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<地域・家庭・学校を結ぶ
「文覚の日」 PTA祖父母参観日に
〜 学校公演に思う 〜
梅雨の晴れ間の土曜日、京都府南丹市八木の新庄小学校にお招きいただき、1時間の<オルガン・コンサート>を行いました。
前日の大雨がうそのような晴天に恵まれ、緑が映え、田植えの済んだ稲が美しく、牛が飼われミルク工場もある環境で、育つ小学生約50名と祖父母、地域の方等、100名が体育館にてのコンサートに集まってくださいました。
早朝から楽器の搬出等でバタバタと慌ただしく家を出て、京都から嵯峨野線に乗ると、何やら空気や景色のせいで、のんびりした気分に。
保津峡あたりは一段と緑深く、渓谷が見下ろせる。
桂川が流れる八木には初めてのお邪魔ですが、
学校に着くと、早速音楽室から子供達の歌声が聞こえ、玄関にはきれいなお花が生けられ、先生方が暖かく出迎えてくださいました。 |
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昔懐かしい小学校の雰囲気が漂い、何かしら思い出す。
10:50〜のコンサート開演前、PTA会長のご挨拶で、「今年はこの会が出来なくなりそうでした。この経費は廃品回収の収益と助成で成り立つが、それが集まらないところ、アルミ缶の回収をすることで、ようやく開催できました。」と話され、何とも複雑な気分になりました。
こちらも半分ボランティアの気持ちでお引き受けし、楽器の運送費が大半のわずかな経費ですが、文化国家?の予算配分は教育にお金を惜しみ、何が少子化対策かと。
1時間のコンサート、後半では学校側のリクエストで♪<さんぽ>と<ビリーブ>を私のオルガン伴奏で子供達全員が合唱。
大きな声でとても明るく、素晴らしい歌声!!
「千の風になって」のラストナンバーの後、大きな花束を可愛い一年生から頂き、御礼に<音を楽しむ>と色紙にサインさせて頂きました。生の演奏を身近で聴くというご理解ある教育現場で、子供達がのびのび成長することを大変嬉しく思いました。
2007年 6月23日 |
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