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<ラ・フォル・ジュルネ音楽祭>
〜大型連休に、今年も多彩な催し〜

年々人気を高めている「ラ・フォル・ジュルネ
(熱狂の日)音楽祭」
が今年もゴールデンウイーク(5月2〜6日)の間、「シューベルトとウィーン」をテーマに東京国際フォーラムで開かれる。4月29日から周辺地域で始まる関連イベントを合わせると、期間中に約100万人の来場が予想されている。

フランス・ナントで始まったこの音楽祭は、近接した複数の会場で朝から晩まで同時進行で数多くのコンサートが開かれる。各コンサートがほぼ3000円以下に抑えられているため、コンサートのはしごができるのが人気の理由だ。

 日本に導入されてから4回目の今年は、東京フォーラムの10以上のホール、ロビー、ギャラリーなどで約400のコンサートが開かれ、無料講演会もある。シューベルトの交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノ連弾曲の全曲が演奏されるほか、「冬の旅」などの歌曲、合唱、宗教曲と、ほぼ全ジャンルを網羅する。



珍しいものでは、1828年にシューベルトの友人たちが開いたコンサートの再現(6日)、めったに上演されない未完の宗教劇「ラザロ、または復活の祝日」(2日)など。また、シューベルトに関連した映画「未完成交響曲」「野ばら」「会議は踊る」なども連日上映される。

 コルボ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ピアノのイヴァルディ、ダルベルト、田部京子、バイオリンのパスキエ、久保田巧、室内楽のトリオ・ショーソン、バリトンのゲンツ、ソプラノのへンドリックス、メゾソプラノの白井光子ら、150を超える一流の演奏家・団体が登場する。
毎日新聞 2008年4月28日 東京夕刊

♪フリーマガジン「クラシック」の最新情報には
<全プログラム完全網羅>として掲載。
シューベルトの作品を中心に同時代のベートーヴェン、ロッシーニなど、クラシック音楽が最も輝いた時代が一気に堪能できる趣向となっている。
世界各地の一流アーティストの演奏が聴けるコンサートは、どれもが約45分の公演時間というコンパクトサイズ。また、0才から入場可能なコンサートもあるというまさに理想の祭典!都会ならではとは・・・。
 残念(-_-;)                  5/3

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