ニュージーランド

2003年12月06日
ミルフォードマリナー号下船



  5時起床。天候が気になる。窓のブラインドを開ける。昨日の天気からは想像ができないほどの晴天。昨日船員が明日は晴れると言っていた。昨日てるてる婆さんを生け贄にしたので晴れたのか。?
  甲板に出でると少し寒い。あわててヤッケを取りに行き、家内も誘う。根さんも来ていた。周りの景色は昨日とはうって変わって趣を異にする。滝の数がずいぶんと減っている。ミルフォードの二つの違う顔を見たのは幸運であった。添乗員もあがってきた。景色に酔いしれていた。6時になり添乗員はあわててモーニングコールしに階下に降りていった。
 千葉の親子が甲板にあがってきた。彼らはマウントクックからクインズタウン経由でここに来たと言っていた。クインズタウンから飛行機でこの船に乗った。日本円で約5万円/人と結構高い。と言っていた。また、マウントクックはハーミテージホテルしかなく、そこに泊まったが設備は良くなかったといっていた。個人旅行は高くつくと言っていた。「ニュージーランド往復飛行機代はマイレージでやすかったが」といっていた。
  6時30分モーニングコール。7時朝食バイキング。食事がすむ頃、船は入り江を出て、タスマン海の方へと進み外海に出る。今回はイルカは見えなかった。タスマン海に出ると船はUターン再び入り江に入る。アニタ・ペイ。(この一帯にはグリーンストーンが有りマオリ族がやってきた。) を通過する。ミルフォードサウンドの北の入り口デールポイントを通過。岩肌にアザラシがたむろしている。ピオピタという海洋保護区を通る。大きな滝(スターリング滝、落差155m)に到着、船はその滝に向かって進む。やがて滝の真下に船がつけられる。下から見る滝の景色は、水しぶきと音に圧倒され何ともいえない感動だ。切り立った岩(ザ・ライオンと言われており、正式にはキンバリー山という正式名称を持つ標高1301mのこの山は座っているライオンに似ている。)を見ながら航海する。左手に大きな滝(ポウエン滝:「小川の少女の滝」ダレン連山の谷間より流れ落ちる、落差160mの徒歩でも見に行くことができる。この滝は1871年に発見者であるジョージ・ポウエンの妻のエリザベス・ポウエンにちなんでつけられた。)を見ながら、港に戻る。マイターピーク(ラホトウ「男らしさの象徴」が見える。
 9時15分全員集合集合。みんな名残惜しそうに下船。後ろに見える三角形の山が「ミルフォードサウンド」を代表する山「マイターピーク」海面からの山では世界最高峰(標高1692m)で司教のかぶるマイター(冠)に似ているところからつけられた。ニュージーランド一番の風光明媚なところで切手にも使われている。昨日は雲に隠れて見えていなかった。
 写真は朝の遊覧船、晴れた日の滝、マイターピーク
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