|
スローライフ、スローフード
ギャラリー&茶房 絲結(しゆう)にて
梅の開花に春近し・・・の頃です。
「織り」を10年、750点もの作品を織り上げた友、「裂き織り」に興味を持ちお母様の遺品を織りたい・・・という友の親友2人に誘われ、優雅なロハスの1日を過ごしました。
車でまず、信楽川に沿った自然の中に福島県の山里から築178年の曲家を移築再生された、工房とギャラリースペースとカフェも併設された「絲結」にお邪魔。
草木染色、手漉き和紙、手工芸品、骨董の器等、素晴らしい作品の数々・・・。自然のものに囲まれて贅沢なゆったりとした時の中、自然農法の野菜とこだわりの食材のランチを頂きました。
どこを見ても心のこもった暖かさがあり、隅々までこだわりを感じ、本物の<豊かさ>を実感!!
こちらに紹介されていますので、是非お立ち寄りを。
http://www17.ocn.ne.jp/~hfd/magariya06syunkou.htm
<参考>ロハスとは、地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称です。 |
|
「志村ふくみの紬織りを楽しむ」展
〜糸の音色を求めて〜にて
その後、瀬田の近代美術館、重要無形文化財保持者(人間国宝)染色家「志村ふくみ」さんの展覧会に。
2/25、NHKの「日曜美術館」でも紹介されていましたが、色彩豊かなその一色一色は、季節を通して自然界の植物から採取し、作家自身が丹念に絹糸に染める魅力的な<色彩のハーモニー>。ドキュメンタリービデオのタイトルが〜糸の音色を求めて〜。音楽と共通する言葉に深い感銘を受けました。
また、<緑>という植物の持つ色は、どうやっても出すことができず、藍染の一瞬だけに現れるという不思議!
そして、ゲーテの色彩論から「光のすぐそばの黄色と、闇のすぐそばの青が混ざって緑となる」というこどばに出会い、「これだ!」と確信したという。
「音色」のもつ意味がますます深まり、「音」にこだわりたい必然を感じました。 2007/2/27管理人 |
|