2005年2月下旬

2005年2月下旬の話・・・
この辺り、ちょっとどん詰まり感があったんだけど、なんとか持ちこたえましたね。にしてもイ・ウンジュの自殺は衝撃だったな・・。


2005-02-16「ヴィラ88」
合気道サボる・・。
週末にハードな仕事を控え、気持ち合気道モードにならず。
意志の弱い男だな、俺。
で残業してたら、スタジオからソフトロックが聞こえてくる。
ディレクターさんが選曲中でソフトロック系の音を物色されてたので思わず話し掛ける。
ここんとこソフトロックのスイッチが入ってたところで、ディスクマンにはソフトロック歌謡のコンピ盤「ソフトロック・ドライヴィン〜コロムビア編」が。
「いいブツがあるんですよ〜」と聴かせる。
ヒデとロザンナ「愛のひととき」、いしだあゆみ「絵本の中で」、佐川満男「フランス人のように」etcを大音量で。
平山三紀「いつか何処かで」とロジャー・ニコルス&スモール・サークル・オブ・フレンズ「LOVE SO FINE」を繋げて二人して盛り上がる。
ソフト・ロック最高ですな。


2005-02-17「I CAN’T LIVE WITHOUT YOU」
娘が風邪。
昨晩は何度か吐いて、とてもしんどそう。
で今日は学校もお休み。
で親父は今日も仕事。
なんだかバタバタしてるうちに昼食とれず。
帰り道の音楽はColin Blunstone「ONE YEAR」。
71年に発表されたアルバム。
手触りのいい音、とにかくアレンジが美しくてずっと聴いていたくなる。
ストリングスの響きが少し悲しくて、そこがなんともいえず好きだな。
帰ったらカーネーションのファンクラブ会報が届いていた。
メンバー全員によるアルバム「SUPER ZOO!」全曲解説。
直枝さんのCCCD問題に絡んでの発言に胸が熱くなる想い。


2005-02-18「RUNNIN’ WILD」
娘、だいぶ元気になったが、念のため今日もお休み。
今日はなんだか、一日バタバタ。
夕方、明日からのイベント仕事の準備で彦根まで。
とりあえず無事にこなして、雨の中大津まで車とばす。
今日はどうしてもカーネーション「SUPER ZOO!」聴きたくて、営業車にCDセットして爆音で聴きながら。
「気楽にやろうぜ」が沁みる〜。
で会社帰ってもう一仕事。
で帰宅したら12時。
ま、数年前は毎日こんなだった。
そう思ったら、まだまだやれる。
誰も言ってくれないから、自分で言おう「がんばってね。俺」


2005-02-19「憂鬱天国」
6時起きで仕事。
彦根の某大型ショッピングセンターでイベント。
まぁ、始まっちゃえば別に何をするでもないのだが・・。
それ故に苦痛。
この時間があれば映画も観れる、本も読めるのに〜と歯軋り。
ほぼ一日、立ちっぱなしで足が痛い。
一日、勃ちっぱなしとかいう仕事だったら楽しいのにね・・・(下品なネタで申し訳ない。お疲れ気味ということでお許しを)。
で11時帰り着き日記書く。


2005-02-20「スリーパー」
昨日に引き続き、今日も彦根でイベント仕事。
7時出発して今(11時半)帰ってきたところ。
もちろん明日も仕事なので、もう寝ます。
あぁ、音楽が聴きたい!


2005-02-21「Hold me,touch me」
少し、昨日の話。
某大型ショッピングセンターでのイベント仕事だったのだが、余興で「イリュージョンマジックショー」があってこれが、なんちゅーか「昭和」のマジックショーで良かった。
マジシャン独特のオーバーなアクションと見得の切り方がツボ。
派手な音楽に合わせて、いちいち大見得を切るマジシャン。
これでことごとくマジック失敗してたら笑うな。
日常生活の中でついつい大見得を切ってしまう「マジシャンの日常」ってコント作ったらおもしろいんじゃないか?とかそんなことばかり考える。
で、月曜は7日に一度は必ずやってくるもの。
昼、常務とごいっしょして色々と話。
ラジオはどこに向かってくのか的な話を。
そうそう話題の「ライブドア」によるニッポン放送株買収だけど、一体何が問題なのか。
フジテレビって、もっと柔軟で先鋭的な会社だと思ってたんだけど、一連の対応見てて、ガッカリだ。
帰り道の音楽は鈴木祥子のベスト「friends,lovers,my Journey home」。
「あたらしい愛の詩」がやっぱりいいな。
関係が壊れていくことを恐れない強さと優しさを持ちたいものです。


2005-02-22「One day」
それにしても2月ももうすぐ終り。
早いな、時が経つのは・・。
バタバタと仕事して、夜は久しぶりに部長と飲む。
軽くのつもりが11時まで。
今月はあんまり呑んでないから、ま、いいか。
韓国の女優、イ・ウンジュ自殺の報に衝撃。
「OFF!!'s weekly chart」04年10月30日付ランキング)の3位に入れてるぐらいお気に入りの女優さんだったのに。
映画「永遠の片想い」での彼女はホントにキュートで素晴らしかった。
まだ25歳。
死ぬことはないよ。
死んじゃダメだ。
悲しくてやりきれないよ。


2005-02-23「忘れちゃうひととき」
昼、彦根のFさんとランチ。
おかずを取ってくスタイルのいい感じの定食屋。
コロッケと卵焼きとマカロニサラダに味噌汁、ご飯で500円。
ちょっと学食を思い出すなぁ。
いつも食べてたのは、ししゃものフライにほうれん草のおひたし。
夏は必ず冷凍みかん食べてた。
にしてもイ・ウンジュ自殺はつくづく残念。
韓国映画好きのディレクターさんも、ちょうど「永遠の片想い」観たとことかで、ひどくショックを受けてたなぁ。
彼女にピチカートファイヴの「きみみたいにきれいな女の子」という曲を捧げよう。
今日は久々に合気道。
今年に入ってサボり気味なので、気合入れて。
しかし合気道は結構、その人の人間性が出る。
先生に「技が小ぶりですね」と言われたのには、自分でも笑った。
人間の小ささがしっかり出てるんだなぁ。
大物には絶対的になれないタイプ。
自分でもよくよくわかっとります。
訳あってフィッシュマンズを聴き込んでいる。
今更ながら、その素晴らしいグルーヴに腰が抜けそう。
引き続き、聴き込みます。


2005-02-24「恋する青春」
今日も朝からフィッシュマンズ。
浮遊感と同時に、胸に刺さってくる刹那、青春を感じる。
昼、松家のチキンカレー。
初挑戦、フルーティな味。
ま、そこそこ。
夜は得意先の歓送迎会に出席。
割と懇意にしてもらってる先なので気楽に呑む。
最後にケーキが出たのは嬉しかったね。
帰って、「ダウンタウンDX」見ながらボケーっと。
南野陽子にちょっとそそられてる自分に驚く。
世代的にはまさに南野全盛期を知ってるんだが、全く興味なかったのに。
う〜ん、自分で自分がわからんよ・・。


2005-02-25「B列車でいこう」
やっと金曜。
タワーレコードがリニューアルオープン。
客としてゆっくり見たいとこだが、今日はお仕事先として出向く。
ま、なんやかんやと。
で夜、早く切り上げてタワーに寄り道だ!と思ってたんだが、先輩に誘われ結局呑む。
餃子半額の王将で安酒。
いつになく皆で熱く仕事について語る。
それぞれ考え方は違えど、愛を持って仕事をしてることがわかって良かった。
先日、マニア友達が「いいブツ出てますよ」とそっと差し出してくれたのが「妖怪人間ベムフィギュア」。
差し出す友達も友達だが、久々に熱くなれるフィギュアの登場に思わず興奮する34歳もどうだか。
で今日早速セブンイレブンで2個購入。
夜中に一人、嬉々として「妖怪人間ベム」を眺めながら、ふと70歳ぐらいになった時、まだこんなことしてたらやばいだろうな・・と思う。
が、多分やってるな、俺。


2005-02-26「天使たちのシーン」
久々休日。
9時起床。
オムレツ作って、娘と朝食。
それからハムスター小屋を掃除。
で溜まってたビデオをチェック。
三沢光晴と天龍源一郎、15年ぶりの試合見る。
天龍が全日本プロレスを離れる90年までプロレスに熱狂してた。
馬場、鶴田の次、三番手のイメージだった天龍が、反主流として名乗りを挙げ、阿修羅・原と組んで龍原砲とか言ってた頃。
輪島の顔面を躊躇なく蹴り続ける天龍にロックを感じたな。
グレート・カブキや石川なんかの熟練した選手が、天龍のファイトでレスラー魂に火をつけられ燃え上がる感じとか凄い好きだった。
そして何とも憎々しかったのがジャンボ鶴田。
とにかくタフで強かった。
僕は天龍派だったが、当時最強だったのは「鶴田」だと認めざるを得なかった。
鶴田のニードロップ、天龍のパワーボム・・忘れられない。
で当時、この抗争を目の当たりにしていたタイガーマスクこと三沢。
マスクを自ら剥ぎ取って素顔をさらした三沢、あの時もゾクッときたねぇ。
とま、そんなことを想いながら二人の戦いを観るが、思ったほど盛り上がれない自分がそこにいた。
ちょっと寂しい。
夕方、娘と湖岸に出てバトミントンして遊ぶ。
子供の頃、近所の友達と家の前で遊んだ記憶がふっとよぎる。
思春期より前、名実ともに「子ども」だった頃のこと。
空に舞い上がったバトミントンの羽根。
ずっと忘れてた感覚。
娘の笑い声が響く。
僕はこれでも少し大人になってたんだな。


2005-02-27「わがままな片想い」
休日。
9時起床。
ホットドック作って娘と食べる。
で朝から家族でパルコへ。
タワーに寄ってYMOの3人が関わった楽曲55曲を3枚組にまとめた「イエローマジック歌謡曲」と清水ミチコ「歌のアルバム」を急いで購入。
家族がいると自由に見て回れないのが辛い。
まさに生殺し状態。
紀伊国屋も中古盤市も泣く泣く通り過ぎる。
その後もホームセンター内のペットショップ覗いたり、帰ってからも昼食作ったりとやけに疲れた。
実際、なんとなく身体がだるい・・。
午後は家でひたすらゆっくり過ごす。
妻が図書館から借りてきていた、さくらももこの92年作「神のちから」読む。
さくらももこと言えば「ちびまる子ちゃん」だが、もともとナンセンスの人だからね。
「神のちから」も天才としか言えない振り切れ方で、オフビートなギャグを連発。
エログロナンセンスな世界を脱力しまくった画で笑いに変えるやくざな手腕。
大傑作「COJI-COJI」を急に読み返したくなる。
早速本棚探さなきゃ。
年末の特番「人志松本のすべらない話」をDVDで。
ビデオ録画し損ねたんだが、お笑い好きの友達に聞いたらしっかり録画済みとのことでDVDにしてもらったのだ。
こんなゆるい午後にはぴったりですな。
後は溜まってる本をちょびちょびと読み進む。
しかし、ここんとこ映画観に行けてないのがストレス。
日本最終上映の「ロシュフォールの恋人たち」を観られなかったことを激しく後悔。
家族持ちの文化系男の皆さんは、どうこの辺り対処してるのか?


2005-02-28「The Gunman」
昨夜、町山智浩「USAカニバケツ」読了。
アメリカのアンダーグランドなポップカルチャーを中心に書かれたコラムで、新聞じゃ報道されない生々しいアメリカの姿が暴かれる。
[町山智浩アメリカ日記]はここ数年で一番刺激的なブログで、いろんな意味で勉強にもなるし、自分自身を奮い立たせてくれる。
これ読んで何も感じないと言う人とは多分、友達になれない。
そう思う。
朝から、身体がだるい。
風邪なのか、花粉症なのか。
やたら目が痒いので花粉症なんだろうな。
チクチクと頭が痛くてかなわない。
で今日は早めに帰宅。


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引き続きお楽しみ下さい。