OFF!!'s Weekly Chart
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そんな訳で解説です。 松尾スズキ監督作「恋の門」観る。 いや、とにかくサブカル濃度が異常に高い映画で、あらゆる場面、台詞がツボにはまり、劇場で一人腹抱える。 酒井若菜の輝き、小日向文世の怪演、平泉成のコスプレ、塚本晋也の上手さ、豪華すぎるキャメオ出演(田辺誠一がくだらなくて最高)、清志郎が唄う「恋の門」、サンボマスターによる音楽などなど見所、聴き所満載で2,3回観なきゃその強烈な情報量に追っつかない感じ。 しかしながら、これは笑いとエロに彩られた純然たる「青春純愛映画」ではないか。 笑いつつも、ちゃんと観終わった後、誰かに触れたくなるような気分にさせる映画。 それは恋愛映画の基本。そして恋する男と女の様はまさにコメディだもんね。 まぁ、このHP観てくれてる人は観て損はないっすよ。 カーネーションがプロデュースしてるってんでイズミカワソラとmarhyによる姉妹ユニット・DAUGHTERのファーストCD「DAUGHTER」購入。 おっ、いいねぇこれ。 かわいくもカッコイイ2人の伸びやかな歌声、ピアノとオルガンの絡み具合。 2曲目「テストフライト」が特にお気に入りだな。 早くも次の音源が待ち遠しいな。 「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン主演「永遠の片想い」観る。 にしても韓国映画は勢いあるなぁ。 エンターティメントとして凄く、ちゃんと作ってある。 狙い通りと思いつつ、正直ちょっと泣いたね。 でボーイッシュで活発な女の子ギョンヒを演じるイ・ウンジュが良い。 「ブラザーフッド」ではチャン・ドンゴンの妻役で堅い芝居を見せてたんだけど、ここでの彼女はホントにキュートで、オッサンは胸を打ちぬかれたね。 アル・クーパーのアルバム「Naked Songs」に納められた「WHERE WERE YOU WHEN I NEEDED YOU」。 そのイントロのかっこよさはロック史上No1かも。 随分前に買ったアルバムだけど、思うとこあって聴き返し唸っちゃったよ。 ピアノのリフにオルガンが絡んでくる瞬間のゾクッとする感じ、何回聴いてもしびれるねぇ。 HAIRのアルバム「いま、創られつつあるレコード、あるいは『ローマを見てから、死ね。』」 は去年の夏に出たアルバムですが、ふと聴き直すとこれがまたかっこいい。 横山剣ヴォーカルの「ローマを、見てから死ね」がさすがに素晴らしい。 夏木マリヴァージョンも最高だが、剣さんの渋い喉が唸る今作もいい。 名曲とはこういうことを言うのだな。 |
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そんな訳で解説です。 「ムーンライダーズ、やっぱかっこいい!」と思ったのが先週。 で今週はライダーズをじっくり聴き直そう週間でファースト「火の玉ボーイ」(厳密に言えば「鈴木慶一とムーンライダーズ」名義の実質、慶一ソロ作)から「NOUVELLS VAGUES」(78年作)までを。 ライダーズをリアルタイムで聴きだしたのは85年以降なので、この初期の作品群は86年からの「ライダーズ空白の5年」の間にまさに「学習」と言う感じで聴き漁ったもの。 これリアルタイムで聴いてたら、相当ぶっとんでただろうな。 「イスタンブール・マンボ」なんて、どう考えても早すぎるよ。 さて来週は「モダンミュージック」から聞きなおさなきゃ。 飲んだ後の帰り道は決まって人恋しくなる。 帰ってもなんとなく寝付かれないので以前、DVDを買ったブライアン・デ・パルマ監督の「ファントム・オブ・パラダイス」を観る。 これも最初に深夜のテレビで見たのは高校生の時だったな。 スピーディーで超絶的なカメラワークで描かれる、切なすぎるロックミュージカル。 スワン(ポール・ウィリアムス!)とフェニックスの痴態を雨の中、ガラス越しに覗き見るファントムのやるせなさにググッときた。 そこからラストにかける怒涛の展開。 かっこいい!と夜中に一人興奮。 ふとテレビをつけたらCMで柳沢慎吾が「ヤマさん(太陽にほえろ)」のマネを一瞬していて笑った。 つい先日もあるバラエティで石立鉄男のモノマネ「お前はどこのワカメじゃ」を披露していて、20年間完全に時間がストップしている、この男の凄みと軽みに感動。 「ヤマさん」のモノマネなんて20年前ですらちょっと懐かしいモノマネだったのに2004年という今、まだやってる!というのは偉い。 今の10代、20代に石立鉄男のモノマネはわからんだろう、それも「お前はどこのワカメじゃ」ってフレーズ!最高だよ。 柳沢慎吾・辻沢杏子主演ドラマ「とんだライバル」(81年、フジテレビ)再放送希望! 日曜の午前。 久々に一人で紀伊国屋とかタワー回って、自転車でのんびりと湖岸を走る。 空は高く、その淡い青と琵琶湖の青が絶妙なコンビネーションで目の前に広がる。 心洗われる思い。 水辺の生活はいいね。 餅を貰ったので、早速ぜんざい作って食べる。 あ〜これからの季節、あったかいぜんざいがたまらなくうまいねぇ・・。 |
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そんな訳で解説です。 高野寛の大阪バナナホールでのライブへ行ってきました。 ベスト盤発売記念ツアーで今回はバンド形式。 まず音の安定感が凄い。 安心して音に身を任せられる。 特にベースの鈴木正人氏のプレイには痺れた。 何といいますか、クールで知的、例えば高橋幸広氏のドラムを聴いた時のような気持ちよさを感じた。 もちろん鈴木氏以外のメンバーも好サポート、引き締まった音で高野氏含めて「脂乗り切ってる」ミュージシャン達のプレイはそれだけで最高。 でベスト盤ツアーということで懐かしい曲もたっぷり。 1stアルバムを発売日に買った男としては感慨深いものがあるな。 そう「虹の都へ」のビッグヒットは当時のポップミュージックシーンにおいてはミラクルな出来事だった。 さらに続く「ベステンダンク」で、カラフルなポップサウンドをさらに発展させながらも、自らのヒットの状況や戸惑いをシニカルに描写し、それでもなお唄う意味を表現してみせた気骨。 その後の様々なミュージシャンとのセッションや多くの先輩ミュージシャン達との仕事で、彼ぐらい成長した音楽家はいない。 彼が、今のポップミュージックシーンにおける最重要人物の一人、ポップミュージックの牽引者であることは間違いないだろう。 本編最後に披露したデビュー曲「See You Again」の進化したサウンドに、そんなことを思いグッときた。 でも、ホントに高野寛はもっと評価されるべきだよなぁ。 ギタリストとしてもプロデューサーとしても、もちろんソロアーティストとしてもこれだけの高い水準の作品を作り出してるんだから。 で次は高野氏が在籍するバンド・ナタリーワイズ。 京大西部講堂でのイベント「ボロフェスタ」。 ナタリー目当てに観にいく。 アルバム「raise hands high」は37分ノンストップの組曲形式という意欲作だが、ライブではお見事、その世界を再現。 CD以上の躍動感や音の切れ具合に「ナタリーワイズはライブ・バンド也!」と認識を改める。 ギターを弾きまくる高野氏、変幻自在な斎藤氏のキーボード、ビッケの言葉は突き刺さりっぷり。腰に来るライブステージに熱くなったよ。 NHK「夢・音楽館」にムーンライダーズが登場! なぜにこの時期?なぜに「島谷ひとみ」?ということは置いといて、やっぱりNHKはやってくれるな。 で演奏は2曲「夢が見れる機械が欲しい」と「VIDEO BOY」。 「夢が〜」を最初に聴いたのは高一の時だったけかなぁ。 かっこいいなぁ、ライダーズは・・とつくづく。 あの時からずっと「こんな大人になりたい」って思ってる。 距離は縮まらないけど、あんた達の音に出会ってなかったら、今の僕はいないんだ。 とにかく、新作期待してます。 ジャスコ西大津店の1階。 「肉のげんさん」のビーフコロッケ30円がうまい! 買い物に行くと必ず買っちゃう。 最近はチェーンのコロッケ屋とかあるけど、違うんだなぁ。 30円という破格値に似合った、いい意味で安物の味こそがうまいのだ。 ひょんなことから「釣り」に行く。 若狭湾の沖合いで、まさに「入れ食い」状態でバカ釣れ。 大漁の「アジ」はとりあえずフライにして。 で「鯛」は煮付けにして食す。 うまい! |
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そんな訳で解説です。 世界で一番有名な未完成アルバム「SMiLE」が、37年の時を越えてブライアンウィルソンによって完成・発表された。 「Pet Sounds」という世界で一番美しく悲しいポップアルバムを作り終えたブライアンが掲げた「SMiLE」というタイトル。 制作に入りながら、タイトルとは裏腹に闇の中に突入してしまったブライアンはそのまま暗くて長いトンネルへ。 そしてここ数年の精力的な活動。 ついにトンネルから抜け出たブライアンがもう一度「SMiLE」に着手しついに完成させたのだ。 くーっ、泣ける。 これだけで各FM局は12時間特番組んでもいい音楽的大事件だと思うが。 で小難しいこと抜きでこの「SMiLE」は聴いて欲しい。 音楽は希望である。愛と叡智とユーモアに満ちた壮大なるPOPワールド、ブライアンのPOP魂に敬礼と惜しみない拍手を。 モータウン全盛期を影で支えたミュージシャン集団「ファンク・ブラザーズ」。 誰もが知るNo1ヒットを数限りなく世に送り出しながら、彼らは決して陽の目を見ることは無かった。 そんな彼らの偉大な功績を、最大級のリスペクトを持ってドキュメントしたのがこの「永遠のモータウン」。 今は亡きメンバーたちの遺影とともに再結成されたファンクブラザーズのコンサートシーン。 「AIN'T NO MOUNTAIN HIGHE ENOUGH」を聴きながら、はっきりその音が胸に響いているのがわかった。 音楽は希望だ。 人の心を動かすグルーヴ。 泣けた。 ドイツ料理がこんなにうまいとは知らなかった。 気の合う仲間との定例飲み会。 会場はドイツレストラン。 ソーセージぐらいしか頭に浮かばないドイツ料理ではあったが、いざ食べてみるとこれが実にウマイ! カルパッチョもカツレツも、もちろんソーセージもつけ合わせのポテトもリゾットも、もちビールも。 おいし料理を食べて、大好きな人たちとバカバカしくも楽しい会話をする、これ以上の贅沢は無いね。 ディレクターさんからコレクターズの紙ジャケ再発盤計7枚をもらったので毎日一枚づつ聴く。 既に持ってる盤もあるが改めて聴き直す。 ほんとに直球ど真ん中のどポップでどキャッチーな楽曲、激しく、鋭い、どロックなサウンドに唸りまくる。 こんなかっこいいバンドがチャートを賑わさない国があるなんて信じられん。 つーか、何、聞いてんだよ!みんな。 「なんとかコウ」みたいな音楽とは似て非なるマーケティングだけで作られたような似非音楽、「オレンヂなんとか」みたいな音楽を馬鹿にしたようなくそ音楽にうつつ抜かしてる場合じゃないだろ!とちょっと過激にアジりたくなるぐらいコレクターズはかっこいいぞ。 先週に引き続き原田郁子「ピアノ」聴く。 あ〜、多分一生聴き続けることになるな、このアルバム。 抱きしめたくなるような音楽。最高。 |
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そんな訳で解説です。 クラムボンの原田郁子ソロ作「ピアノ」やっと聴く。 素晴らしい!!! 音楽ファンで良かった、このアルバムに出会えて良かったと胸が熱くなる想い。 突き抜けるような秋の青空に似た、清々しく、豊かで何よりも幸せを感じる音楽。 とても丁寧に優しく差し出される音、言葉、その一つ一つに込められた音楽への深い愛。 幸せすぎて涙が出るよ。 全曲素晴らしいがユーモアに満ちた、いしいしんじ作詞による「かじき釣り」が特にお気に入り。 とにかく聴いてみて。 でこれまた幸せを感じさせてくれたのが矢口史靖監督「スウィングガールズ」。 「ジョゼと虎と魚たち」で好演していた上野樹里ちゃんが主演で、もうこれだけでおっさん的にはOKなんだが、実に輝かしく爽やかでハッピーな映画で良かった。 名作!という映画ではないが、なんというかな、そうチャーミングな映画だ。 音楽+青春+美少女ですからねぇ。 表情豊かな上野樹里ちゃんを観てるだけでもう・・なんちゅーか・・。 竹中直人演じるジャズマニアの冴えない教師も含めて、主人公達が「音楽で会話」してる感じが出てて、そこが音楽ファンの映画好きとしては嬉しかったな。 それとやはりトロンボーンソロを決める「本仮屋ユイカ」ちゃんの名は覚えとかなきゃならないでしょ。 先週に引き続きSAKANA「LOCOMOTION」愛聴。 メディアや街中から溢れる音楽、強制的に聞かされる音楽とは似て非なる音楽モドキ。 本物の音楽に触れると、いかに巷に溢れる音楽がニセモノだということがわかる。SAKANA、これ本物です。 「ブクログ」というサービスがあることを知り、早速やってみる。 「popholic bookshelf」というのがそれ。 画像が出てくるのがなかなか楽しい。 これから徐々に充実させていくのでチェックよろしく。 「POPULAR SCIENCE」という科学雑誌のことは知らなかったんだが、「藤子F不二雄」を特集してるってんで本屋探し回って購入。 素顔の藤子F不二雄ということで長女・土屋匡美さんのインタビュー読んでやっぱり感動。 父親としてのF先生の在り方は目指すべきところ。 |
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引き続きお楽しみください。 |