T、競技の方法 | 発射方法 ゴムカタパルトの場合は競技者が自らの手で飛行機とゴムカタパルトの支持 棒を持ち、測定者から呼び出された後に、計測者に合図をし、飛行機を発射 する。 手投げの場合は機体を自らの手で発射する。 使用ゴム 1/20インチ角(AGゴム)または1/16インチ(FAIゴム)の糸ゴムを50cm以 内の1重ループで支持棒に直接結びつける。 支持棒 材質は木製とし、全長を15cm以内とする。ただし、支持棒の弾力を利用し てはならない。 滞空時間 飛行機の飛んでいるタイムを計測し、規定機種、自由機種ともに3回の計 測タイムを合計して時間の長いほうから順位をつける。 安全具 日射病対策および頭部保護のため帽子を着用すること。また、目の保護の ためメガネやサングラス、ゴーグル等を着用すること。(紫外線カットの性能があ るものがのぞましい。) |
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U、計測について | 計測記録 計測者は小数点第二位のタイムを切り捨て、小数点第一位までのタイムを 記録用紙に記入する。ただし、3秒未満の記録については一度だけ記録を取 り直すこととし、最後の記録を記入する。また、60秒を超えた記録をマックス記 録とし、集計の際はすべて60秒で計算するが、支障のない限り最後まで計測 してその記録を記録用紙に残すことが望ましい。 計測方法 飛行機の発射から着地までの時間を計測するものとするが、木や人、その 他の物に接触した場合はその接触した時間で計測を打ち切る。障害物で見え なくなった場合はラップ機能で一旦タイムを切り、再度見えた場合は計測を継 続し、出てこなかったときは見えなくなった時間を採用する。計測者はその人の 視力の範囲においてできるだけ飛行機を視認し計測しなければならないが、 飛行機を追いかけるという必要はありません。 |
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V、機体の規則 | 自由機種 おもり以外はすべて紙製とし、完成機は縦または横の寸法が165mm以上であること。なお、おもりは紙などで覆い外部に露出しないこと。 規定機種 指定された作成方法にしたがって組み立てること。 接着剤 セメダインCなど有機セルロース系接着剤を紙の貼り合わせに用いることを推奨します。とくに、故障個所の修理を除き瞬間接着剤およびエポキシ系の接着剤を使用してはならない。 機体塗装 防湿を目的とした油性のラッカー等の塗装および視認性を上げるための色彩塗装を認める。 安全の配慮 胴体の先端部にスポンジ(4×20mm以上、厚みは2mm以上、機体重量を配慮する)をU字型に貼り付け、機体の衝撃緩和および安全対策とする。また、主翼の前縁を過度に鋭利にしてはならない。 |
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