No32
<東京ミッドタウン
    〜六本木アート・トライアングルへ>

                      
久々に上京となり、話題のスポットへ足を運びました。

この街に三角形を描くように位置する、国立新美術館(2007年1月21日オープン)、サントリー美術館(2007年3月オープン)、森美術館。この3つの美術館に加えて、21-21DESIGN SIGHTはさまざまな連携を図り、六本木をアートに親しめる街にしていくことを目指し、新しい六本木の魅力になっている。

まず、国立新美術館にて「モネ展」を観る。
〜世界のモネ集結〜とあって約100点の名作に出会うが、会場ブースが狭い感じで人が多く、絵と絵も空間が無く、ゆったりした気分は味わえず・・。

それでもモネの芸術性を感じる光と色彩に満たされた絵画は魅力充分で、あれだけの作品を一同に集めて鑑賞できたことに大満足。

続いて、21-21DESIGN SIGHTへ。 芝生や緑のある風景の中、近代建物がいかにもミッドタウンという感じ。
 

昨年の<京都賞>で建築家安藤忠雄氏が、紹介されていた<Chocolate>がテーマのユニークなアートを楽しむ。想像どおり若いアーティスト達の自由なアイデアが満ち溢れ、身近な遊び感覚で構成されていた。

向かいのガーデンサイドより3Fのサントリー美術館にて生活の中の美をテーマとした企画展
 「日本を祝う」
を鑑賞。
これがまた素晴らしい!江戸・桃山時代の屏風や大鉢、着物、鎌倉時代の手箱等、慶事の行事にふさわしい道具類が花木鳥獣の鮮やかな文様で蘇り当時の自然観が見てとれる。

そして、昔のままの六本木交差点よりヒルズへ。
丁度この日よりビヤガーデンがオープン!蜘蛛の形のオブジェが近未来都市を感じさせる。毛利庭園から眺める景色は、今の東京そのもの。
でもどこかアメリカ、ロサンジェルスの大きなデパートを思い出し、これって真似?唯一、竹のオブジェが和を感じさせたが・・・。

 まずは初日の感想でした。      2007/5/24
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