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TEL 079-569-0004〒669-1412 兵庫県三田市木器340
  
  


当蔵の歴史 酒造り伝統文化


  2024年12月
伝統的酒造り
ユネスコ無形文化遺産に登録!!!


文久元年、兵庫県有馬郡高平村木器 (こうずき)にて、初代岡村幸平は、
醤油醸造、2代目岡村栄吉から酒造業を創め、現在6代目当主岡村理恵に至る。

古くは、「山草正宗」と銘じていたが、大正10年、当主が飲み口の軽やかな
ほろ酔いの酒にちなんで、「千鳥正宗」に商標を改める。「千鳥」は、縁起の
良いものとされ、古くより茶道では、懐石の時、「千鳥」という酌み交わし方がある。
正客から亭主へ、次客の更に次客から亭主へ酒を酌み交わしていく。客の
一人一人への亭主の心遣いがその中に感じられるのと同時に、客から亭主への
ねぎらいでもある。

明治の中頃、現三田市域には、14軒の造り酒屋があり、最盛を誇っていたが、
その内の1軒、当酒造場だけが、今なお酒造りを続けている。

「酒造り守りてひとすじ寒に入る」毎年、冬が来ると、酒造りがはじまり、
自ら杜氏となり仕込んでゆく。米、水、人、そして、自然の恵みが融合し、
自然の力に任せて造り上げられる。

「さんだ」の地名の由来は、市内金心寺の国指定重要文化財「弥靭菩薩座像」の
胎内にあった「恩田、悲田、敬田」の三福田を以って三田という…と伝えられ、
三田は古くから良質の稲作と深い関わりがあり、また、明治初年、灘の若井酒造が
三田の米を用いて醸造した銘酒「牡丹正宗」は、福沢諭吉が自ら味わい、
その味を絶賛している。

どうか心ゆくまで三田の酒をご賞味ください。




酒 造 り (寒仕込)

9月、酒米の稲刈りが終わると
毎年10月より酒造りに向けて準備がはじまります


10月
蔵の掃除
蔵の柱からタンク、道具を洗い、
仕込みに向けて準備に入る
 
10月下旬
9月に収穫した酒米が
精米工場から入荷

↓ 
 
10月下旬~11月
仕込み始まる

↓ 
 
11月下旬
 新酒もろみを搾りはじめる

 12月上旬
新酒発売!
新酒情報は→こちら
 
 1月下旬~2月
火入れ作業
酒造りは、一段落
 
  20歳未満の者への酒類の販売はいたしておりません。
妊娠・授乳期の飲酒はお控えください。