No13
<鑑賞会 〜映画 「未完成交響曲」 
               アンケートより


dairy(diary_note_no35.html へのリンク)に掲載の、シューベルト映画「未完成交響曲」(1933年)の鑑賞会より感想や意見をご紹介します。

♪生涯について
*経済的に苦しくて思う存分音楽することが出来ない中で、天才的な音楽の才能は、授業中にも自分の音楽に入り込める情熱により発揮され、感情で多くの音楽を生んできたシューベルトは、音楽に生涯のほとんどを過ごしたように思う。

*演奏している途中に音楽を思いつく・・・というのは
驚きだった。

*シューベルトの繊細な心がよくわかり、だからこそ
現在までずっと残るような曲が生み出されるのだと
感じました。

*音楽家は恋に破れ、実らないのが当たり前のような”しがない”ものである・・・か?
色々なことを考えさせられた・・・。


♪シューベルトの音楽について

*算数の授業でも数字が拍子に変わり、「野ばら」ができあがってきたのが素晴らしく、面白い。

*シューベルトが純朴で純粋に音楽を愛していることがよくわかった。
歌曲が当時の人々に愛され歌われ、流行っていた様子はとても新鮮だった。

*歌曲
は大変美しく、印象的、大好きです。
予測できないメロディー等の進み方、展開の仕方がグイグイと聴く者を引っ張ってくれる。

*歌われている曲の歌詞と曲の結びつきを目の当たりにした。

*独特のずれるような、リズムとメロディーがある。

♪その他

*今と当時の社会体制の違いが強く印象に残った。
*サロンでのキンスキー夫人、エステルハージ伯爵や宮廷音楽長の物腰から作曲家という職業が成り立つ背景が見られ、興味深かった。


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