ニュージーランド

2003年12月05日
ミルフォードマリナー号に乗船

 16時30分ミルフォードマリナー号に乗船。17時出航。いよいよミルフォードサウンドを夕刻出発する1泊2日のクルーズ体験である。ニュージーランド観光のハイライトであるミルフォードサウンド。通常のクルーズが約2時間なのに対し、こちらはフェリーターミナルを夕方に出航し、翌朝9時過ぎに帰港する。
 出航してしばらくすると、船長から乗船中の諸注意がある。救命具の付け方など。それが終わると鍵をもらって、部屋に入る。マリナー号はツインベッドにシャワールームと洗面所も付いているので快適であった。上甲板であったが部屋に行く前にずぶぬれ。部屋に入って一段落、着替えをすませ、食堂に行く。豪雨なので、外には出られないので、食堂の窓から景色を眺める。船は、シンバッド渓谷(マイターピークなど3つの山に囲まれた渓谷でかつて幻の鳥、カカポの保護区があった場所)を過ぎ、コパーポイント(フィヨルドの幅が850mと最も狭い場所、かつて銅が発見されたためこの名前が付いた。)まで進む。同じツアー客も集まってくる。他のグループの日本人がいたので、声をかける。千葉から来ている女の子だった。18時30分、食事の準備があるので、といって船員が場所を空けろという。やむなく部屋に戻る。景色には感動した。船はハリソン入り江に入る。この入り江は、フィヨルド内でもっとも風雨から保護された停泊地。ベンプローク山の雪解け水がハリソン川から流れ出ている。波もなく風もない。他の船(帆船ミルフォードワンダラー号 )も1艘停泊していた。
 19時20分食事も当然ながら船上でいただく。ミルフォードサウンドの大自然を堪能しながらの食事はきっと素晴らしい。またクルーズが実施される場所はユネスコの世界自然遺産にも指定されているフィヨルドランド国立公園内にある為、運がよければイルカやオットセイ、ペンギンなどにも出会えるそうだ。今日は雨のため見えない。
 21時船内の談話室でミルフォードサウンドの大自然について映写説明会があり参加する。船員が英語で説明したが、映像で理解できた。
 22時 就寝
     宿泊 MILFORD MARINER号
         バス運行距離:424km
写真はミルフォードマリナー号、雨でできた滝
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