単行本(2000年〜2009年)

部隊編成や戦史関係の蔵書のうち、発行年が2000年以降のものをの古い順に並べています。

書名 出版社 著者/訳者 発行年月
ヒトラーと第3帝国 河出書房新社 リチャード・オウヴァリー−著
秀岡尚子-訳
2000年2月 初版発行
ISBN4-309-61185-0 定価 2,200円
The Penguin Historical Atlas of the Third Reich(1996年出版)の翻訳版
「地図で読む世界の歴史シリーズ」の1冊で、ナチスドイツについての各種の地図と統計資料を掲載しています。
ロンメル語録
―諦めなかった将軍
中央公論新社 ジョン・ピムロット−著
岩崎俊夫-訳
2000年4月 初版発行
ISBN4-12-002991-3 定価 3,800円
Rommel in His Own Words(1994年出版)の翻訳版
手紙や報告書からロンメル将軍の実像を描こうとしています。
写真集 バラトン湖の戦い
―ドイツ軍最後の戦車戦1945年1月〜3月
大日本絵画 M・スヴィーリン+O・バラノーフ+M・コロミーエツ+D・ニェドゴノーフ−共著
小松徳仁-訳
2000年4月 初版第1刷
ISBN4-499-22719-4 定価 2,300円
1945年1月から3月の間にバラトン湖周辺で行われたブダペスト救出作戦、春の目覚め作戦の戦場写真集というよりも、ソ連側が撮影した撃破、放棄されたドイツ軍戦車の記録写真集。
ヒトラーの作戦指令書―電撃戦の恐怖 東洋書林 ヒュー・R・トレヴァー=ローパー−著
滝川義人-訳
2000年6月 第1刷
ISBN4-88721-412-X 定価 2,800円
Hitler's War Directives 1939-1945(1964年出版)の翻訳版
「ポーランド侵攻作戦」から最期の「兵士に告ぐ」まで計74件のヒトラーの発した命令を収録しています。訳者のあとがき「ヒトラーの戦いと日本人の体験」ではベルリンを脱出した日本人グループの行動が簡単に紹介されています。
第653重戦車駆逐大隊戦闘記録集 大日本絵画 カールハインツ・ミュンヒ−著
向井祐子-訳
2000年8月 初版第1刷
ISBN4-499-22700-3 定価 6,530円
フェルディナント/エレファントとヤークトティーガーを装備たことで有名な第653重戦車駆逐大隊の記録集です。大隊の前身である第197突撃砲大隊や独立第614重駆逐戦車中隊の戦歴、車輌の塗装とマーキング、編成図などが掲載されており、写真も18tハーフトラックの5重連(!)、ポルシェティーガー(!!)、T34改造対空戦車など珍しい写真がいろいろあります。
プラモデルで見る世界の戦車史 大日本絵画 笹川俊雄−著/土居雅博-監修 2000年10月 初版第1刷
ISBN4-499-22732-1 定価 5,200円
戦車登場以前の装甲車から現用までの戦車の歴史を模型のコレクションでたどります。数的には第2次大戦のドイツ戦車がなんといっても中心ですが、小国のマイナーな車輌や試作車輌もいろいろ取り上げられています。
第2次大戦兵器ブックス(4)
ドイツ装甲師団
並木書房 ケネス・マクセイ−著
加登川幸太郎-訳/大木毅-監修
2000年12月 初版発行
ISBN4-89063-130-5 定価 1,600円
Panzer Division, The Mailed Fist(1968年発行)の翻訳版
その昔サンケイ出版から「第2次大戦シリーズ」の1冊として出版されていたものの再販ですが、当時割愛されていたページの追加や写真の差し替えが行われており、現在の目で見ても古さを感じさせません。
「ハリコフの戦い」戦場写真集
1942~1943年冬
大日本絵画 ジャン・ルスタン−著
岡崎淳子-訳/富岡吉勝-監修
2001年1月 初版第1刷
ISBN4-499-22738-0 定価 4,300円
The Battle of KHARKOV(2000年発行)の翻訳版
375ページの分厚い写真集はお馴染みの写真も多くありますが、なんといってもその多くが連続写真である点に価値があります。その他カラーイラストとハリコフの戦いの解説もあり、戦い全体の推移を知ることができます。
タンクバトル〈1〉 光人社 斎木伸生−著 2001年2月 初版発行
ISBN4-7698-0991-3 定価 2,300円
月刊誌「丸」に連載されたものを単行本化したもので、世界最初の戦車戦である1918年4月のヴィレル・ブレトニューの戦闘から、1941年12月の北アフリカでのシディ・レゼーの戦闘まで20の戦闘が紹介されています。続いて2、3も予定されているようなので楽しみです。
ヒトラー全記録
―20645日の軌跡
柏書房 阿部良男−著 2001年5月 第1刷
ISBN4-7601-2058-0 定価 4,800円
アドルフ・ヒトラーの誕生から56歳で自殺するまでの日付ごとの記録。
ドイツ陸軍戦史 大日本絵画 上田 信−著 2001年7月 初版第1刷
ISBN4-499-22751-8 定価 1,700円
アーマーモデリングに連載されていた「ドイツ陸軍戦史」が書き下ろしも加えてパワーアップして登場しました。ドイツの再軍備からベルリンの戦いまでをイラストで網羅したドイツ陸軍史です。
ラスト・オブ・カンプフグルッペ 大日本絵画 高橋慶史−著 2001年10月 初版第1刷
ISBN4-499-22736-4 定価 3,900円
月刊モデルグラフィックス誌に連載されて一部のマニアの間で大評判となった「ラスト・オブ・カンプフグルッペ」がついに単行本で登場しました。連載時の内容に加えて書き下ろしの部分が大幅に追加されており、ほとんど書き下ろしと変わらない労作です。「続ラスト・オブ・カンプフグルッペ」も発売中!
捕虜
―誰も書かなかった第二次大戦ドイツ人虜囚の末路
学習研究社 バウル・カレル
ギュンター・ベデカー−共著
畔上 司−訳
2001年11月 第1刷
ISBN4-05-401438-0 定価 3,500円
Die Gefangenen(1980年発行)の翻訳版
捕虜となったドイツ軍人の知られざる事実。カナダでの大脱走、各国の捕虜収容所、終戦後の西側連合軍収容所の意外な実態、ドイツ軍に捕まった連合軍捕虜、ロシアの収容所の飢餓などなど今まで知られていなかった事実が満載。
世界の無名戦車 アリアドネ企画 斎木伸生−著 2002年1月 第1刷
ISBN4-384-02675-7 定価 2,200円
マニアにもあまり知られていない世界の無名戦車を紹介した斎木伸生氏の力作です。まず最初に紹介されているのが「オデッサ戦車」ということからも内容のマニアック度がわかろうというものです。
突撃砲兵〈上〉 大日本絵画 フランツ・クロヴスキー
ゴットフリート・トレナウ−共著
高橋慶史−訳
2002年3月 初版第1刷
ISBN4-499-22772-0 定価 3,900円
Sturmartillerie(1977年発行)の翻訳版
歩兵支援兵器として誕生し、ドイツ軍を代表する兵器へと発展した突撃砲と突撃砲兵の誕生からフランス、バルカン戦役、1943年の東部戦線中央軍集団の戦いまで。
スターリンの外人部隊
―独ソの狭間で翻弄された「赤い外国軍」の実像
学研 ペーター・ゴシュトニー−著
守屋 純−訳
2002年3月 初版第1刷
ISBN4-05-401413-5 定価 3,675円
Stalins Fremde Heere(1991年発行)の翻訳版
スターリンの下で戦ったポーランド、チェコスロバキア、フランスなどの外国人部隊についての研究書。戦中・そしてドイツ軍に勝利した後も結局政治的駆け引きの狭間で翻弄されました。
タンクバトル (2) 光人社 斎木伸生−著 2002年4月 初版発行
ISBN4-7698-1046-6 定価 2,300円
「タンクバトル-1」に続き、月刊誌「丸」に連載されたものを単行本化したもので、北アフリカでの戦いが1942年1月から11月まで9話、ロシア戦線が1942年3月から11月までの10話、そして1942年8月のディエップ上陸作戦の合計20話が収録されています。
フィンランドのドイツ戦車隊 大日本絵画 カリ・クーセラ−著
斎木伸生−訳
2002年6月 初版第1刷
ISBN4-499-22771-2 定価 3,400円
バルバロッサ作戦の一環としてフィンランドに派遣されたドイツ戦車隊は、戦車の活動にまつたく不向きな土地で活動することとなり、電撃戦の華々しさとはまったく無縁の戦闘を展開しました。これまでほとんど知られていなかったフィンランド派遣ドイツ戦車部隊の貴重な記録です。
二世部隊物語 グリーンアロー出版社 菊月俊之−著 2002年6月 第1刷
ISBN4-7663-3338-1 定価 1,714円
日系アメリカ人二世により編成された第100大隊と第442連隊戦闘団の記録。有名な割にまとまった資料がないだけに、二世たちが枢軸軍と人種的偏見の両方と戦い、いかに勝利したかを知るための貴重な記録です。
ナチスになったユダヤ人 DHC マイケル・スケルキン−著
小澤静枝−訳
2002年6月 第1刷
ISBN4-88724-281-6 定価 1,800円
ポーランド在住のユダヤ人だった著者の父親は、ユダヤ人狩りを逃れてリトアニアのイスラム教徒になりすまし、外国人労働者としてドイツ本国に潜入。さらにリトアニア人義勇兵として武装SSに志願したものの、召集前に終戦となったと言う驚くべき話です。
ドイツ軍ユニフォーム&個人装備マニュアル グリーンアロー出版社 菊月俊之−著 2002年8月 第1刷
ISBN4-7663-3339-X 定価 2,095円
グラフィック・アクシヨン誌(文林堂)に連載されていたドイツ軍ユニフォームに関する記事を再編集したもの。連載当時にカラー印刷だつたイラストや写真がすべて2色刷りになり、写真そのものの画質も低下している等、史料的な価値が低下しているのが残念。
世界の軍事要塞 アリアドネ企画 斎木伸生−著 2002年9月 第1刷
ISDN4-384-02917-9 定価 2,200円
いろいろな雑誌に掲載されたものに加筆訂正して単行本化されました。エバン・エマール要塞、リェージュ、ドーバー城、カレーなど第2次大戦で激戦地となった、あるいはならなかったヨーロッパ各地の要塞14箇所を紹介しています。
スターリングラード
―運命の攻囲戦 1942‐1943
朝日新聞社 アントニー・ビーヴアー−著
堀 たほ子−訳
2002年10月 第1刷
ISBN4-02-257682-0 定価 3,000円
Stalingrad(1998年発行)の翻訳版
旧ソ連の未公開資料などの新資料による調査をもとに、スターリングラードの戦いを改めて検証する大作です。
突撃砲兵〈下〉 大日本絵画 フランツ・クロヴスキー
ゴットフリート・トレナウ−共著
高橋慶史−訳
2002年12月 初版第1刷
ISBN4-499-22776-3 定価 4,000円
Sturmartillerie(1977年発行)の翻訳版
いよいよ本命(笑)あらゆる戦場で火消しとして引っ張りだこの突撃砲兵の苦闘。1943年の東部戦線南方軍集団の戦闘から、1944年から45年の東部戦線、西部戦線での最後の戦闘まで。
ドイツ兵器名鑑 陸上編
(ミリタリーイラストレイテッド)
コーエー 2003年4月 初版
ISBN4-7758-0063-9 定価 2,600円
第2次大戦中ドイツ軍で使用された小火器、火砲、ロケット・特殊兵器、火炎放射器・爆破兵器をイラストや写真で紹介・解説しています。注目すべき点はいままでほとんど資料のなかった各国からの捕獲兵器が多数紹介されていることで、総計約570種もの火器類が紹介されています。
ノルウェーと第二次世界大戦 東海大学出版会 J.Andenaes,O.Riste,M.Skodvin−著
池上京介佳助−訳
2003年5月 初版1刷
ISBN4-486-01588-6 定価 2,500円
Norway and The Second World war(1966年発行)の翻訳版
ドイツによるノルウェー侵攻までの経緯、占領中の対独協力と抵抗運動、戦後処理まであまり語られることのなかった「ノルウェー」としての第二次世界大戦の研究書。
制服の帝国―アルゲマイネSS写真集 KLAUSE出版部 山下英一郎−著 2003年12月 初版第1刷
ISBN4-7753-0305-8 定価
通信販売のみで販売されたアルゲマイネSSの写真集。SSの制服、各種儀式、大戦勃発後の特別行動隊や高級SS及び警察指導者についての解説もある。
物語 バルト三国の歴史
―エストニア・ラトヴィア・リトアニア
中央公論新社 志摩園子−著 2004年7月 初版
ISBN4-12-101758-7 定価 861円
バルト三国の歴史をわかりやすく解説。エストニア・ラトビア・リトアニアそれぞれの歴史的背景がよくわかる1冊。
ベルリン陥落 1945 白水社 アントニー・ビーヴァー著
川上 洸−訳
2004年8月 初版
ISBN4-560-02600-9 定価 3,800円
最新の研究に基づくベルリンの戦い。ベルリンの戦い事態の記述もさることながら、ドイツ軍の捕虜となった赤軍の兵士は(捕虜収容所からドイツ軍に参加した兵士はもちろん処刑やシベリヤ送りの運命であったが、そうでない兵士も)解放後も「裏切り者」扱いされて収容所送りとなっていたとは驚き。
イタリア・ユダヤ人の風景 岩波書店 河島英昭−著 2004年12月 第1刷
ISBN4-00-022145-0 定価 3,600円
ドイツ軍による占領後の北イタリアでのユダヤ人への迫害、335人が処刑されたフォッセ・アルデアティーネの虐殺とその原因となったラゼッラ街の襲撃、トリエステの強制収容所などいままで詳しく紹介されることのなかった新事実のいろいろ。
ナチス・ドイツの外国人
―強制労働の社会史
現代書館 矢野 久−著 2004年12月 第1版第1刷
ISBN4-7684-6888-8 定価 2,415円
ドイツによる外国人の強制労働(戦時捕虜、民間人、ユダヤ人他)についての研究書。若い労働者は根こそぎ兵隊にとられ、工場や農場で働いているのは外国人と女性ばかり。
続ラスト・オブ・カンプフグルッペ 大日本絵画 高橋慶史−著 2005年4月 初版第一刷
ISBN4-499-22736-4 定価 3,900円
月刊モデルグラフィックス誌に連載されて一部のマニアの間で大評判となった「ラスト・オブ・カンプフグルッペ」の続編がついに単行本で登場しました。連載時の内容に加えて書き下ろしの部分が大幅に追加されており、ほとんど書き下ろしと変わらない労作です。ただし、連載時のSS第38擲弾兵師団「ニーベルンゲン」だけは今回も未掲載。理由は「写真がないから」だとか。恐るべし!
イタリア・パルティザン群像
―ナチスと戦った抵抗者たち
現代書館 岡田全弘−著 2005年5月 第1版第1刷
ISBN4-7684-6893-4 定価 2,200円
ドイツ軍による占領後の北イタリアで展開されたパルチザンの戦い。
詳解 武装SS興亡史
―ヒトラーのエリート護衛部隊の実像 1939‐45
学研 ジョージ・H・スティン−著
吉本貴美子−訳・吉本隆昭−監修
2005年4月 第1刷
ISBN4-05-401318-X 定価 3,150円
THE WAFFEN SS Hitler's Elite Guard at War 1939-1945(1966発行)の翻訳版
1966年発行の古典的名著の完全翻訳版。
ヒトラー 最期の12日間 岩波書店 ヨアヒム・フェスト−著
鈴木 直−訳
2005年6月 第1刷
2005年7月 第4刷
ISBN4-00-001934-1 定価 1,995円
DER UNTERCANG(2002発行)の翻訳版
2004年に映画化されたのでご存知の方も多いかも。ヒトラー最後の12日間に焦点をあてて、ナチス・ドイツの断末魔を記録しています。
タンクバトル〈3〉 光人社 斎木伸生−著 2005年11月 初版
ISBN4-7698-1277-9 定価 2,415円
月刊「丸」に連載された「タンクバトル」の単行本化。今回は1939年12月のソ・フィン戦争での戦いを序章とするフィンランドでの戦いを手始めに、1942年8月のスターリングラードから1943年3月のハリコフの戦いと北アフリカチュニジア失陥まで。
ヒトラー・コード 講談社 H・エーベルレ/M・ウール−編
高木 玲−訳
2006年1月 第1刷
2006年4月 第4刷
ISBN4-06-213266-4 定価 3,465円
Das Buch Hitler(2005年発行)の翻訳版
ソ連崩壊で世に出たNKVDにより製作されスターリンだけに報告された「ヒトラーについての調査報告書」。邦訳名は明らかに「ダビンチコード」のあやかりだが、内容は超一級品。巻末の人物名鑑も貴重。
ミリタリー選書-13 イタリア軍入門 1939〜1945 イカロス出版 吉川和篤、山野治夫−著 2006年2月 初版
ISBN4-87149-788-7 定価 1,700円
今やイタリア軍の第一人者と言える吉川氏渾身の一冊。「第二次大戦までのイタリア軍の歩み」「イタリア軍の戦歴」「イタリア軍の兵器と装備」「イタリア軍の編成と軍装」の序章+3章からなり、イタリア軍のことがよくわかるベテランから入門者までおすすめ!
第三帝国の要塞 大日本絵画 J・E・カウフマン&H・W・カウフマン−著
平田光夫−訳
2006年8月 初版
ISBN4-499-22913-8 定価 4.515円
Fortress Third Reich(2003発行)の翻訳版
普仏戦争後の黎明期から第2次大戦の終了までのドイツの各種防衛施設、要塞を研究・解説した大著。
ドイツ戦車 戦場写真集 光人社 広田厚司−著 2006年10月 初版
ISBN4-7698-1322-8 定価 1,845円
ドイツ戦車の戦いを戦場別にまとめた写真集。その他に「ドイツの対戦車砲」「戦場の連合軍戦車」「装甲師団のマーキング」の項目も。「未発表・厳選フォトで」とうたっているが、お馴染みの写真も多い。
ナチ・ドイツ軍装読本―SS・警察・ナチ党の組織と制服 彩流社 山下英一郎−著 2006年11月
ISBN4-7791-1212-5 定価 2,415円
軍装といってもこの本で扱っているのはSS・警察・ナチス党の組織とそれぞれの制服であり、武装SSの野戦用軍装ではないのでそちらの方面が趣味の方にはまったく不向き。特別行動隊と警察部隊についての貴重な情報が含まれます。
ヘルマン・ゲーリング戦車師団史〈上〉 大日本絵画 フランツ・クロヴィスキ−著
高橋慶史−訳
2007年5月 初版
ISBN978-4-499-22925-8 定価 4,095円
VON DER POLIZEIGRUPPEz.b.V"WECKE”ZUM FALLSCHIRMPANZERCORPS"HERMANN GORING”(1994年発行)の翻訳版。警察部隊「ヴェッケ」から始まり降下戦車軍団「ヘルマンゲーリング」として最後を向かえるまでの世にも珍しい「空軍戦車師団」全史。創設からシシリー島の戦いまで。
ヘルマン・ゲーリング戦車師団史 下 大日本絵画 フランツ・クロヴィスキ−著
高橋慶史−訳
2007年8月 初版
ISBN978-4-499-22926-5 定価 4,305円
VON DER POLIZEIGRUPPEz.b.V”WECKE”ZUM FALLSCHIRMPANZERCORPS”HERMANN GORING”(1994年発行)の翻訳版。警察部隊「ヴェッケ」から始まり降下戦車軍団「ヘルマンゲーリング」として最後を向かえるまでの世にも珍しい「空軍戦車師団」全史。イタリア半島での防衛戦から最後の戦いまで。
ミリタリー選書-23 フィンランド軍入門 イカロス出版 斎木伸生−著 2007年8月 初版
ISBN978-4-87149-983-5 定価 2,800円
極端に資料の少ないフィンランド軍について第一人者である斎木伸生氏による渾身の一冊。いやはやもう「凄い」の一言!。冬戦争からラップランド戦争まで陸・海・空の戦歴と装備を網羅しています。ベテランから入門者までおすすめ!
チェルカッシィ包囲突破戦〈上〉
―東部戦線、極寒の悪夢
大日本絵画 ダグラス・E・ナシュ−著
斎木伸生−訳
2007年10月 初版第一刷
ISBN978-4-499-22948-7 定価 5,040円
Hell's Gate(2005年発行)の翻訳版
ドイツ軍の敗色濃い1944年1月、ドニエプル河のチェルカッシイ地区(包囲陣の中心はコルスンであったが)で包囲された約60,000名のドイツ軍兵士による包囲突破戦と救援作戦の全容。上巻は全体状況と包囲の完成〜最初の救援作戦まで。
ドイツ列車砲&装甲列車戦場写真集 光人社 広田厚司−著 2007年12月 初版
ISBN978-4-7698-1372-9 定価 1,845円
人気(?)のドイツ列車砲と珍しい装甲列車の写真集。装甲列車の写真集や解説は貴重でこれだけでも買いの1冊!
チェルカッシィ包囲突破戦〈下〉
―東部戦線、極寒の悪夢
大日本絵画 ダグラス・E・ナシュ−著
斎木伸生−訳
2008年1月 初版一刷
ISBN978-4-499-22949-4 定価 5,040円
Hell's Gate(2005年発行)の翻訳版
ドイツ軍の敗色濃い1944年1月、ドニエプル河のチェルカッシイ地区(包囲陣の中心はコルスンであったが)で包囲された約60,000名のドイツ軍兵士による包囲突破戦と救援作戦の全容。再度の救援作戦と自力による最後の突破。
フランス・レジスタンス史 白水社 J=F・ミュラシオル−著
福本直之−訳
2008年7月 初版
ISBN978-4-560-50925-8 定価 1,102円
Histoire de la resistance en France(1993年発行)の翻訳版。
抵抗運動の代名詞となっている割にその実態はほとんど知られていないドイツ占領下のフランスレジスタンス史。
タンクバトル〈4〉 光人社 斎木伸生−著 2008年9月 初版
ISBN978-4-7698-1406-1 定価 2,415円
月刊「丸」に連載された「タンクバトル」の単行本化です。今回は1943年1月のコーカサスからの撤退戦に始まり、クルスクの戦いを経て1943年末までの東部戦線での後退戦です。東部戦線における戦車戦のクライマックスとも言える時期をカバーしています。
第2次大戦イタリア陸軍装備ファイル
(改訂版)
ガリレオ出版 斎木伸生−著 2008年9月 初版
ISBN978-4-903764-01-6 定価 3,360円
「軍用車両」「装甲部隊史」「火砲」「小火器」「ユニフォーム」の5部構成でグランドパワー掲載記事をまとめたもの。資料の少ないイタリア軍のことが手軽にわかる貴重な1冊。入門者にもベテランにも好適。
ミリタリー選書-28 フランス軍入門 イカロス出版 田村尚也−著 2008年10月 初版
ISBN978-4-86320-112-5 定価 2,000円
第2次大戦ではあっさり降伏してイタリア軍と並んで「ヘタレ」の評判が高い(?)フランス軍ですが、その実態を知る資料は意外とありません。フランス軍のことがよくわかるベテランから入門者までおすすめ!
ミリタリー選書-29 第二次大戦の特殊作戦 イカロス出版 白石 光−著 2008年12月 初版
ISBN978-4-86320-138-5 定価 1,700円
「ミリタリー・クラシックス」誌に連載された記事に2話を書き下ろしで追加して単行本化。第二次大戦で実施された特殊作戦から17話が紹介されていますが、特殊作戦に関してはやはりイギリス軍に一日の長があったようです。
シュトラハヴィッツ機甲戦闘団―“泥まみれの虎”の戦場写真集 大日本絵画 マイケル・H・プレット−著
平田光夫−訳
2009年1月 初版
ISBN978-4-903764-01-6 定価 3,465円
Panzerkampfgruppe Strachwitz(2008年発行)の翻訳版
「泥まみれの虎」でお馴染みのエストニア・ナルヴァ河戦線の防衛戦での「シュトラハヴィッツ」戦闘団の大変珍しい写真集。大判の連続写真が素晴らしい!
ヒトラーのスパイたち 原書房 クリステル・ヨルゲンセン−著
大槻敦子−訳
2009年3月 第1刷
ISBN978-4-562-04239-5 定価 2,940円
Hitler's Espionage Machine:German intelligence agencies and operations durig World War II(2004年発行)の翻訳版
ドイツ国防軍情報部(Abwehr)の前身であるプロイセン時代の保安情報局(ND)に始まり、第2次大戦までの有名・無名のさまざまな情報機関、特殊作戦、スパイを紹介しています。それにしてもナチス・ドイツの情報機関は国防軍情報部と親衛隊保安情報部はもとより各機関は協力ではなく手柄を争って敵対しており、情報の共有などはまったく問題になりませんでした。
カンプフ・オブ・ヴァッフェンSS〈1〉 大日本絵画 高橋慶史−著 2009年5月 初版
ISBN978-4-499-22976-0 定価 3,675円
月刊モデルグラフィックス連載の「SS最貧師団列伝」に大幅に加筆、修正してスタートした新シリーズ第一弾。掲載部隊は1)第1SS戦車師団「ライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー」、2)第2SS戦車師団「ダス・ライヒ」、3)第8SS騎兵師団「フロリアン・ガイアー」、4)第22SS義勇騎兵師団「マリア・テレジア」、5)第37SS義勇騎兵師団の5個師団。

2013.5.4現在



泡沫戦史研究所http://www.eonet.ne.jp/~noricks/