2004年3月上旬

・・・えぇ・・・、今月、日記さぼっちゃいました。
そんな訳で、ちょっと歯抜け状態ですが、ご勘弁を・・。


3月4日
関根勤氏が司会を務める「ウラ関根TV」は、ここ滋賀では見られない。
番組の噂は開始当時から聞いてて「観たい観たい観た〜い」と地団駄踏んでた訳だが、番組本「ウラ関根本」を見つけてもちろん購入。
こういうのは半年後には本屋から消えてるからね。
で内容はというと実にくだらなくて最高。
世に出回る愛すべきバカビデオをネタに皆で突っ込みつつ笑うというそれだけの話なんだが、いちいちツボで笑い転げながら読了。
僕は子供の頃から、マニア志向だったので、ラビット関根扮する「かまきり」見たさに毎週「カックラキン」をチェックするよな小学生だった。
「バカバカしいと思うなよ、やってる本人大真面目・・」というかまきりのテーマソングを学校でも歌ってたなぁ・・。
このHPでも最初期に関根氏のことを書いてるが、こうして関根氏のおもしろさが世間でも認められている今の状況は一ファンとしてうれしい限り。


3月5日
佐野元春「VISTORS 20th Anniversary Edition」聴く。
僕の元春体験はラジオから流れてきた「スターダスト・キッズ」から始まった。
詞も曲もアレンジも歌い方も、都会的でしゃれてて軽快で、当時小学6年生だった僕に「佐野元春」という名前は強烈にインプットされた。
そして「グッバイからはじめよう」という曲(実は大好きな曲、いまだに風呂場で口ずさんだりしてしまう)を残してNYに旅立った佐野がまたかっこ良かった。
そして佐野がこの「VISTORS」を引っさげて帰って着た時、僕は中学2年生だった。
そしてラジオで初めて「COMPLICATION SHAKEDOWN」を聴いた時の衝撃!。
それから20年経ってまた「VISTORS」を聴いてる。
13歳の時に受けた衝撃、その津波は20年経った今も治まっていない。
僕はラジオ局の末端に身を置き、今日も音楽を聴いている。
そういうことだ。


3月6日
今日はライブイベント。
「はじめにきよし」トーク&ライブ。
副題「音楽のある風景〜はじめにきよしの音楽スケッチ」は僕がつけたもの。
そんな訳で朝からバタバタと。
ギター&のこぎり担当のサキタハヂメ氏を控え室に案内しつつ「『アルチュン』(かって深夜に放送されていたサキタ氏出演のテレビ番組)見てましたよ、あれはおもしろかったですねぇ」と一振り。
「おもしろかったんですけどね、なんで終わったんかなぁ・・」など気さくに話に乗っていただく。
でそんなこんなでライブスタート。
これが素晴らしかった。
特にノコギリとピアノが美しく絡み合う「満天の星を見上げながら」に大感激。
終演後のCD即売会でスタッフながら上記曲収録の「はれ」購入。
楽屋でばっちりサインまで頂く。
でお二人を駅まで送り届けて仕事終了。
帰りにちょっとパルコへ寄り道して、タワーで関美彦「SPIELEBERG」、紀伊国屋では西原理恵子「はれた日は学校をやすんで」購入。


3月7日
家族、義母と建て替えした京都の実家へ。
僕が子供の頃から母親は「家を建て替えたい」と口癖のように言っていた。
思えばインテリア雑誌が好きで母はよく読んでたな。
母の生家も父の生家もお世辞にも広いとは言えない借家で、19で結婚して4畳半一間のアパート暮らしからスタートした母は、「家」に対して思い入れと執着があるんだろうな。
結婚してから37年かかって建てた家だ。
僕達を家に案内して、嬉々として隅々まで説明する母の幸せは誰にも邪魔されるべきものじゃない。


3月8日
西原理恵子初期の作品集「はれた日は学校をやすんで」読む。
表題作がやはり素晴らしい。
子供と大人の間、触れただけで壊れてしまいそうな繊細な気持ち。
思春期という危ない橋を渡り、僕らは少し大人になる。
青臭くて、バカで、恥ずかしくて、切なくて、でもどうしようもなく、いとおしいあの時代。
ちぃーっ、こうゆうの読むと、センチメンタルになっていけねぇ。
でもこの作品を全てのコドモ大人にお勧めする。


3月9日
浜崎貴司「発情」聴く。
この人の声はホント素晴らしい。
フライングキッズ時代からずっと思っていたが、これぞ「ソウル」だと思う。
例えばケミストリーとか聴いても上手いなとは思うが、その唄から「ソウル」は全く感じない。
しかし浜崎貴司の唄からは「ソウル」をビシビシ感じるのだ。
作詞家・浜崎の言語感覚が炸裂した「おかしなこと」、高野寛参加のアコースティックポップナンバー「まだ思い出にはならない」、小泉今日子とのデュエットで聴かせる極上のラブソング「恋サクラビト」あたりがお気に入り。


3月10日
シンガーソングライターという言葉がぴったりくる、関美彦「SPIELEBERG」を聴き続ける。
まるで派手さはないし、特別新しいわけでもない。
昔、画家という職業に憧れた。
コーヒーカップと絵筆がテーブルの上に同居してるような生活がしたかった。
これはまるでそんな生活のようなアルバム。
日常の中から生まれてきた唄が、当たり前のように穏やかに歌われる。
曽我部恵一のプロデュースの下、丁寧に作られた音が豊かな語彙を持つメロディーを彩る。
春が来る前に聴けてよかった。
これは冬の匂いがするアルバムだからだ。


3月11日
やはり日記は毎日書かなきゃ・・と思いつつそうネタが転がってるわけじゃない。
でいいことを思いついた。
とりあえず毎日、何食べたかを書くだけで日記に成りえるんじゃないか。
ということで昼飯は会社近くの喫茶店で「ドライカレー」。
夕食は「かれいの煮付け」但し煮崩れしてドロドロになってしまっていた。


3月12日
今日は京都で営業。
昼休み、一乗寺の恵文社へ営業車で乗りつけ10分ほど。
ま、栄養補給みたいなもんです。
久住昌之×谷口ジロー「孤独のグルメ」購入。
昼食は「王将」で炒麺に鶏の唐揚げ。
仕事後、パルコへ。
タワーでクレイジーケンバンドのベスト盤「OLDIES BUT GOODIES」北野武監督「座頭市」DVDを。
昨日の夜、ビートたけし氏にタップを教わってる夢を見たので、何かのお告げかと思い購入。
紀伊国屋で西原理恵子「ぼくんち」と蒼井優ちゃんと宮崎あおいちゃんの表紙に惹かれ「Invitation」誌購入。
夕食は「カレー」。
希望としてはカレーにかぼちゃは入れないで欲しい。
煮込まれてしまうとカレーの辛さとかぼちゃの甘さが殺しあってしまうから・・。


3月13日
早起きして、明日に備えゴルフの打ちっ放しへ。
1時間ばかり打ちっ放すが、どうにもこうにも・・。
で帰って昨日の残りカレーの昼食。
その後、家族で近くの菓子問屋で仕入れ。
妻の実家はコンビニだったが店じまい。
ただタバコの需要はあるのでこづかい稼ぎ程度にタバコ屋やることに。
で店先にちょこっと並べるお菓子を仕入れにという訳。
で妻はそのまま店の手伝い、娘もいっしょに店にいたいというので、一人自由時間。
とりあえず滋賀会館シネマホールで映画観る。
「再見 また逢う日まで」という中国映画。
離れ離れになった4人の兄弟姉妹が再び出会うまでを描いた作品。
過去と現在が交錯しながら巧みに見せて行く。
両親(父親を演じた中国のカリスマロッカー崔健が絶品)の不慮の死によって別れざるをえなくなる子供達。
でこの子供達がまた泣かせるんだ。
その別れのシーンでは卑怯だなぁと思いつつ号泣寸前。
いや、これだけ泣いたの久々だな。
でまた妻の実家へ行って、みんなで夕食。
義母がちゃちゃっと作ったチキンカツうまし。
帰って「吉本深夜興行」ビデオで。
フットボールアワーの横綱漫才はさすが。
シャンプーハットの漫才は新しい一歩を踏み出したよう。
でも一番笑ったのは我らがバッファロー吾郎。
中学校の休み時間、ダメ中学生のバカ話そのままなネタに、俺の中の中学生が大爆笑。


3月14日
5時半起きでゴルフへ。
人生初ゴルフ。
それも仕事がらみ。
集合の1時間前から先輩と自主練。
でいざ本番。
・・・・結果は恥ずかしいので書きません。
「こんな数字初めて見た!!」とは僕のスコアを見た人たちの弁。
言い訳するとその「ザ・カントリー」というコースは初心者、それもゴルフ初挑戦が行ってはいけないような難コースなのだ。
でまた、なんかゴルフコンペなんかに出てる自分がひどく嘘くさくて堪らない。
そう、俺は永遠の中学生。
パットパットゴルフで十分なのさ。
帰りのカーステレオから流れるカーネーションが胸に響く。
そうそう昼食はチキンカレー。
んっ、昨日の昼はカレーで夜はチキンカツだったな。
そういう男なんだ、俺は。
で夕飯は「肉巻き餃子」皮の変わりに豚肉で巻いた餃子。
生協の冷凍の奴で我が家の人気メニュー。


3月15日
身体中の筋肉が痛い・・。
で昼食はバーミヤンで「天津飯」。
僕にしては珍しいチョイス。
天津飯を単独で頼んだのは人生初かも。
なかなかおいしいが600円はなんとなく高い気がするなぁ。
夕食はフィッシュフライとコーンコロッケ。
これまた生協の冷凍もの。


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