No20
2006年 10月13日
    私の <アーカイブス>

いまさらながら、近年のメカの発達は半端でなく、
オルガンのみならず、周辺の機器も変化はすさまじく、遅れをとらずについて行くのも大変!
録音はもはや様々な形態になり、PCからのダウンロードは常識。その煽りでアメリカタワーレコードは倒産の悲劇・・・。

録画となればビデオから、DVDも当たり前。
仕事がらみでもあるので、ビデオはベーターとVHS,VHS-DVD一体のダビング可の機器を使っていました。
そこで、以前より資料として録画してきた、様々なジャンルの貴重な映像を、DVDに残すよう考えていたのですが、これが半端でない大仕事の為、整理してきちんと並べることで精一杯!

充電中?のこの時期、とくにベーターに残した作品
を見直す機会となり、改めてそれぞれの貴重な資料を再編成しています。
きっかけは先月<piano勉強会>の課題。
モーツァルトピアノ協奏曲23イ長調 K.488

今年のモーツァルト・イヤーで、今まで以上にその作品を知ったり、より深く勉強できる機会が増えましたが、何とあのホロヴィッツの晩年、1987年


ミラノでのスタジオ録音の映像がありました!!

1989年11月5日に亡くなった追悼番組からの録画でしたが、音も画像も素晴らしく、勉強会のメンバー皆さんが、マエストロの身近に見る指使いや、タッチ、加えて休憩時間の人柄を感じる会話や演奏中のユニークな表情等、感動を実感しました。

そして何より、モーツァルトの音楽を、これほど表情豊かな音色で演奏、自らも楽しむピアニストは
ホロヴィッツのほかには、いないと思えるほど。

作曲家の音楽を感じとり、その演奏で伝えることが演奏家である。
まさに真髄を見た想いで、その後もテープを起こし
ホロヴィッツ自宅でのコンサート、ウイーン・コンサート等再現。

自宅リビングで、音楽に感動し、ピアノの表現を再認識し、幸せな時間を過ごしています。

これからはもっと多くの方にもこの資料を提供し、
勉強するのに、役立てていただきたいと考えています。
クラシック以外もジャズやミュージカル、それに私の大好きなピアソラ等まだまだ・・・。  続きます。
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