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<イタリア トリノ・オリンピック>
〜フイギュア・スケートにみる音楽の力〜
マイ・ファニー・ヴァレンタインから「蝶々夫人」
2006年はスポーツ・イヤーともいわれ、トリノ・オリンピックからドイツでのサッカー、ワールドカップと、
大きな大会の年になりました。(^・^)
中でも音楽が大きく関わるフイギュア・スケートは、見逃せませんね。特に女子の活躍はめざましく、昨年末の大会では誰が選ばれてもおかしくない力の戦いになりました。それぞれの素晴らしい演技に、メダルへの大きな期待が膨らみます。
そして選手の演技を左右する<音楽の力>にも、あらためて考えるものがありました。
<選曲>は発表会やコンサート等も同じく、最も大切なもので、プログラムの良し悪しで結果の半分が、わかるものです。
今回のフィギュア・スケート代表に選ばれた「安藤美姫」選手のプログラムが急遽変更されました。 |
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マイ・ファニー・ヴァレンタインからオペラ「蝶々夫人」に!
ジャズ・バラードの名曲は大人の魅力いっぱいですが、18歳になったばかりのミキティーには、やはり無理が・・・。ドラマチックな盛り上がりがないしみじみした音楽は、安定感があってこそで、気持ちを、切り替えれないまま、ジャンプの失敗が目立ちました。
これはピアノやオルガンの演奏も同じことで、頭で分ったつもりでも、体で理解する難しさは理屈では
なく、人生いろいろ?の経験〜失敗や挫折も〜を
踏まえ、<哀しみ>を知らないと表現できないものしょう。
<音楽の力>は偉大で、選手ばかりでなく、聴衆にも伝わり、その中で生まれる<一体感>が、独特の空気、雰囲気をかもし出し、想像を超える演技や演奏が生まれたりします。
<ライブ>ならではの魅力・・・そして醍醐味・・・!
各選手の選ぶ音楽には、共通する「ドラマ性」が、
ありますね。
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