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2006年2月22日
<Roland New Style concert>
〜DIGITAL PIANO〜進化したピアノ
2/21大阪厚生年金会館 ウェルシティ大阪芸術ホールにて、デジタルピアノを使って新企画でのコンサートが行われました。
ステージにグランド型のピアノ、キーボード型の
ピアノが置かれ、何とオープニングは、鍵盤が自動で動き出し「星に願いを」のメロディーが・・・。
ナビゲーターの作曲家千住明氏と田万由子氏が登場。「この演奏は先ほど加羽沢美濃さんが、本番前に弾かれた演奏です。」と説明。
そしてビデオの映像と高橋多佳子さんの演奏を交えて、ピアノの誕生からデジタルまでのヒストリーが・・・。
ここは丁寧すぎるくらいの時間がとられ、Roland創業者梯氏の功績・音楽の世界共通語<MIDI>の役割やデジタルピアノの意味等、楽器メーカーのこだわりと熱い想いを感じました。
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デジタル・デバイドといわれる様々に格差を感じる今、こうした試みは、まず正しい理解を生み、何よりも演奏者自身がトライされることで、業界にも時代を感じる刺激的な風が吹き込まれ、少しずつでもデジタルの魅力が浸透することを、感じました。
新進のピアニスト3名(高橋多佳子、加羽沢美濃、木原健太郎)によ演奏は、個性がより明確に表れこれまでの異なった<音楽環境>を感じるものでした。
そして、いろいろな音色でのアレンジはオルガンを
弾く私からみれば、珍しくはないものの、ピアノから鳴り出すギターやストリングスに、プレーヤーの方も緊張気味。
もっとアピールしてほしかったなあ・・・。
ただピアニストならではの雰囲気や、フレーズで、
<プロにも充分に楽しめ、新しい音楽への可能性が生まれること> 実感しました。
「デジタルであるその可能性により、音楽そのものがより進化される・・・?!」想像するだけで楽しいなあ(*^。^*)
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