきがうるさかったので、首だけ反対側に押しやったのだそうな。ぐりっと。ワタシは爆睡していてちっとも気が付かなかった。とにかくいびきは止まったらしく、嫁さんはそれから安眠したらしい。ところがワタシの首はその段階で、かなりのダメージが加えられたようで、木曜日の首痛につながっていったようである。
  とんでもないことだ。
  しかし、嫁さんは主張する。
  「今までにも何回かやっていたけど、大丈夫だったでしょ」

 ちぃーっとも知らんかった!

  湿布のおかげと、安静にしておけとの先生の指示で、土曜日現在、かなり回復してパソコンにも向かえるようになったので、こうして嫁さんの悪事を告発するのである。


(H16.02.28 記)





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