11月3日土曜日(文化の日)。雨。
  昨夜、大阪から京都へ向かい、親戚の家に泊まったわたしは、助手のゆきちゃんと共に、
一路、兵庫県は香住町余部鉄橋へと車を走らせたのでした。
  香住町は蟹で有名です。日本海側にある町で、もう少し西に行くと鳥取に至ります。

  又、NHKのドラマ「ふたりっこ」でも重要な土地としてロケが行われていました。おもしろかったなあ、「ふたりっこ」。

  有名な城崎温泉や湯村温泉(NHKドラマ「夢千代日記」で有名になりました)が近くにあります。そう言えば、「夢千代日記」のオープニングにも余部鉄橋が映ってましたっけ。
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4時間ほどで到着。
早速比較してみましょう。


  やや遠景になってしまいましたが、それでも変化は見て取れます。やはり、家が多くなりまし
た。当時は鉄橋の向こう側(海側)に集中していた家々が今ではこちら側にも多く見られます。
学校もできています。山に木が生い茂っています。この木々の成長が時間を物語っています。
加えて鉄橋には柵が設けられています。これは昭和61年の列車転落事故の影響です。

真下から見上げた鉄橋。やはり高いです。 
  海側から。構図は悪くないのですが、電柱がねえ。 



  今回は、鉄橋そのものよりも機関車にこだわりすぎたきらいもありました。しかし、絵はがき
の風景のひとつとして気になるものは調べてみたいと思いますし、結果、調査が成功するなら
それは大きな喜びになります。又、調査の課程で今まで知らなかった多くのことを学ぶこともで
きます。
  「こだわって良かった」
  余部鉄橋の下でこれが正直な感想でした。

  それにしても、梅小路蒸気機関車館、並びに交通科学博物館の人たちには、大変お世話
になりました。心からお礼申し上げます。


  そして、わたしたちは家路についたのでした。



  でも...
  せっかくの遠出ですし、どっか寄っていきましょうよ。
  と、言うわけでここから先は 「おとらのみちくさ」 ですね。