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びわ湖ホールプロデュースオペラ
歌劇「トーランドット」ゲネプロ見学
開館10周年となる今回のプロデュースオペラはプッチーニの歌劇「トーランドット」
公演直前に行うゲネプロに、県内通勤通学者、またはホール友の会会員対象で100組200名特別ご招待〜とあり、恩恵にあずかった。
参加費も無料で、聴きたい日のメンバーが同じ条件で鑑賞できるという、有難い企画・・・。
当日ホール側のお話では「予定よりも多くの申し込みで抽選なしで全員を招待した。」とのこと。
オペラを浸透させるためにも、またこれから本番にもう一度来てもらう為にも・・・との配慮が伺える。
オープン以来毎年鑑賞し、昨年の「サロメ」で痛い目にあった?私としては今年は?と迷いもありスケジュールも難しかっただけに、ラッキーでした。
3階中央〜オーケストラ・ピッドを見下ろせ、字幕もしっかり見える良い席で全3幕、堪能いたしました。 |
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ホール側のコメントでは〜タイトル・ロールのトーランドット姫等、ソプラノ歌手は本番に備えあまり声を出さないかもしれませんが悪しからず・・・〜との話でしたが、リューの木下美穂子さんも姫の横山恵子さんも素晴らしかったです。
またカラフの水口聡氏も役柄にはまり、余裕の声量
でストーリが分りやすく、プッチーニの音楽の魅力も大いに楽しめて、大満足でした。
丁度、同じプッチーニの「蝶々夫人」から<ある晴れた日に>を演奏しているので、作曲家の共通点が発見できたり、今の時代にも通じる身分の格差や貴族の悲しみ、テーマは「愛」。
「人間の本質的な愛の強さ、美しさ」を感じさせます。
あの名曲「誰も寝てはならぬ」もプッチーニのテンポでとまらず進みましたが、心に染み入りました。
ゲネプロなので客入りが少ない為か、オケのシロフォンがやたらに響き、気になりましたが本番では、
「オケが迫力不足・・・」だったと言う人もいました。
とにかくご招待、有難うございました!!
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