No34



パバロッティ氏逝く 日本でも惜しむ声
2007年09月06日20時01分

 6日亡くなったパバロッティさんは、人なつこい笑顔と人柄で日本でも広く愛された。
その歌声といえば、「誰も寝てはならぬ」の名旋律を思い起こす人は多いだろう。
昨年2月のトリノ五輪開会式で、つやのある伸びやかな声で歌い切った。その同じ曲にのって、フィギュアスケートの荒川静香選手が金メダルを獲得。日本人の心に深く刻まれる記憶となった。





東京での「三大テノール公演」で96年6月、
プラシド・ドミンゴ(左)、ホセ・カレーラス(中央)両氏とともに熱唱するパバロッティ氏(右)=ロイター
         〜朝日新聞より〜

♪世界的なイタリア人オペラ歌手で「3大テノール」の一人として知られるあのルチアーノ・パバロッティさんが、膵臓(すいぞう)がんのため、イタリア北部モデナの自宅で死去とのニュース。71歳だった。まだまだあの素晴らしい声を聴きたかった。自ら70歳での引退宣言!そして世界を引退公演の途中、入院。本当に芸術家として
生涯現役で惜しまれての最後・・・。


私のアーカイブスに「三大テノール」のパリや日本での公演ビデオの映像が数本あり、また
若かりし頃のオペラもDVDになっています。

いつでも観たり聴いたり・・・とその歌声に触れることは、今となっては歴史の1ページになりました。こんな風にこれから本当の芸術家が、また
消え、新たな世代が次の時代を担っていく・・・。
一つの時代の終りを感じる心寂しいニュースでした。


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