No38
<年の瀬に寄せて>

12月7日(金) 栗東さきら小ホールにてクリスマス
ゴスペル・コンサートを聴きました。
ピアノ・加藤景子、ヴォーカル西村あきこのデュオ。
昨年、二人のCD「OUR GOSPEL STYLE」のナンバーやポピュラーなクリソマスソング等も、彼女達ならではのオリジナルスタイルで客席と一緒に大いに盛り上がりました。

ピアノ・加藤景子さんは(前にも紹介済みですが)、昔の生徒さんで地元での演奏にはメールが入ります。今回は当日NHKTVの録画もあり、インタビューや取材にも応じ、まさに連日多忙な活躍ぶりです。

指導をしている時期からは想像の出来なかった
成長を見ると、自分自身の<見る目>にも疑問を持ちます。が、もちろん並々ならぬ片鱗は感じていました。
「耳がよい」「どんな曲も軽くこなす」(余裕がある)
「深刻にならない」・・・等思い浮かびます。

ジャズにめざめ、西村あき子さんとの出会いでゴスペルと、カーネギーホールでのコンサート等の経験も積み、また多くの才能あるミュージシャンとの出会いの中で、チャレンジし、才能を開花させている


ことは、何とも頼もしい限りです。
当日地元のチェリストとの共演もあり、彼女のオリジナルナンバーでのアレンジでしたが、なかなか
素敵でした。チエロのサウンドがやはり心地よく、
中音域〜低音のもつ魅力が発揮されて、音楽がより新鮮に感じました。

「色」ということを「音」に変えてみると、意外性の持つ魅力があります。
聴きなれることから、「色」を変えるとまたイメージが変わり、魅力が一段と増しますね。

終了後の彼女のブログを読んで、チエロのアレンジ
で徹夜した・・・とありました。

「やっぱり努力をしているんだ!」と実力のうちの
体力、気力をも、99%の努力によるものと、プロならではの道の厳しさを歩んでいることを、実感。

音楽を続けることは年齢と共に、思わぬ体の故障も出てきます。老婆心ながらそんな心配をしつつ、「長く続けて・・・」と願っています。

                  2007 12/30
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