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<2008 Roland new Style Concert>
〜多彩に広がる、音楽の新世界〜
2/20(水)大阪いずみホールにて
「作曲家、千住明氏のナビゲーションで一流音楽家たちによるピアノ・オルガン・ストリングスのハーモニー。トーク、映像とともにお楽しみください。」
(チラシより)
今年関西はいずみホールで開催されました。
トップはショパン国際コンクール入賞の宮谷理香氏が、ブルーのドレスで登場。「千の風になって」をソロでさりげなく美しい音で奏でられると、映像にリンクされ、音の変化とともに移り変わります。クラシックのピアニストにとっては、新しい表現や創造の世界だ、語られる。
続いてショパンの作品2曲、バラード3番、エチュード「革命」
バラードではゆったりとしたテンポ感が特徴に思えた。テクニックの見事さは画面のアップでより伝わる。横顔も美しく手の動きも優雅・・・。やはりデジタルの限界?か弾き手のパワーに答えられていない音があり惜しい?!
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続いての登場は「ねこふんじゃった」でお馴染みの
小原孝氏。まずソロで「リベルタンゴ」
ピアソラにはチョットうるさい私に言わせると、タンゴの味がイマイチ・・・。タンゴというよりも小原節?
になっておりました。
如何弾いても、この方はご自分のカラーが強く、
後半のオリジナルでは弾き語りも披露、なんでも
「歌って、踊れるピアニストを目指す!」とのことでした。
ローランド・オルガン<アトリエ>とのアンサンブル
では山口綾規氏が登場。オケ・パートや伴奏部分に徹してソリストをバック・アップ、音楽を盛り上げてひたすら抑えた感じ・・・。
オルガン・ソロは橘ゆり氏。千住氏との絡みで、
大河ドラマ「風林火山」1コーラスや、アトリエのデモにテナー・サックスの「ハーレム・ノクターン」をプログラム外に演奏。セクシーな音?に千住氏も
「しびれました!」
このサム・テイラーの流れか、「ダニー・ボーイ」と香港舞台の映画「慕情」を。
続く |
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