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平成26年 兵庫県景観形成重要建造物指定

都政 第3032号





江戸末期建築
三田市で唯一の酒蔵として、農村部における近代酒造業建築の形態が良好に
保全され、この地域の農家建築の形態を保った建物は、歴史的、文化的な価値は高い。
美しい農村景観の中に佇む茅葺母屋と酒蔵(口蔵・奥蔵)は、時を越えて、
地域住民に親しまれ、地域の景観の形成に重要な役割を果たしている。


30年ぶりの母屋茅葺屋根葺き替え
2016年2月~6月


 2月3日
 今日は、いい天気ですね。(寒さ厳しいですが…)
 昨日から葺き替えに向けて作業が始まりました。茅を運んだり、道具を運んだり。
 今日は、朝から足場組みをされています。
 
足場組み

屋根に使う茅
  2月5日
 足場もだいたい完成!
 4面ある屋根の西側の屋根から葺き替えていきます。 
   
 2月11日
 瓦の足らない部分を修復したりとなかなか思うように葺き替えの作業が進みませんが、
 西側の屋根の古い茅を新しい茅に葺いていきます。 
   
 2月13日
 神戸新聞に掲載されました。
  
 2月26日
 西側の屋根がきれいに葺き替えられていきます。上まであと半分ぐらいでしょうか。。。
 前の屋根に比べて、かなり分厚い屋根です。30年でどれだけ朽ちていたか分かります。
 完成が楽しみです。
   
3月3日
 今日は、暖かい良い天気に恵まれました。
 遠くから撮影しました。
   
3月8日
 西側の破風(はふ)△のところまで葺き替えたのですが、昨日より反対側(東側)の破風のところまで
 葺き替えることになりました。
 茅葺屋根の中で屋根を支えている柱が長年の屋根の重みで折れているそうです。
 屋根の破風の茅の外している軽い時に、折れた柱を修繕してから西と東の破風より上まで
 葺き替えるようです。
3月25日
 今日は、朝から世界遺産の白川郷のある飛騨より大型トラックで材料となる茅が運ばれて来ました!
 すごい数です。。。
 とりかかっていた東側の屋根も破風のところまでもうすぐです。
 風の強い日が続いているので、職人さんの苦労がひしひしと感じられます。
 毎日、ありがとうございます。
   
3月31日
 △の破風の下側のところの飾りを取り外したものです。
 太い竹を半分輪切りにして、互い違いに組み合わせて作られています。
 長さは2m70cmもありました。
 一番右写真は、△の破風の上にかぶさっていた飾りです。
   
4月5日
 今日は、良い天気ですね。
 枝垂れ桜がもうすぐ満開です!!!
 茅葺屋根も順調に葺けてます。先日、茅の長さを揃える作業をしました。脇筋が数日痛くなりました…。
   
4月12日
 昨日の寒さはどこへやら…、今日は、暑いです。枝垂れ桜も散りはじめました(>_<)
 明日、明後日が雨とのことで、△破風の竹で作った飾りの部分を弁柄で塗りました。
 屋根は、△破風の難しい部分を葺いているところです。
   
4月30日
 △破風の上まで葺き替えが終わりました。
 ボランティアさんも手伝いにきてくれました。ありがとうございます。
   
5月8日
 太い木材(栗の木)を十字型に組んで、その重みで棟を押さえ、その上に隣の波豆川産のヒノキを
 棟木として置きました。
 完成に近づいてきます。。。
   
5月12日
 晴天。上から足場を外しながら茅を切りそろえていきます。
 青空の下、茅葺屋根が映えています!!!
   
5月19日
 晴天。南側(正面側)の葺き替えが半分ぐらいまで終わりました。
 近くで見上げると屋根が押し寄せてくるというか迫ってくる感じです。
 遠くからの茅葺屋根の形にみとれてしまいます。
   
6月2日
 肌寒く時折突風が吹く天気です。
 今週から北側の葺き替えにとりかかっています。2月から始まった葺き替えも、もうすぐ完成です。
  
6月15日
 △破風のところの飾り細工が完成しました!
      
6月20日
 茅葺屋根の裾を手刈りで切り揃えていきます。
 切り揃えられた屋根は、散髪をした後のように清々しい姿を見せてくれます。
 1mぐらい進んでは、刃が切れなくなるので、刃を研いでまた切り揃えるの繰り返しです。
     
6月27日
 茅葺屋根の葺き替えがついに完成しました!
       
   
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