知恩寺近くの駐車場に車をとめて、まず観光名所の廻旋橋へと向かいます。この橋
(正式には小天橋)は絵はがきでもわかるように、橋を回転させて船を通すんですね。
  すると、おっと、いきなり対橋楼さんを発見!まさに橋に対して建っている。行けばわ
かると言った、観光協会のおねえさんは、真実を語っていたのです。入り口の写真を撮
ったつもりだったのですが、撮れていない。残念。

  この対橋楼さん、一階ではお食事が出来ます。ちょっと早いけど、これからたっぷり
歩くことになるのだし、ここで、昼食といきましょう。おいしかったです。♪

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  さて、絵はがきを出してお話を伺うと、大変喜んでくださり、若社長(たぶん)直々に外
まで案内してくださり、さらに解説までしてくださったのでした。
では、御覧いただきましょう。


???

  でしょうか?すみませんねえ、写真の腕が悪いんです(汗
  しかし、今回一番驚いたのは、この風景でした。

  なんせ、橋がない!この観光名所の廻旋橋が、架かっていない!

  確かにこの方角であることの証拠に、絵はがき中央の石灯籠を、若社長はわざわざ
見せてくださったのでした。丁度、外観工事中でシートに隠れていたのですが、「これが
そうなんです」と、説明されりゃあ、信じるしかありません。
  うん? 橋がないのに対橋楼とはこれいかに? しまった。聞きそびれた... 謎は
深まるばかりでございます。
  (後で考えたら「対橋楼」の「橋」は「橋立」の「橋」なんですよね。わたしってバカですなあ)

因みに、この対橋楼さん。創業は明治に遡る有数の老舗です。絵はがきの文殊ホテル
も対橋楼さんのひとつなんですね。

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そしてその廻旋橋こと小天橋です。


  絵はがきの当時は手動で廻っていましたが、今は電動で廻ります。残念ながら、廻っ
た状態には遭遇できませんでした。

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  さらに、切戸渡し場附近。


  おそらく、絵はがきは対橋楼さんの二階か三階から撮影したものでしょう。わたしは、
小天橋の袂から撮影しました。
  のんびりとした渡し場も、今では観光のモーターボートが発着しています。時代が感じ
られます。