イチハラヒロコ恋みくじ日記

平成22年 寅年 (2010年)

イチハラヒロコ恋みくじ





12月7日(水)曇り
日計簿を見ると、昨日沢山の人が恋みくじを引きにている。
何故だろうと、禰宜に聞くと、近くにある阪南大学の学生さんが引きに来たと言うことである。
今、阪南大学の学生が松原開運六社参りに関わってくれて、参拝マップなどを制作してくれたいる。
有り難いことである。
また今日から受付前の石畳の拡張工事を行って居るために、みくじを引きに来た人は拝殿の中に入っていただいた。
本当に今日は足下が悪くってゴメンなさい。
その恋みくじを引きに来た人に、イチハラヒロコのカレンダーを予約していた京都の女性が居た。
話しているに「あなたの仕事は何?」聞くと「マッサージ」とのこと。
色々話したが、素晴らしい感じの良い人でした。
「王子さんが来るんだ。頑張れ!」
外も薄暗くなったので、お宮も閉門にしようかなと思う。
工事が終わりそうにもない。
どうしようかなと思いながら、末社のお供えを下げていると、「つくば」のナンバープレートの車が止まっている。
恋みくじを引きに来たのだろう。
車から二人の女の子が下りて拝殿にいく。
拝殿前を通り過ぎて工事現場のほうに・・・・。
「だめだめ。みくじを引く前に必ずお参りをしなければ」と言うと、あたふたと拝殿前に行ってお参りをした。
「お参りもしないで、みくじを引いてはただ単なる当てモノに他ならないからね。みくじは神様の言葉。だから何処の神社やお寺でも、先にお参りをして引くように」
「それより、何故「つくば」の車なの」ときくと。茨城県の筑波からきて、今から沖縄に行くという。大阪はその途中とか。
行く先々でお友達の家に泊めていただいて旅行。
「学生さん」「社会人です」「会社やめたの」「そう」
色々な人がおみくじを引きに来るが、このような人は初めて。
今の女の子はすごい!
男負けてる。
「帰り際、気をつけて!次は何処に行くの?」「香川」しかし大阪で後しばらく堪能するとか。
若いって良いね。
女一人旅、色々な意味で気をつけて!

10月8日
「イチハラヒロココトバアートカレンダー」2011年版が入荷しました。
630円です。

イチハラヒロココトバアートカレンダー

いつ見ても笑ってしまう。
そうして、その状況が目の前に現れる。まさにコトバアートだ!
六月は必見だね(笑)

9月10日(金)晴
朝早くに宮司に会いたいという可愛い女性が来てるという。
一体どうしたのかと、神社の授与所に行くと何となく見覚えのある女性が立っていた。
「私のこと覚えていますか」「5月5日のフリーマーケットの日に恋みくじ引きに来たもので」と言ったときに思い出した。
「あの時にみくじを引きに来て、司法試験を受けると言っていた人だね」
女性はよく覚えてくれていたと喜ぶと友に「司法試験受かりました。」という。
試験の合格発表を受けわざわざ私に報告に来たそうだ。
本当に嬉しい限りである。
イチハラヒロコにも報告しないとね。
研修生としてのこれからが大切。
頑張って下さい。
因みに5月5日に引いたみくじは「わたしには華がある。」
勉強中はずっと机の前に張り、試験会場まで持ていっていたらしい。
「貴女には華があるのだから、自信を持って頑張りなさい。絶対旨く行くよ。」てな事を言ったのを覚えている。
異性間だけの恋でなく、目的に進むこともある種の恋かも知れない。
Mさん、これからまた悩めば恋みくじ引きにおいで。
話もって思った。
本当に彼女には華があった。

9月9日(木)晴
昨日は台風の余波のおかげで涼しい1日だったように思います。
今日は重陽の節句といっても新暦の重陽ですね。陽の最高位である九の数位が重なることから重なる陽で「重陽」です。
余談だが奇遇か2年前の2008年成羽町美術館のイチハラヒロコ展は9月9日までだったのだ。
最近遠くからみくじを引きに来る方が続いた。
その方方と話していると一つの共通点がある。
地方でのイチハラヒロコさんの展覧会や美術館のミュージアムショップで恋みくじを引きどうしても布忍神社に来たくなった 。
インターネットのサイトで知って布忍神社へ来たくなった。
この様な人達が居ます。
遠くから来ていただくなんて本当に嬉しいですね。
だのに「なんだかしつれいしちゃう。」「どたんばせとぎわ崖っぷち。」
そこで一言つぶやいてしまいます。
私のようなよい女をほっておいたら「なんだかしつれいしちゃう。」よと彼女満面の笑み。
よかったね。速く彼に貴女の存在を気付かせないと!

8月2日(月)晴
2年前に岡山県高梁市の成羽町美術館でイチハラヒロコの展覧会がありました。
布忍神社のイチハラヒロコ恋みくじを引きに来る人達の中で、一組のカップルは成羽町美術館まで車で行きましたが、入館終了ぎりぎりに着いたそうです。
その日はイチハラヒロコのレクチャーがあったそうでイチハラヒロコも居ました。
そうして、イチハラヒロコと共に楽しい時間をすごしたとか。
今日そのカップルがやって来ました。
生後1ヶ月余りの赤ちゃんを抱いて。
「要寧(かなね)」ちゃん。女の子です。
無事に子供を出産しましたので安産の御守りを返しに来ました。
もうすぐ初宮参りに来ますとのこと。
要寧ちゃんのお母さんが一言「わたしこのイチハラヒロコ恋みくじで何度助けられたことか」
横で旦那様も「うんうん」
成羽町美術館の展覧会からもう2年になるんだ。

7月21日(水)晴
昨日、神戸のアート・サポートセンター神戸(ギャラリー島田内)に行ってきました。
『伽羅(きゃら)のしらべ〜能管と琵琶による夏の音の夢〜』 能管/野中久美子、筑前琵琶/川村旭芳
野中久美子さんの能管のオリジナルに「セザンヌ」というのがありましす。
そこに、イチハラヒロコさんの作品「静物」が共演しました。
この作品は布忍神社所蔵で、時折玄関の正面に飾ってあるのを、野中さんが見て使いたいということでお貸ししました。
今回が二回目の出演。
皆様に又違ったところでイチハラヒロコ作品が出会うことになりました。

京都での公演(6月19日)

神戸のアート・サポートセンター神戸(ギャラリー島田内)(7月20日)

7月8日(木)
今日はなんと暑い日なのか。
関東でもだが、大阪でも昨日は河内長野(ローカルな話)においてゲリラ豪雨があって、石川の水位が異常に上がって中州に取り残された子供居たとか。
皆様気をつけて下さい。
久しぶりにイチハラヒロコさんから電話があって長電話。
彼女と会った人は分かると思うが、彼女と話していると時間を忘れてしまう。
癒されると言うのであろうか。
彼女の作品の前に立ったときも、時間を忘れ最後に「ぷっー」と笑ってしますのとよく似ている。
「イチハラヒロコの恋みくじ」は、神社の授与所に置かれているときは宗教行為の一環ではあるが、このみくじは彼女の代表する作品でもある。
だから、各地の美術館のミュ−ジアムショップに置かれていたりもするのである
これは、みくじを引くという行為を借りたイチハラヒロコ作品の掲示なんだと思っていただきたい。
高知県立美術館ミュージアムショップにも置かれることになりました。
ただ今、坂本龍馬ブーム。高知へ行かれた折には高知県立美術館のミュージアムショップでイチハラヒロコ恋みくじを引いて下さい。
坂本龍馬も喜ぶぜよ!!!

7月7日(水)
今日は七夕様
そんなときにまたまた馬鹿な?事を始めた。
まだまだ使いこなせないのが悔しい〜〜〜〜〜〜!
Twitter
どうするのかまだ分からず。
nunosejinjyaで検索、フォローしてください。
教えてください。

3月23日(火)雨時々曇り
ホンマに雨がよく降ります。
21日の黄砂は凄かったです。
お墓のご先祖さん達も驚き桃の木山椒の木でしょうね。
イチハラヒロコさんと旦那様の箭内新一さんから展覧会の案内状のメールが届きました。
皆さん、土曜日又は日曜日は美術館にイチハラヒロコさん居ると思うよ?
布忍神社ツアーで行きますか
芸術の春、到来!

降り掛かる黄砂にも負けず、桜が咲き始めています。
心にさわやかな風が吹き抜ける、そんな展覧会にお出かけください。
京都国立近代美術館のロビーで展示をします。無料。
3/24(水)〜5/16(日)
是非ご高覧くださいませ。 

http://www.momak.go.jp/Japanese/eventCalendar/201003.html(イベントカレンダー)
*休館日変則の場合あり。ご確認くださいませ。

イチハラヒロコ・箭内新一

1月13日(水)曇り時々雪
イチハラヒロコの恋みくじにおいて、若者達が引き意味が分からないというのに「恋をしそんじる。」がある。
「恋」は誰でも分かるが「しそんじる。」の方が分からない。
「しそんじる」を漢字で書くと「仕損じる。又は為損じる。」と書く。
恋をしそんじる。→恋を失敗する。と直訳する。(しそんじるを直訳とは情けない話だが)
先日このみくじを引いた若い子にこのことを言うと「分かった。恋をしそんじて、愛に行くのやな」
まぁなんと前向きな女性だと感心していると、横から彼女の友達が「アホか。彼との愛は終わってるがな」とひとこと。
本当に楽しい会話と思って良いのだろうか。
皆様もう少し本を読んで勉強をしましょう。
「人生をしそんじる」と困ります。

1月8日(火)晴時々曇り
明けましておめでとう御座います。
今年もイチハラヒロコ恋みくじが始まりました。
例年になく寒い元旦でした。
それにめげずにこのみくじを引きに来て下さる老若男女!?!?
結構歳を召されている人も引くのですよ。
恋を忘れたら終わりですと言う70代の女性。
人生はこれからだ!!!と言う60代の男性。
本当に嬉しい限りです。
この1週間余りの間でこのページに載せたい事はいっぱいあるのですが、余りにも急がし事もあり、夜になると一杯飲むと寝てしまっている毎日です。
しかし、今日は初宮参りの赤ちゃん御写真を載せてあげないとと思いパソコンの前に座りました。
そこでみくじのページアップすることになりました。
毎年お正月に兵庫県は三木市から来る可愛く面白い女性二人がいます。(可愛いだけで良かったかな。ゴメン)
彼女らが1年ぶりにイチハラヒロコ恋みくじを引きました。
何も言いません。
下の写真を見て下さい。
二人とも引いたみくじが昨年の正月に来て引いたみくじと全く同じなんです。
この確率は?
数学に強い人教えて下さい。
1年経って引いたみくじが同じなんて!!!!!!それも二人とも同じ人間が同じみくじを引くなんて。
すごいです。
すごいとしか言いようがないですね。
人生変わる人間と変わらない人間っているんですね。
来年お正月が今から楽しみです。
この1年彼女らが素晴らしい年になるように、毎日祈ることにします。
イチハラヒロコ恋みくじ

上が昨年(平成21年)に引いたみくじです。大切に持っていて下さいました。下が今年のみくじ。