凌くんが生まれた頃

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やっぱりハプニング

 凌くんの時もぽんちゃんの時と同じようにとても順調でした。ぽんちゃんの時と同じように、スイミングに通い、つわりもなく、毎日元気に過ごしていました。産休に入ってから少したった、予定日の4週間前、親類と一緒に晩御飯を食べに行ったりしていました。これがマズかったのか?

 その次の日、ママに陣痛が始まりました。2回目の出産は初産よりも早いし、今度はパパもいったん帰ったりしないでずっと病院にいました。それどころか、もし帰ろうとしていたら駐車場まで行っただけで病室に戻らなければならなかったでしょう。例によってママは、「立会いはしなくていい。」ということだったので、パパをドアの外に残し、自分で分娩室まで歩いて入って、ほんの10分位したらもう、元気な凌くんの泣き声が聞こえてきたのです。


ぽんちゃんと二人

 というわけで、ママはしばらく入院することになったので、その夜、パパはぽんちゃんを連れて晩ご飯を食べに行きました。病院の近くの吉野家で、ようやく普通のご飯が食べられるようになったぽんちゃんに、筑前煮を食べさせました(当時、吉野家にそんなメニューがあった)。

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