とぜんぐさ(不定期雑記)

a@027  三菱自動車です

  わたしの愛車は三菱の 「カリスマ」 というとってもマイナーな車です。乗り始めてから、もう7年になるのですが、さすがに、あちこち ガタ が出ております。

  その1
  ガソリンの給油口が自動で開かない(これはバネがはずれてしまっています)。
  その2
  電動ドアミラーをたたむときに、ストップがかからない(しかも両側。これは本当に経年劣化なのか?)。
  その3
  ウインカーが出ない(どうやらリレーの接触が悪いらしく、軽くハザードに触れてやれば、カチカチと点滅をはじめます。これは初期不良でして、ずいぶん以前に、リレーの交換をしてもらったのですが… また症状がでています)。
  その4
  きわめつけは、右のリヤドアが外から開かない、というもので、おいおい、というカンジです。

  昨今のリコール隠し(といっても今に始まったことでもないのですがね。三菱自動車って…)で存亡の危機に立たされている三菱自動車ですが、今日、近くの営業所へ、これらの修理にどれくらいかかるか見積もりをお願いに行きました。
  店内はガランとしておりました。店員さんはヒマそうです。以前、来たときは2組ぐらいの客がいたのですが…

  それにしても親切でした(笑)。1時間程度かかるということで、待合いに通されたのでしたが、以前、フィルターの交換に来たときには、別の建物で、独りポツンと待たされていたのに、今回は、ただの見積もりを取りに行っただけなのに、新車の並ぶロビーで待たせてくれました。
  しかも、コーヒーまで出てきました(笑)。

  店員さんも大変ですねえ。

  でも、今度、車を買うなら三菱以外で買います。

  不祥事も不祥事ですが、これだけ ガタ がくるメーカーに信頼は置けませんし(もっとも「カリスマ」は、純国産ではないのですが…)、そもそものケチのつきはじめは、新車購入時に始まっているのですから。
  それは新車購入から1年半ほどたった夏のことでした。わたしは愛車で北海道旅行をしておりました。とあるガソリンスタンドで給油をし、そこを出ようとしたときでした。血相を変えて店員がストップをかけるではありませんか。
  「にいちゃん、ガソリン漏れとる!」
  なんと、愛車はボタボタとガソリンを垂れ流しながら動いていたのです。なんじゃこりゃ? スタンドで早速見てもらいましたが原因がわかりません。仕方なくJAFを呼びました。近くの自動車修理工場まで運んでもらい小一時間見てもらいましたが、やっぱりわかりません。
  結局、ガソリンを半分ほど抜いてもらって帯広の三菱自動車営業所まで自走することになりました。満タンでなければ、ボタボタはなかったのです。
  で、おっかなびっくり帯広まで走ったのでしたが、う〜ん、北海道は広いぞ。ずいぶん時間がかかりました。

  帯広の営業所で2時間近くかけて見てもらったところ…

  ガソリンタンクの上部にドリルで開けた穴があるではありませんか!

  隙間から覗いてみますと、タンク上部にドリルで開けたときの切りくず(あのうずを巻いているようなヤツです)が一本、しっかりと出ているのです。
  「どうやらナビを取り付ける際に上から貫通しちゃったみたいですね」
  って、おい、このナビは新車購入時にオプションで、あんたらのとこで、付けてもらったナビだぞ。
  しかし、わたしは自分で言うのもなんですが、温厚(気が弱いと読みます)です。ぐっとこらえて、文句は言わず(ちょっとだけ言いましたが)、とりあえず原因がわかったので、なんとか大阪まで自走して帰ってきたのでした。「満タン厳禁」を胸に刻んで。

  帰ってきてから、知り合いの修理業者を通して抗議と修理を行いましたが、帰ってきたのは、「ごめんなさい」と実費だけでした。もちろんタンクは交換してもらいましたが…

  さて、今回行った営業所は、その営業所ではありません。そんないきさつなど知る由もありません。
  見積もりの内容は、部品代47,980円 技術料9,600円 消費税2,879円 しめて60,459円 というもの(ウインカーのリレーは含んでいません)でした。
  しっかり 定価 で、そして一時にこれだけ ガタ がくる不自然さも無視をした技術料も、それはそれで仕方のないことです。

  お金があったら今すぐ乗り換えるんだけどなあ。

  修理どうしようかなあ…

(H16.06.05 記)





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